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前例が無いんですよ 両側顔面麻痺って… 浮世雲の呟き

回復期リハビリテーション
久々だった。
馴染みのスタッフに挨拶を

先生はいつもの様にニコニコ呟く
“調子は 如何ですか最近”
色々 状況を伝える。

“以前は出来なかった事
ほんの少しのでも 出来たら
褒めてあげましょう“

良い先生だ。

言語聴覚士
声優セラピストさんが急遽お休みで
親方が やってくれると。

色々話をする。
一年も 話をしていたら 本音も
話してくれる。

奇跡だと...

だって 両側顔面麻痺なんて ありえないから...

何処にもデーター無いし

やはり 絶望の申し送りカルテは存在していた。
回復の見込み無し....

“能面のまま 生きて行く”ように
伝えたと….

能面
“目は閉じず 口も閉じず
寝ても覚めても 変わらない表情”

今 外食が出来るようになって来た。
食に対する拘りだけは 
譲れ無かったから

“刻み トロミ”は拒否していたから
今があると 

絶望の中の施術は 暗中模索どころでは
無かったと…

ありがとうございます。


至って本人は 絶望感は無かった。

五ヶ月間の面会謝絶
良かったと 思っている。

日に日に 痩せ細り壊れていく身体
動かなくなる表情を 世間の誰も
知らないから

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション

前例が無いなら例になるよう
noteに 描き続けている

今は それしか出来ないから…
どうぞご活用ください


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