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アトリエを持つということ
アトリエ温/古民家ギャラリー コト場
半年近く前の話になりますが、昨年9月いっぱいで約7年間拠点として過ごしたアトリエを退去しました。
7年間の思い出や出会いが詰まった場所。やっぱりお別れは寂しかった。退去は建物の建て壊しが理由だったので、2週間後には更地になっていました。
(決してそんなことはないんだけど)ここで作ったものも、出会ったことも、何もなかったかのような寂しい気持ちになりました。
時間の経過と色の重なり
絵を描いたあと、パレットに残る模様もなんか好き。
だから、そのまま作品にしてみようと、一枚のキャンバスをパレットの代わりにして色を重ねていっている。
凸凹や色の重なり、個展に展示する24枚の絵が完成する頃には、どんな模様になっているかな。
個展まであと13日。
いつも通り、時間的にかなり追い込まれてきたけど、心穏やかに一枚一枚大切に描いていきたいと思います。
役目を終えたパレットも
絵を描くときはぺりぺりめくるタイプの紙パレットを使う。
絵が完成すると同時に、役目を終えたパレットが残るわけだけど、なんか捨てるのが勿体無くて捨てずに残してる。
かなり溜まってきたので、日付を書くことにした。
意味があるかどうかは分からないけど、役目を終えたパレットも、集めたら一つのおっきな作品になりそうな気がしてる。
春の個展『ひとときの余白』
3月、春の個展を開催します。
約9ヶ月ぶりの個展は2会場同時開催という形で開催させていただきます。
個展のタイトルは『ひとときの余白』です。
「人と木」「日と時」、2つの「ひととき」をテーマにした絵を展示します。
2つの会場に12点ずつ計24点を展示する予定です。
どうぞ、絵と一緒に穏やかなひとときをお過ごしください。
詩太