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言葉の重み


どうもこんにちは。
うじまるです。


ただいま微熱が出てて
あんま体調良くないのですが


どうしても書きたくなっちゃったので
書けるだけ書いていこうと思います。


体調は悪いんですけど
今朝は6時半くらいに起きちゃいまして
ただ寝てるのもつまらないので


『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』
というアニメを朝から昼にかけて
一気見してしまいました。


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今日はその感想と
考えたことなんかについて書いていきます。


この作品はとても残念な事件があった
京都アニメーションが手掛けた作品です。


友人に以前から勧められてたことと
SNSとかでも目についていて
最近映画も放映されてるとのことで


なにかと話題になっていたので
見てみることにしました。


結論から言いますと
一話目からずっと泣いてました笑


ざっくりとしたあらすじは
こんな感じです。

孤児として兵士に拾われた主人公のヴァイオレットは幼少の頃から戦争の”道具”として扱われてきました。

命令に従うだけで感情を持ち合わせてない人として育っていきます。

ヴァイオレットを拾い、育ててくれた”少佐”はとある作戦の途中でヴァイオレットをかばい「心から、愛してる」と言葉を残して殉職してしまいます。

戦争が終わり、少佐の友人である人がヴァイオレットを引き取り手紙の代筆の仕事を彼女に課します。

感情が分からない彼女は、代筆の仕事の過程で少佐の残した「愛してる」の意味を探っていく物語となっています。


今まで見てきた作品って
総じてクライマックスに向けて


感動を持ってくるのが常套手段といいますか
そうなるもんだと思ってたのですが


この作品は一話、一話
違う客の代筆をしているので


どの回にも
ドラマがあり、悲しみがあり、人間の尊さがある。


そんな物語でした。


ここ最近で泣いたのはいつ以来だろうか?
というくらい最近は泣くことがなかったですし


感動する映画を見て確かに感動はしますし
美しいストーリーには心打たれるのですが
泣くことはなかったんですよね。


だから流石に一話から通しで
泣かせにこられるとは思ってもいませんでした。


僕自身が一番驚いてる最中です。


そこで、なんでこんなに心が揺さぶられて
涙を流すことになったのか考えてみました。


映像のキレイさや曲の入りや儚さ
声優の演技や心理描写などは
もちろん素晴らしいに尽きました。


僕の妹が違う会社ではありますが
同業で働いていて
そのすごさを聞いたこともあるので


作品そのものの完成度は
やっぱりかなりのものなんだと思います。


ただ、そういったものだけでなく
もっと根本的に僕に刺さるものが
あったんじゃないかと。


僕がたどり着いた一つの答えとしては
「親近感」にあるんじゃないかと。


この作品の特徴としては
戦争、手紙(言葉)、死、愛


などがキーワードになると思うのですが
ここにイメージのしやすさと言いますか
共感しやすいポイントがあったのかと考えました。


戦争も死も経験があるわけじゃないですが
僕たちには知識としてそれらが


どんな悲惨なものなのか
どんな悲しみがあったのか
どんな歴史があったのか


なんとなく知っています。


死者は幽霊になって現れないし
異世界に飛ばされもせず
身体と精神が入れ替わったりもしない。


”死”というものに対して
現実的に向き合った物語だったからこそ
こんなにも尊く感じられるのかなと。


それともう一つのキーになる”手紙”



これが言葉の大切さを教えてくれた気がします。
今ではお店のチラシか税金関係の書類くらいしか
ポストには入ってきませんが。


インターネットが普及したことで
どんなに離れていても
瞬時に相手に言葉を伝えることができます。


便利であることは間違いないです。
僕がこうしてnoteを書けてるのも
その恩恵を受けてるからです。


ですが、それが言葉を軽くさせてしまっても
いるんじゃないかと考えました。


それが悪いかという話ではなくて
戦争で会いたい人に会えずに
感情を絞り出したような手紙の言葉には


やっぱり重み、みたいな何かは
絶対あると感じました。


あまり説教じみた考察は
つまらないでしょうからこの辺にしますが


今回伝えたかったことは
素晴らしい作品に出合えて感謝
ってことでした。


なんでしょう。
何回も見れるものではないですが
一回は絶対に見て欲しい。


そんな作品のご紹介でした。


**************


僕もnoteでこうして言葉を
紡いできてはいましたが


人の心に何かを与えられる
「言葉」を残せていたかなと


課題を与えてくれた作品でもありました。


言葉は時に凶器にもなりますが
救いや癒しにもなれるんだと
改めて勉強させて頂きました。


あるアニメにこんなセリフがあります。


「薬になれなきゃ毒になれ。」
「でなきゃあんたはただの水だ。」


良い人になれないなら悪い人になれ
みたいな意味あいだと思ってたのですが


直接薬になれなくても
毒から解毒剤が作れることもあります。


つまりは誰にも何にも影響を与えられない
水のような人間になるな
って意味でもあるのかなと。


これって言葉も一緒だと思いまして
引用してみました。


どんなに的を射た批判でも
どんなに筋の通った正論でも


聞く人に刺さらなきゃただの雑音でしかない。


果たして僕の言葉は誰かに
影響を与えられてたのでしょうか?


いやまぁ水だって人間になきゃ
生きていけないので


むしろ水って一番大事じゃん!
なんて屁理屈は置いといて


言葉の在り方を考えた
微熱の今日でした。


ではでは今日はこの辺で!!
また次回お会いしましょう。


うじまる


P.S.

ヴァイオレットとFateのセイバーの
キャラが若干被ってる気がしました笑

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