イライラ

価値観を押し付けてませんか?

はい。
今回から通常営業に戻ります
うじまるです。

今日は本のまとめをやっていくのですが
だらだらと書いてもあれなので
今回は僕が個人的に一番気に入った部分を

ちょっとだけ日常に絡めてお送りしていこうかと思います。

今回ご紹介する本は『やってはいけない7つの悪い習慣』です。

あーれー?なんか聞き覚えがありそうな本ですよね?

そうなんです。
あの7つの習慣を書いているスティーブン・コヴィー先生の
息子さんが書いているらしい本です。

7つの習慣の内容はとにかく色んなことを習慣化して幸せになる
という感じですが、この本は逆で

こういうものが習慣になっているならそれはやめておけ!

と7つの習慣が0から+にする本なら
この本は-を0にする本という印象です。

まぁ7つの習慣の補足版と捉えて頂いても良いかと思います。

前置きはこの辺にしてさっそく本題に入りましょう。

恋人の罠

今回掘り下げようと思っているのはこの「恋人の罠」というものです。

タイトルに恋人とついているのでパートナーがいる人限定かと思われがち
ですが、人間関係全般にも応用できそうな気がするので僕の考えを踏まえながら書いていこうと思います。

まず、大抵の恋人たちが別れる原因って何だと思いますか?

僕がよく聞く話は

価値観が合わない

です。

てか僕もこれが原因で元カノと別れてます笑

でも普通に考えてみてください。

価値観が違うのって当たり前の話じゃないですか?

生まれも育ってきた環境もほとんどの人は違いますし
どんな経験をしたか、どんな人と関わってきたかなどなど

価値観をつくる要素は色々ありますが、はっきり言って違って当たり前
なんですよ。

だとすると問題は価値観の違いではなくて価値観の共有不足です。

例えば一組の夫婦がいたとします。

夫はお金にルーズで子育ても消極的で楽観的な価値観を持っているとします。

対して
妻はお金に厳格で子育ては親の責務だと自覚し、責任感の強い価値観を持っているとします。

こういう夫婦に子供が出来たら間違いなく喧嘩になるのは予想できますよね?

このままでは各々の価値観の押し付け合いになり議論が進まないのでお互いの関係はこじれていくだけです。

結婚してるのに独自の価値観で生活してしまっている人を本書では

【既婚独身者】と呼んでいます。
(ちなみに僕は未婚独身者です←めちゃくちゃ普通のこと)

この既婚独身者の状態だと互いの主張は平行線になって
価値観の違いだなんだといって
離婚したり別れたりする可能性が高くなるんですよね。

そこで必要なのが

考え方を自分から自分たちにシフトすること

相手が変わるのを待ってはいけない

です。

考え方を自分から自分たちにシフトすること

簡単に言ってしまえば折衷案ですが
それだとお互いに妥協が生まれてしまうので

恐らく長くは続かない可能性があります。

価値観のすり合わせはもちろん大切なのですがそれは折衷案であり
お互いの妥協になってしまいます。

そうではなくてお互いのストーリーを一致させることが大切だと
述べられています。

はいでました。抽象的で曖昧な言葉〜
余計に分かりにくいやつ〜

できるだけ分かりやすく説明できるように頑張ります。


7つの習慣で言うところのwin-winを考えるということだと思うのですが。

win-winではなくどちらか、または両者がLoseになってしまう
のであればそれはNo deal(取引をしない)のが前提にあると思います。

夫婦の例だと
これからどういう家族関係を築けたら家族みんながハッピーに
なれるのか

家族の最大公約数はどこにあるのかを突き詰めていくことが必要です。

まだ分かりにくいですね…

具体的にいうと

お金の使い方を考える時に

高級車を買うのか
子どもの将来の為に取っておくのか
家の傷んでいるところのリフォームをするのか

家族にとって一番良いお金の使い方はどういう使い方なのか?

というのをなるべくお互いがストレスフリーな状態でいられる使い方を
探していくわけです。

会社で言うところの経営理念があって、それに共感して働いていく
みたいな感じです。

相手が変わるのを待ってはいけない

①がすんなりいければそこで完結できるのですが
お互いが相手が変わることを期待している状態だと
何も変化しません。

妻は結婚したら夫も少しは家事をやるだろうと思っているかもしれませんし

夫は結婚したら妻が全部家事をやってくれるだろうと思っている
かもしれません。

お互いがそんな状態で一緒に居続けたらいつか爆発する時が来るというのは目に見えてます。

また、どちらかが順応してどちらかの価値観に合わせるというのも
一見アリなように思えるのですが

よっぽど柔軟性がある人じゃないと
順応している人がLoseになっている状態なので

早急に①を考えたほうが建設的ですよねってハナシ。

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ここからは個人的に思うこと。

現在、僕の親は離婚しているのですが
この話を読んで親に離婚の経緯を聞いた時に

「あっ離婚した原因ってこれだわ」

って思いましたね。

本来なら愛し合って結婚したはずなのに
好きだから付き合っていたはずなのに

いとも簡単に分かれる原因になるくらい価値観の力って強いもの
なんだと自分の身と身の回りの体験を通して知りました。

だからこそ話し合うことが大切です。
好きでいつづけることにも努力は必要なんです。

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ちなみにこれは恋愛だけじゃなくて
人間関係全般に言えることではないでしょうか?

例えば友人と喧嘩した時
どちらが先に謝るかで変に揉めて仲直りまで時間かかったり
することがあるように

人間という生き物は価値観が違うとどうしても自分の価値観を押し付けようとしてしまいがちです。

僕も価値観が違う人の話をいったん受け止めてみようと努力しているのですが

気が付けば「いや俺はね?」

と言っていることがあります。

頭ではわかっていてもなかなか実践は難しいですね。

でも価値観の相違によるイラつきみたいなものは
少なからず減りましたかね。

今、友達や家族、仕事仲間や恋人と喧嘩中の方がいたら
相手はどんな価値観を持っているのか
考えてみてはいかがでしょうか?

うじまる

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