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【妻とトーマスから学ぶ ‘役に立つ‘】

子ども番組、機関車トーマスでよく出てくるセリフ

『役に立つ』

息子がもっと小さかったころトーマスを見ていたらやたらと
トップハムハット卿(鉄道の重役・局長)が

「君は役に立つ機関車だ」

というセリフを投げかける。きっとこれは、子どもへのメッセージであって「みんなの役に立てるといいね」ということであり、
「人の役に立てた」
「貢献できた」
という体験によって自分に価値が感じられ、自分に価値を感じることができれば、また周りのためになることをやってみようという気持ちを持つことができる。それが幸せにつながると私は捉えていた。
しかし、妻はトーマスの番組で連呼する『役に立つ』に違和感をもっていた。
「『役に立つ』って・・・
そんなに役に立たなあかんの!? 少しモヤモヤを抱えていたようである。

私は「なんで・・・!?」

上記のような説明を私がしても何だか しっくりこないみたい。それから数年後久しぶりにそのトーマスの『役に立つ』という話題になった。すると、妻が一言。「『役に立つ」っていうセリフ。今ならまだ受け入れられる!」とのこと。妻との会話を重ねることで分かったこと。妻は

「役に立つ」ではなく

「役に立たなければならない」

という考えが奥深く眠っていた。自分の「やりたいこと」を常々我慢し自分を犠牲にしてきた人にとって大切なことは、まずは自分を満たす。

妻 も自分の関心に従いながら、自分で自分を満たしながらこの数年仕事をしている。すると、それが自然と周りのためになっている。無理に
「役に立とう」としなくても周りが喜んでくれる。
そう感じていたようである。自分が全く満たされていない中で他の人を満たそう(周りの役に立たなければ)とすると、結果的に上手くいかないのかもしれない。

「私は〇〇をやっているのに…」

「私は我慢しているのに…」

「私があなたのためにしてあげているのに…」

周りの役に立ちたいと思えることは大切なこと。けど、人によっては知らず知らずのうちに「役にたたなければ…」と捉えてしまい自分の気持ちをないがしろにしてしまう。


みなさんの内側にある幸せや関心って何ですか。


それを大切にしていきませんか?

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