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老舗が看板を下ろす時

こんにちは。現役フリーペーパー記者兼Webライターの梅岡サチです。

私は地域密着型の生活情報誌に携わってるんですが、田舎の地方が対象なんですね。

商店街はあるけど、ハッキリ言ってシャッター街。島しょ部は過疎化が深刻で、空き家率は高くなる一方…。

「地域協力隊」なる団体が

頑張って地方創生のために頑張ってはいるけど、実はそんなの絶望的で

「現状維持」で精一杯なことも、この仕事をしていてよく分かります。そんな街に店がオープンし、「祝開店コーナー」を編集する時は

「1年でも長く頑張って欲しい!」と思いを込めて記事を書きます。ここ数年間、せっかくオープンしたのに、いつの間にか撤退していた店をたくさんみてきましたから。

そして何より寂しいのが、何十年…いや100年以上もの長い歴史がある老舗が、看板を下ろすという記事。

寂れゆく街。

客足も遠のき、経営が困難になっての閉店は良くある話だけど、

お店自体は黒字なのに、高齢の店主に変わる後継者が居ないことで、店を畳まざるを得なかった店舗もありました。

ほんの一週間前に「パン特集」でご協力いただいた老舗のパン屋さんに改めて御礼を言おうと店に行ったら、閉ざされたシャッターに閉店の知らせが貼られていた時は

さすがに言葉を失いましたね。

このご時世だから仕方ないにしろ、これまでやりとりがあって親しくしていたお客様のお店が幕を閉じることを

記事にするのは本当につらいものがあります。

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