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出来過ぎぐらいが 丁度いい コルナゴ部長の裏日記 “完” エンドロール そして….

ハラハラドキドキしながら
走っている。
寄りたい所もまだまだある。

紅葉爛漫のせせらぎ街道
世界淡水魚博物館
名城犬山城に国宝 有楽苑

ひとつひとつ
また 次回にと….

“部長 イタリア人の遊び心
燃料残量計 あと 走行可能距離
50キロ切ったら 突然消えるんですよ
ドイツ人は ゼロキロまで表示するのに”

“高速道路で 燃料切れで 飛行機に
乗れませんでした”では….

渋滞を避け 燃料給油も兼ねて 下道へ
また 高速
空港に着いた頃には 空が燃えている

早速 自転車を組み立て 駐車場を
クルクル走るコルナゴ部長は呟く
“岐阜旅 自転車乗り納めだ”

小学生にまで 若返ったようで…

“空港へ 自転車で”

フジドリームエアラインFDAなら
普通の景色である。

自転車旅って こんなに簡単でして

これだけである あとは
検査して 荷物を預けて

持ってる 三人の旅は終わった。

エンドロールには ジブリパーク
“お孫ちゃん達 喜ぶは”って

良く走った 呑んで 食べて
良く話して 良く笑った…

たった三日間だったけど

“持ってる三人 
出来過ぎぐらいが丁度いい”


一年前 ギランバレーで
寝たきりの病室に
届いた 一通のメール

漂えど沈まず, そして悠々と急げ。

“岐阜へ遊びに行きます
乗鞍に登りたい…”

リハビリ お付き合い
ありがとうございました。


コルナゴ部長の裏日記 完


始まりは ここから
宜しかったら 続きで読んで観てください マガジン ↓

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

ギランバレーに恋をして
コルナゴ部長がやって来た。

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