梅岡サチ/元フリーペーパー記者&Webライター

フリーペーパー記者として文書作成やコラム執筆、イベント情報告知や校正などを行っていまし…

梅岡サチ/元フリーペーパー記者&Webライター

フリーペーパー記者として文書作成やコラム執筆、イベント情報告知や校正などを行っていました。4年間勤務し、退職。副業として続けていたWebライター歴5年以上。恋愛、買取サイトコラム、占い、スキンケア、人間関係、転職、メンタル、求人など、実績1000本以上。

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最近の記事

    • お母さん、どうして私を嫌うの?

      お母さん、どうして私がそんなに嫌いなの? お母さんの言うことは何でも聞いてるのに… 怒られるようなこと何にもしてないのに… それどころか、お母さんに好かれたくてこんなに頑張ってるのに… 「あんたは優しくない」 「あんたはお母さんの気持ち何もわかってくれない」 「〇〇ちゃんはあんなに良い子なのに…」 お母さんは、どうして私の夢ややりたいことを阻止するの? どうして私の好きなものを全部否定するの? 私が思い通りにならなかいと、何時間も何時間も怒鳴り続けないと気が

      • お母さんは弟の方が可愛いんだ…

        弟の居るお姉ちゃんあるある自分が母になり思うこと今なら分かるよ? 上の子が我慢してくれたら、親は楽ですもの。 でも、我慢させっぱなしのお釣りは絶対いつかやってくる。 「弟の方をひいきしちゃってる」と自覚してるお母さんは忘れないでほしい。 我慢させられた側、兄弟の片方にだけ愛情が注がれて取り残された側は、心の中に、行き場のない負の感情を蓄積させていくんです。 やがてそれが「不登校」や「心の病」というかたちで表面に現れた時、自分がしてきたことも忘れて子どもを責めないであげて

        • 【書評】小説 ロボジー

          家電メーカーのダメ社員3人は社長の命令で二足歩行型ロボットの開発を命じられたが、博覧会直前に大破させてしまう。 その場しのぎで体型の合う老人をだまして中に入れて披露すると、なんと意外な大絶賛! ところがこのジイさん、只者ではなくて……!?(Amazonより引用)  ジジイの大暴走に大爆笑ロボジー=ロボ爺ってところだろうか? 気まぐれでトラブルメーカーの社長もさることながら、暴走するジジイに振り回される男三人が個性豊かで最高過ぎる! 不器用すぎて人付き合いのヘタな老人か

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        • 【書評】読書日記
          1本
        • フリーペーパー記者裏話
          13本

        記事

          父と子を繋いだ日

          ある日、編集部に来客が。 薄汚れた作業服を着た30代くらいと思しき男性は、どうやら仕事前に編集部へ立ち寄ったようだ。 (男性) 「すみません、おたくで出しているフリーペーパーの前の号で、小学校のサッカー大会の記事があったと思うんですが、 まだ余っていたら一部いただけませんか?うちの子どもが出てるみたいなので…」 よくあることなので、該当の記事を手渡すと (男性) 「へぇ~!チームで優勝したのか!アイツ頑張ってんなぁ…」 とつぶやいた。 その姿はどこか寂し気で… で

          校正の意味…

          こんにちは。現役フリーペーパー記者の梅岡サチです。 編集部では、記者が書いた原稿を校正(きれいな文章に直す)するのも仕事の一つです。 主に見るのは ・誤字・脱字の修正 ・広告の場合、クライアント様(店や業者)の住所や電話番号が間違っていないか ・日本語としておかしくないか なんですけども…。以前、私が編集長の書いた文章を直したところ、本人には相当なこだわりがあったらしく、めっちゃ怒られたんですよ。 それ以来、編集長が書いた文章を直した時は「ここを直していいですか

          悪質クライアント

          と言っても、市役所の職員なんですが…。 こんにちは。現役フリーペーパー記者&Webライターの梅岡サチです。 市役所から依頼された記事原稿なんですが、仮のサンプルを先方に送ったところ、まっかっかに訂正されてほぼ全文書き直されて返ってきましたね(-_-;)。 大抵の場合はちょこっと訂正があるだけで「あとはOK」という流れになるんですが、今回はこだわりの強い非常に面倒なクライアントでした。 しかも、自分の嫌いな街をインタビュー時からディスりまくってたという要注意人物ぶり。

          無料掲載枠と有料広告

          こんにちは。現役フリーペーパー記者兼Webライターの、梅岡サチです。 私は誌面でイベント情報コーナーを担当しているのですが、イベントの告知そのものは規定さえ守れば基本的に無料掲載なんですね。 こちらは「あなたのイベントを無料で紹介しますよ」という姿勢なのに対し、「ありがとうございます!ぜひお願いします」と 気持ち良くやり取りができる人がほとんどなのですが…。 久しぶりに来たんですよ、めんどくさいお客様が(-_-;) 客「我々はこういう団体で、こういう活動をしています

          ネタの取り合い

          こんにちは。現役フリーペーパー記者&Webライターの梅岡サチです。 私が主に担当しているのが地元フリーペーパーのイベント情報欄なのですが、常に困っているのがネタ探しです。 このご時世で各イベントも自粛気味な中、決められた件数分のネタは毎回集めないといけないですからね。 せっかく集めたネタでさえ「イベントとして弱い」「商業目的だからダメ」「広告として掲載するからイベント情報欄に載せなくていい」なんてダメだし食らうわけだから、 見つけた中のいくつかはボツになってしまうわけ

          スパイ出現!

          こんにちは。現役フリーペーパー記者兼Webライターの、梅岡サチです。 私は地元密着型の情報誌を作っていて、市内には競合のフリーペーパー編集会社A、Bが居ます。 ライバルに引けを取らないよう、日々有益な情報をお届けできるよう、頑張っています。 ところで、たまに外部からの電話で「求人広告をお願いしたい」「店のチラシを作りたいが、費用はいくらかかるか?」という問い合わせが来るんですね。 で、つい最近も 「求人広告をおたくに掲載する場合、一番安いのはいくらか?」という電話が

          老舗が看板を下ろす時

          こんにちは。現役フリーペーパー記者兼Webライターの梅岡サチです。 私は地域密着型の生活情報誌に携わってるんですが、田舎の地方が対象なんですね。 商店街はあるけど、ハッキリ言ってシャッター街。島しょ部は過疎化が深刻で、空き家率は高くなる一方…。 「地域協力隊」なる団体が 頑張って地方創生のために頑張ってはいるけど、実はそんなの絶望的で 「現状維持」で精一杯なことも、この仕事をしていてよく分かります。そんな街に店がオープンし、「祝開店コーナー」を編集する時は 「1年

          著作権が細かい話

          こんにちは。現役フリーペーパー記者兼Webライターの梅岡サチです。 私たちは地域の商業施設で開催される「イベント情報」を誌面に掲載します。illustrationやらPhotoshopを使って作るものばかりではなく、 画像に公式キャラクターを使う時が非常に細かい神経使う作業なんですね。 例えば以前、ショッピングモールで某顔がアンパンで出来ているキャラクターのショーがあった時の話。 ショッピングモールから「公式の画像のこちらを使ってください」と、そのキャラクターの画像デ

          「たかが絵本を紹介するぐらいで…」ではない!

          こんにちは。現役フリーペーパー記者兼Webライターの梅岡サチです。 うちは毎月の誌面の他に、親子向けの冊子を季節ごとに発行してます。 で、私が担当しているのは『絵本コーナー』。 図書館司書さんにご協力頂き、親子の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介して頂くんですが、これがなかなか大変。 司書さんに簡単なあらすじや見どころの紹介文をかいてもらって、絵本のページを開いて持ってもらったところを写真に撮って掲載する… これで終わればいいんですよ。 でも、絵本1冊こうして無料で紹

          「たかが絵本を紹介するぐらいで…」ではない!

          イベント情報記事ダメだし攻撃

          こんにちは。現役フリーぺーパー記者&Webライターの梅岡サチです。 私が主に担当しているのは、地域のイベント情報記事です。 主に、フリーペーパー誌面での「イベント情報コーナー」で、地域のイベントを無料掲載というかたちで紹介する告知板みたいな感じですね。 ネットや地域の広報を見てイベントを探し(お客様から依頼がくることもあるけど)、主催者に電話をかけて無料掲載の許可を頂き、 写真付きで紹介するところは画像データももらうなど、けっこう大変です。昔は集めなきゃいけない件数も

          「カタカナに直せ」VS「ローマ字で!」

          こんにちは。現役フリーペーパー記者の梅岡です。 私は、フリーペーパーの「イベント情報コーナー」を担当しておりまして、地域のイベントを告知する文章を書いてます。 「イベント情報コーナー」は無料掲載なので、イベント主催者にとっては無料で紹介してもらえてラッキーなわけですよ。 しかし困ったことにですね…編集長の言いつけで、アルファベットのイベント名はカタカナに直さなきゃいけないんです。 例えば、 「Color Show2022」なら「カラーショー2022」 「OIKUR

          「カタカナに直せ」VS「ローマ字で!」

          新卒2人に文章を書かせた結果

          こんにちは。現役フリーペーパー記者の梅岡サチです。 前回、パン屋さんの特集がございまして 営業担当の新卒2人(ともに20代男女)に、担当先の文章を書かせてみたんですよ。 ともに、文章を書く仕事は未経験。 すっごく面白いことになりました(笑) まず、食パン専門店を担当したA君の文章いきますよ。 「県内初の食パン専門店!無添加で作るのが自慢です!大人気ですぐ売り切れるので、予約必須!」 お〜…。 A君!一つ聞かせてくれ! 君の文章には、なぜ「!」が多いんだ! 文章が