きお

表現が好きな大学生。 面白いもの、美しいもの 想像の広がる余地があるもの 心を豊かにし…

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表現が好きな大学生。 面白いもの、美しいもの 想像の広がる余地があるもの 心を豊かにしてくれるもの 私のいつもにぎやかな頭の中を あまり考えずただ書き散らかします。

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20年ちょっとの人生を振り返ってみる

 ある人に触発されて、自分の人生を振り返ってみようと唐突に思いました。  20年ちょっとしか生きてないくせに何を生意気な、と思われるかもしれません。でも歳の割には波瀾万丈(?)だったなと思います。  何も考えず4時間くらいぶっ通しで書いたので、まとまりのない読みづらい文章になってしまいました。  それでも、これで今の私のありのままの感情だと思うので、一度このまま上げてみます。 (2022年1月20日追記 あまりにも読みづらい部分があったので少し書き直したり追加したりし

    • 私の「人付き合いポリシー」をまとめる

       あけましておめでとうございます  2023年も波瀾万丈な1年を過ごしました。 相変わらず人間関係の悩みが尽きず、1月から12月まであっちゃこっちゃで大小様々なトラブルが起きていました。  今年はついに「そういう星に生まれたんだな」という諦観を得ました。 何かが起こる度、その出来事と自分の感情を分析し、妥協なく自分を見つめ続けてきました。  その中でだんだんと自分のポリシーのようなものが浮かび上がってきました。  思いつくまま挙げていったので乱文ですが今後の自分へのヒン

      • 無条件の愛ってありますか

         今まで進路で反対されても、自由がなくても、怒られても、「愛されているから仕方ない」とどこかで自分を納得させてきた。  親について愚痴をこぼしたとき、「娘だから心配してるんだよ」「大事にされてるね」「愛されてるね」と周りは言う。  愛されてるから仕方ないんだ。  これは愛情の裏返しなんだ。  そう思ってどこかで踏みとどまっていた。  「私は愛されている」と思うために「ブランドものを買ってもらった」「私立に通わせてもらった」「猫を飼わせてもらった」と欠片を拾い集めて自分を安

        • 恋愛未満

          「恋までいかなかった恋」という謎のメモが残っていたので、それをもとに短編を書いてみました。 「恋までいかなかった恋」  スマホを木のテーブルに放り投げる。ごとん、という音が狭い店内に思いの外響いた。何事かと眉を吊り上げて振り向いた隣の席のご婦人にひょこっと首をすくめて頭を下げる。  もう一度手に取ったスマホを見てため息をつく。さっき見ていた投稿が表示されたままだ。もう一度投げ捨てたくなったが、ぐっと堪えた。泣きたい気分だったが涙は一滴も出てこない。どっと虚しさに襲われて目

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        20年ちょっとの人生を振り返ってみる

          型にはめる、はまる、はめられる

          私は自分を型にはめるのがとても苦手だ。 就活で時々聞かれる「自分を一言で表すと?」みたいな質問には頭を抱えるしかない。 正直「よくわからん人間」と答えたい。そういうわけにもいかないので、「多面体」などぼかして答える。 「自分を色で喩えると?」も苦手だ。「虹色」に逃げてしまいたくなるが、それだとありふれていそうなので「紫」と答える。「紫」という色の中には、赤紫や、青紫、薄紫、藤色、葡萄色など様々な色がある。青と赤が混じり合っていれば良いのだから、非常におおらかで幅広い色だ。

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          嫉妬というどうしようもないもの

          嫉妬というものは本当にどうしようもない。 人間の手に余る感情だ。 一度取り憑かれると、それは心の奥底からじわじわと這い上がってきて、あっという間に埋め尽くしてしまう。 どろどろとまとわりついて、心に重くのしかかって、人間を深く深く沈ませる一方で、首を締められた人が空気を求めて暴れるように、ただ闇雲に動きたくなる衝動をも与える。 「嫉妬に駆られる」とは、よくできた表現だ。 嫉妬というものが、劣等感というこれまた厄介なものと手を組むと大変だ。 どろどろ、ずぶずぶ、ぶくぶく。

          嫉妬というどうしようもないもの

          「私には才能がない」と向き合う

          「才能」 「物事をうまくなしとげるすぐれた能力」「技術・学問・芸能などについての素質や能力。」(スーパー大辞林 3.0) 「私には才能がない」 私には才能がない、とずっと思って生きてきた。  それはもう根深いコンプレックスで、今も才能溢れる人と間近に触れると落ち込む。いいなあ。この人の十分の一でも良いから欲しかったなあ。  人と自分を比べて落ち込んだってどうしようもないとわかっているけれど、それでも落ち込む。 「つまらない」 0から1を生み出す、ということが本当にでき

          「私には才能がない」と向き合う

          学習塾で1年働いてみて

          1年間の「先生」経験去年の7月から、個人指導塾で働いていました。ちょうど今月で1年になります。 小学一年生から高校三年生まで、理科以外は全て教えました。お陰で相手の理解度に合わせて説明する、相手に合わせて話し方やトーンを変える、というスキルが身につきました。 一時期は週4日働いていました。我ながらすごいです。 正直(覚悟していたとはいえ)超がつくほどブラックでしたし、大変なことも辛いことも多かったですが、それでも本当に楽しかったです。 体験授業を受け持った生徒が入塾後

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          私が容姿コンプレックスを(ほぼ)克服するまで

          コンプレックスを植えつけられた小中私は容姿にとてつもなくコンプレックスを持っている。 「可愛い」なんて言ってもらえるようになったのは、高校からだ。 ずっと「ブス」と言われてきたし、自分でも「ブス」だと思っていた。 ずっと鏡は直視できなかった。 写真も嫌いだった。 自分が写っている写真は、ほとんど保存していなかった。 コンプレックスを一つずつ挙げたらキリがない。 頭のてっぺんからつま先まで、コンプレックスだらけだ。 ずっと全身整形したかった。 「克服」しようとした高校小中

          私が容姿コンプレックスを(ほぼ)克服するまで

          国立西洋美術館 自然と人のダイアローグ展

          国立西洋美術館 自然と人のダイアローグ展を見て リニューアルオープンして最初の展覧会。  国立西洋美術館がリニューアルのために休館してしまったのがずっと寂しくて寂しくて仕方ありませんでした。  休館前最後の展覧会には4回足を運んだほどです。  自然と人のダイアローグ展、とても良かったです。  特に印象に残った作品について書きます。 ※一部撮影不可の作品もあったのでお気をつけください。 1枚目 クロード・モネ「ルーアン大聖堂のファサード」  朝日に照らされた教会。一目見て好き

          国立西洋美術館 自然と人のダイアローグ展

          芸術と政治と戦争と

          芸術と政治は別物 芸術は、どんな状況にあっても人の心を豊かにしてくれる。 政治や戦争や国境なんて関係ない。 でも風刺画はどうなんだろう川柳は?落語は? バンクシーの絵には皮肉が含まれているし 「ゲルニカ」のように強いメッセージを含んだものもある。 SNSやマスメディアが生まれるずっと前から、芸術の力を借りて色んな意見が発信されてきた。 歴史を見れば、音楽家や画家の後ろにはだいたい貴族やお金持ちや国がついていたし、 自分の思想とは違っても、誰かのために作るしかなかった作品

          芸術と政治と戦争と

          「男らしい」は時代遅れ。なのに彼に苛々するのはなぜ?

          私は「女らしくしなさい」と言われることが物凄く嫌いだ。 可愛い服装をした時やお菓子を作った時、「女の子らしくていいね」と褒められるのもあんまり良い気持ちはしない。「女子力高いね!」も同じ。 「可愛いね」「似合ってるね」「美味しい!」と言ってもらえる方が、よほど素直に受け取れる。 女性に女らしさを押し付け、男性に男らしさを押し付けるメディアにも飽き飽きしている。 「男性がキュンとする女性らしい行動5選!」とかもう勘弁してくれ、と思う。 それなのに次のデートの場所を決める時

          「男らしい」は時代遅れ。なのに彼に苛々するのはなぜ?

          親は好き、でも理解者じゃない。

          親のことは好き。 でも私の理解者じゃない。 私の中でその2つは矛盾なく両立している。 私は親に愛されているし、私も親のことを愛している。 それには特に理由はない。 ただ大切な存在だと思う。 ここまで育ててくれたことに感謝している。 過保護なのも口煩いのも大事にされているからだと分かっている。 親は私の大切にしているものを理解してはくれない。 無意識に悪気なく否定する。 友人も否定された。 好きな人も否定された。 趣味も否定された。 尊敬している人たちのことも否定された。

          親は好き、でも理解者じゃない。