発達障害のためのノートの取り方!苦手な理由を知って体得!
こんにちは!杉間馬男です🐴
今日のテーマはノート📖
学生なら授業中に必ずノートを取りますね。
実は、勉強ができるかどうか以前にノートを取ることだけでも得意/苦手が分かれてしまうぐらい奥が深い(?)ことなんです✍
試しに『ノートの取り方』のたぐいでググってみると、”東大生のノートの取り方の秘訣”のような情報がたくさん出てきます😳
それぐらいノートを取ることに関して悩んでいたりもっと良くしたいという欲求があったりするんですが、こと発達障がい者の場合苦手な人が多いそうです。
まして発達障がい者(ADHDやアスペルガー)は生まれ持った特性が邪魔をして、苦手さにさらに磨きがかかっているのだと思っています💦
かくいう私(アスペルガー持ち)も、先生が喋ったことを全部まとめようとして間に合わなかったり、重要なことに限って聞き漏らしたり…
当時の私と同じような悩みを持った人も少なくないかも知れません。
そんな方のお悩みが解決できればなと思い、この記事では実際に私がやっていた方法を紹介します💁
これから紹介する方法で、私は”自分の将来に役立つノート”の取り方を体得できました👍
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🔷 そもそも、なぜ発達障害者はノートを取るのが苦手なのか?
最初に、我々発達障がい者がなぜノートを取ることに苦手意識を持った人が多いのか❓
その3つの理由を掘り下げてみようと思います。
理由を知って対処したほうが効果は倍増するので、このまま読み進めてみてください😊
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◼️一語一句全部取ろうとして間に合わない
冒頭でも紹介したとおり、これは私が実際に陥っていたワナでした。
✅ 先生の言ったことは全て重要
✅ ノートが取れてなくて、期末のノート提出の時にノート点が悪くなる
など、色んな考えが入り交じって『ノートは完璧に取るべき』という思い込みに繋がったのでした。
小中学校なら先生が黒板に書いたことをそのまま書き写すのがルールみたいなものだったので、みな同じ分量だけ書きます。
単純に同じ内容を書き写すだけの作業ならむしろ得意だったので、さほど苦にはなりませんでした👌
しかし、高校や大学にまで進むとそういう授業の進め方ではなくなります。
高校以降での板書は、必要最低限であとは口頭で話すのが中心なので、先生が話したことをすべてノートに書いていたら当然間に合いません。
そりゃあ、書くより話すスピードのほうが格段に速いので当たり前ですよね💦
私の場合、特に高校生の時のクラスメートと先生とのやり取りが印象に残っていて、その先生は大学の授業のような感じで板書が適当だったのです。
生徒:『先生!その○○の続きは何ですか?』
先生:『さっき私が話しただろ。自分のノートなんだから続きは自分で聞いて書きなさい。』
私が通っていた高校ではその先生以外は基本的に板書はキッチリやってくれて、我々生徒たちもそれを素直に書き写すだけで済んでいました。
なので、我々にとってはそういうスタイルが当たり前だったので、その先生が言ったことは衝撃的だったんです😱
その時はじめて、ノートを取ることは本来大変なことなんだと知りました💧
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◼️話を聞きながら書く同時動作ができない
発達障害、特にアスペルガーの特徴として、
📌同時に複数のことができない
というものがあります。
私なんかは典型的にそのタイプであり、必死でノートを取っているときに説明されるとほとんど耳に入ってきません😢
高校までは先生が板書したことをノートに書き写し、テスト前はそれを見て勉強すればある程度結果を出せたのですが、高専へ進学以降はそういうスタイルではなく、先生が話したことを上手く取捨選択しながらノートを取っていく必要がありました。
先生が話したことを全部書き留めようとしていた私にとっては、話を聞きながら書くという”荒業”を強いられたのです😥
この後に説明するポイントに気づくまでは毎時間必死で食らいついて、放課後はヘトヘトでした😩
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◼️後から読めないぐらい乱筆
私はどちらかといえばノートは割ときれいにまとめられるほうだと思っていますが、キチンと清書したつもりでも見るに堪えない有様になっている😱、という人がいます。
そしてこの特徴は、ADHD持ちの人に多いと言われています。
ADHDの代表的な特徴として、”片付けができない”というものがありますが、その特徴とよく似たものです。
周囲から見れば、適当に走り書きしたように見えてしまうのですが、本人はいたって真面目に清書したつもりで書いているのです。
そして、先生や同級生が見たときに、
✅ 真面目に書きなさい!
✅ これは下書きか!?
などと言われて、ノートを取ることに苦手意識が芽生えてしまうのです🥺
以上、苦手な理由を3点紹介してきましたが、共感できる部分はあったでしょうか❓
もし1つでもあなたに当てはまる部分があったなら、次の章で紹介するノートの取り方を実践してみて欲しいと思います。
きっと、何か良い方向に変わるでしょう😊😊
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🔷 発達障がい者向けのノートの取り方
それでは、お約束通り発達障がい者向けのノートの取り方を説明していきますが、その前にノートを取る目的を再確認してみましょう。
それは、
📌後から自分で見て、先生が話した内容を思い出せるようにすること。
です。
誰でも知っていますよね。。
だけど、実際にノートを取る時、
✅ キレイにまとめなきゃ!
✅ 全部書かなきゃ!
✅ 先生にノートチェックされる…
などの邪念があって、力の入れどころが本来の目的とは違う方へ向いてしまうことがあります。
発達障がい者なら特に💦
なので、ここでは発達障がい者がノートを取る時に気をつけるべきポイントを3つにまとめました👇👇👇
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◼️重要なところだけ拾う
まず1つ目ですが、極論を言うと先生も雑談めいた話だってするし、テストに関係ないような些細なことも話の中に織り交ぜています。
なので、全て重要なわけではないし、話したこと全部がテストに出ることもあり得ません。
そして、だいたい高校ぐらいまではノート提出を課せられるのでそれが気になる人もいると思いますが、そもそもノート等提出物の配点は低いです。
せいぜい2割ぐらいでしょうか。
学習した知識の理解のほうが重視されるのは当然ですよね☝
なので、全部まとめようとせずに、先生が強調したことや直接『テストに出すぞ!』と言ったことを中心にメモしていけばいいんです🆗
配点の低いノート点を取るか、テストでがっつり得点するか、どちらを選びますか?🤔🤔
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◼️きれいにまとめようとしない
ここで話すことは当時の私にも伝えたいことですが・・・
ノートをきれいに書こうとしすぎた結果、後で見ても”その時の授業の内容を思い出せない”というのを防止する内容です。
こうなってしまう人ほどこの章の冒頭でお伝えしたことを意識して欲しいのですが、その内容とは、
📌後から自分で見て、先生が話した内容を思い出せるようにすること
でしたね。
私も学生当時はきれいに書くことに重きを置いていて、勉強のために授業の記録を残すというよりは、ノートの全ページをきれいに書いて後から見て『きれいに書けてるなぁ~』と悦に浸りたかっただけでした(笑)
🔹きれいに書こうとするとその事にも神経を使うので、
余計に授業の話が耳に入ってきづらくなります。🔹
きれいに書くことをやめた分の余裕を、先生が話した重要なことをまとめる事に回したほうが後々得することが多いです😆
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◼️記号や略字・略語・隠語をどんどん使う
”ノートをきれいに書きすぎないこと”の続きにもなりますが、ノートは誰かに見せることが目的じゃないですから、自分にさえ書いた内容が分かればいいのです。
極論、表題のように自分にしか分からない略語や記号で埋め尽くされていても良いわけなんです😉
私も、具体的にはこんなこと⬇をやっています。
✅ 画数の多い漢字はカタカナで書く。
✅ 何度か繰り返し使う表現には記号をつけて、次に同じ表現を使うときにその記号を持ってくる。
✅ 適宜、中国語の簡体字で書く。
そうしたことでノートを取るスピードが格段に上がり、余ったエネルギーを話を聞くほうへ回せています❗
以上、3つのポイントに絞って説明しましたが、どれも『ノートは自分のために取るもの』という基本へ力の入れ所を正すものでした。
どれも今からすぐ実践できることばかりなので、早速やってみてください😆😆
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