うめたろう

小3娘、3歳息子、そして妻との日々の出来事を書いています。

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小3娘、3歳息子、そして妻との日々の出来事を書いています。

最近の記事

課金妻

3歳の息子を連れて娘をスイミングに送って行った。 更衣室の前で娘とお別れをして、娘のスイミングを見学しようとガラスの前に立つ。すると息子が「帰る」と言って突然走り出した。 急いで捕まえて説得するもまったく聞く耳をもたない。アンパンマンのパックのジュースが飲みたいと言うので、しかたなくジュースを買い与えるとやっと大人しくなった。 着替えが終わり娘がプールに出てきた。すると、あっという間にジュースを飲み干した息子が「帰る」と言って駆け出して行った。待て待て待て、ここからだから

    • あと3センチ

      息子の幼稚園の入園式があった。息子は満3歳で入園しているが、入園式が正式に行われるのは年少の春になる。 幼稚園に向かっているとき、子どもが真ん中でお父さんお母さんに両側から手を繋がれ歩いている家族が前にいてホッコリした。 わが子はというと泣きながら妻に抱っこされての登園となった。半年前から通ってるのに今日が初めてですみたいなリアクションやめろ。 入園式が始まった。せっかくの入園式だっていうのに僕には今日のっぴきならない事情がある。 実は入園式の日と会社の健康診断の日がバ

      • ディズニーランドの夜

        ディズニーランドに行ってきた。エレクトリカルパレードは相変わらず綺麗だった。子どもの頃、ディズニーランドに何度か連れて行ってもらったが、その中でもエレクトリカルパレードはけっこう記憶に残っている。娘の記憶にもこの光景が少しでも残っているといいなと思った。 今回、夜のジャングルクルーズに初めて乗ったが、夜のジャングルというのもなかなか雰囲気があり良かった。それと船を操作していたキャストのテンションが高すぎずちょうどいい感じで心地良かった。妻に「年をとってきたからかテンションが

        • タイムマシンがあったなら

          春休みに東京ディズニーランドに行く。1週間くらい前に妻が図書館から最新版のガイドブックを借りてきて読んでいたのだが、今日追加でもう1冊借りてきていた。妻、めちゃくちゃ楽しみにしている。 最近の話題はもっぱらディズニーで、楽しそうに話している妻を見ているとそれだけですでにけっこう元を取った感がある。娘はというとネットでみたディズニーランドに関する都市伝説なんかを教えてくれる。斜め上の楽しみ方すんな。 娘はガイドブックに載ってるグッズを見ながらあれも欲しいこれも欲しいと貯金箱と

          少年漫画の主人公のように

          最近アニメの「ハイキュー!!」にハマってひたすら観ている。主人公は身長が低い高1の男の子。バレー選手って背が高い人ばかりなので普通に考えたら小さい選手のスパイクなんて簡単にブロックされてしまう。だけど、主人公の子は素早い動きでセッター(トスをあげる人)のめちゃくちゃ速いトスに合わせられるのでブロックを置き去りにしてスパイクをバンバン決めていく。スパイクがバチンと決まった瞬間はとても気持ちが熱くなるし他の登場人物も魅力的でグッとくるシーンがたくさんある。 子どもたちが起きてい

          少年漫画の主人公のように

          春を待っている

          冬休み明けから娘が学校を休む頻度がぐんと増えた。なんなら初日も休んだし2日目も遅刻して行った。 元々登校渋りのある娘だけど最近の様子を先生も心配してくれて、話を聞いてくれる時間を作ってもらえることになった。 話し合いは妻と娘で参加した。妻によると娘が不安だとか不満をバァーっと喋り続けていたらしい。 リビングのテーブルに小さなメモ用紙が何枚か置かれていた。手にとってみるとそれは先生に話すことを娘が書いた台本だった。 「こんにちは。ふあんがあります。きいてください」から始まる

          春を待っている

          20分 10,000円

          3歳の息子は、クリスマスが終わってからもジングルベルを歌い続けていた。 初めは微笑ましく見ていたけれど何日かして気づいた。 これ幼稚園が休みで新曲がインプットされてないだけだ。 それから息子の前で「もーいーくつねーるとー」と歌ってみたけれど結局お正月になってもわが家はジングルベルが鳴り響いていた。 お正月といえば、困ったことがもうひとつ。 なんと娘がお年玉を親に渡さなくなってしまった。今までは何の疑問も持たずに渡してくれていたというのに。ついに気づいてしまったか。 元旦に

          20分 10,000円

          笑顔の島

          「クリスマスを1日早めようと思うの」 12月23日、妻から突然言われた。 25日から子ども達を連れて妻が実家に帰るので25日の朝にプレゼントを渡すと遊ぶ時間がなくなってしまうかららしい。 僕の方も25日は仕事で、子ども達がプレゼントを見つけて喜ぶ瞬間に立ち合えないと思っていたので妻の計画にのった。 23日の夜にチキンを食べ、ケーキも食べてクリスマスムードを盛り上げる。すると娘と息子がクリスマスソングを歌いながら踊り出した。しめしめ。 最終的に娘からの「今日、サンタさん来る

          年末に蟹を喰らう

          2学期が終わった。登校しぶりがある娘は、9月中旬くらいから毎朝妻と登校している。休みたいとは言うけど妻が一緒ならとりあえず学校には行けている。 「3年生になったら1人で行ける」が「中学生になったら1人で行ける」になり、最近では「大学生になってもママと一緒に行く」と言い張っている。 さすがにそれはないと思うけど、もし娘が進学で地元を離れることになった場合に可能なら妻も付いて行って娘と一緒に暮らすというのもアリかもしれない。娘の自立は遠のくけれど。そしてそのまま娘が地元を離れるよ

          年末に蟹を喰らう

          来年の抱負

          深夜3時に目が覚めた。 「知らない天井だ。」 嘘。知ってる天井。だってここはわが家のリビングだから。隣には寝ている娘。 なんでリビングで寝てるかって?娘がインフルエンザになったからです。 金曜日、発熱と咳で学校を休んだら夕方先生から電話がかかってきた。インフルエンザで休んだ生徒が多くて学級閉鎖寸前の状況らしい。 次の日、病院に行った。待合室で娘はグッタリしていた。娘の症状とクラスの状況を話すと、状況的にインフルエンザだろうから検査をしなくてもインフルエンザの診断を出すけ

          来年の抱負

          歌ってよ息子

          満3歳で幼稚園に入園した息子の、初めての発表会があった。 前日が本番と同じ会場でのリハーサルだったんだけど、どうだったか聞いてみたら「おべんとうたべた。」と。 うん、うん、普段は園の給食だから違う所で食べるお弁当って嬉しいよね。ママの卵焼き、甘くておいしいもんね。ところでリハーサルは? 先生によると「ウロウロはしてたけど、泣いてはいなかった」とのこと。ウロチョロしてないでジッとしててくれ。 本番当日は平日だったので、僕と妻で参加した。来れなかった娘のために動画を撮っておこ

          歌ってよ息子

          クリスマスプレゼント

          今年の娘の誕生日にNintendo Switchを買った。 娘はポケモンのアニメが好きなのでソフトはポケモン一択だろうと思ったらマインクラフトを選んだ(おそらくYouTubeの影響)。 娘がポケモンを買ったら僕もやろうと思っていたのですっかり当てが外れた。しょうがないのでポケモンは自分で買った。 ポケモンは、初代を中2の頃にやっていた。その頃と比べると映像なんかもめちゃくちゃ綺麗だし、まるで自分がポケモンの世界に入り込んで冒険しているような気分になる。 Switchはテレビ

          クリスマスプレゼント

          たまには2人きりで

          今日は娘の運動会だった。 娘の頑張りをハートフルに描写しようかと思ったけど、それは本題じゃないのでばっさりカットする。普段あれだけ子育ての記事を書いてるっていうのに。 今日は、妻と2人でご飯を食べに行ってきた。娘が産まれて以降2人だけでご飯を食べに行く機会なんてなかったので8年ぶりとか。 9月に息子が幼稚園に通い始めてから、これ会社を休めば妻とご飯に行けるじゃんと思いつつ、そのために会社を休むのもなと思って実現できないでいた。 機会を窺っているうちに娘の運動会の日が近づい

          たまには2人きりで

          さんすうこわい

          まんじゅうこわいみたいに言うんじゃないよ。 でも、人間誰しも怖いものってあると思うんですよね。例えば蜘蛛が怖いだとか蛇が怖いとか。 じゃあ、僕は何が怖いかっていうと数字の7がとにかく怖いんですよね。 あの死神の鎌のような形。見ると脳天をカチ割られるんじゃないかと思って震えが止まらなくなるんです。 って、そんなわけあるか。くだらないこと書いてないで、そろそろ本題にはいる。 最近ついに娘の学校で九九が始まった。小2のハイライトといえばやっぱり九九でしょう。 九九がめちゃ

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          おおきな穴はふさぎましょう 落ちないように

          「大きな穴に落ちちゃったらどうしようって思って不安なんだよ」 登校渋り気味の娘に理由を聞いたときに返ってきた言葉だ。 そんな落っこちそうなほど大きな穴が通学路に開いているとはとうてい思えないので、きっと何かの比喩なんだと思う。 大きな穴に落ちる=失敗することなのかなと推測した。 苦手なことが少しでも減れば学校生活ももっと前向きになれるんじゃないかと思って応募しておいた、市が主催する体育が苦手な子向けの体育教室がこの前あったので参加してきた。 まずは大縄跳び(8の字跳び)

          おおきな穴はふさぎましょう 落ちないように

          結婚とハンバーガー

          娘の登校渋りが続いている。 少しでも気分転換になればと、妻のお姉さんにお願いして、お義姉さんの子ども達と一緒に公園で遊んだ。 その後は、マックでハッピーセットを買ってきて妻の実家でみんなで食べた。ハッピーセットのオモチャがリカちゃんだったので、ご飯のあとさっそく子ども達は遊び始めた。 しばらくすると妻のお父さんがやってきて、たぶん驚くと思うんだけど、と前置きして妻に話し始めた。 「実は、お兄ちゃんが結婚することになったんだよ」 ええええ。 「しかも、今からお嫁さん連れ

          結婚とハンバーガー