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あさぼらけの徒然 旅の宿にて  埃祓い

あさぼらけ
空が白けて来る
目の前の海を ただ ただ眺めてる

海と 雲と 太陽のやりとりを…

カメラを持ち替え
景色を 切り取る

陽の道が
美しい

朝焼けも
美しい

美しい
そして
美味しい

ゆっくりゆったり 海辺の朝餉

慌てる事は何も無い

竿を持って 魚と戯れる

良い宿だった。

見送りの時に 女将が呟く

“不思議な 不思議な御縁を感じる
いつでも寄ってと”

旅先で 女将さんに
泣きながら見送られたのは
初めてかもって….

空は 青空
空気は 澄んで 清々しい
なんだか 良い日に なりそうだ

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
埃祓い



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