こころを癒す読みもの|ことばあそび。
残暑が、つづいています。
公園の蝉時雨も、いよいよ最終楽章に入ったようです。
大団円に近づくにつれて、
ひとつ、また、ひとつと、
少なくなる鳴き声の隙間を埋めるかのように、
赤や、黄色や、水色の、
とんぼをみつけることが増えてきました。
入道雲の隙間に、すじ雲や、ひつじ雲が、浮かび、
行き合いの空に、秋の気配を感じます。
わたしたちの言葉には、
ゆたかな自然をあらわす季語にあふれていることに、
あらためて、気づきます。
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