文章を書くのはインプットが大事というけど、何を吸収すればいいのか
人と同じ本を読むと、人と似たような記事を書いてしまう。だからベストセラーは避けて、読みたい本を読めばいい。
いやいや、読書も大事だけど、おもしろい記事を書くなら、やっぱり文章の書き方を習うのがいいんじゃないか。
藤井聡太の師匠に将棋を習えば、将棋のタイトル戦に勝てるのか?
羽生結弦のコーチにスケートを習えば、オリンピックに出場できるか?
大谷翔平のコーチに野球をならえば?
いけるかもしれないし、無理かもしれない。一流のコーチ・師匠に習ったからといっても確実ではありません。
まぁ、そもそも練習量や研究する時間がプロの人たちはえげつないからね。同じメニューのトレーニングをやれと言われても不可能に近いでしょう。
一流の作家・ライターに書き方を習っても、おもしろい文章を書けるかって疑問も同じです。書けるかもしれない。いや無理かも。
本屋にはたくさんの文章術本がある。noteにもそういう類の記事があふれるほどある。私もけっこうな数を読んできた。
書くための知識はある。
使えているかは微妙。
「あー、プロはこんな練習をしているんだね」とわかっていても、身についたことにはならない。決して。
やり方は知っている。何をどのようにやるかもプロの練習メニューを調べればわかる。(公開されてないかな)
文章だとさらに厄介なことがある。
書き方は知っている。「なにを」「どのように」「どんな気持ち」で書くかはあまり誰も教えてくれない。
私たちは知っていることしか書けない。そりゃそうだよね。知らないことは「知りません」としか書けないんだもん。
じゃあどういう経緯で知るのかといえば、経験もあるけど、やっぱりインプットです。
さて。なにを吸収すればおもしろい文章が書けるのか。
人と異なるモノを吸収するのがいいと思うんだ。たとえば私は推理小説が好きな時期があったので、それはそれは本棚が不穏な空気を放っていました。プロファイリングされたら一発アウトな本棚だった。
恋愛本は男向け女向け問わずに読みまくった。推理小説と恋愛本が入り混じる本棚。「犯人は恋愛に異常な執着をもち……」って分析されちゃう。
そして星新一。ほとんどのショートショートは読んだ。あと作家や芸能人の書くエッセイ。こちらはいろんな人のを読みました。
ほかにも好きな女の子が読んでいる本は読んできた。話題を合わせたかったし、知らないジャンルの本を読むのは楽しかったし。
テキストサイトと呼ばれるおもしろ文章も一時期に浸かりました。patoさんのnumeriとか侍魂、ロジックパラダイスなどなど。
あとほぼ日の糸井重里さんのエッセイは毎日読んでいる。
それらが組み合わさって私の文章(思考)は出来ているんです。
みんなが読んでいる本をインプットすると、ありきたりな思考になっちゃうんだよね。それがそのまま記事になる。
「まだ誰も書いていないことを書こう」ってのは、まわりが読んでいないような本を読んでみように近い。むずかしく考えずに、まわりに流されず、好きな本を読んでりゃいいのさ。
今日も読みにきてくれてありがとうございます。尖った本を読みつつ、ベストセラー本をチェックし、時代の流れを知っておく。ヤスでした。
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