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斜めにしか歩けません。ごく普通の一般人です。「黒い職場見学」というシリーズは、実体験に…

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斜めにしか歩けません。ごく普通の一般人です。「黒い職場見学」というシリーズは、実体験に基づくフィクションです。

最近の記事

黒い職場見学 (C社 その3)

C社で初めて「製造の現場で働くという事」を体験した私。 製造の現場…それはド田舎の工場…いわゆる「陸の孤島」。 陸の孤島へ乗り込んだ私には、勿論設備や技術に驚いた訳だけれど、それ以上にそこに集う人々に対して驚愕してしまった。 …いや、単に私が知らな過ぎただけ。 一度経験してしまえば、次回以降の予測は可能になる…そういう意味で、あの場で働いてみて良かったと今は思っている。 私の部署には、優しそうな課長が居て、口の悪い部長が居た。 顔合わせの時は課長しか出て来なかったので、部長

    • 黒い職場見学 (C社 その2)

      C社で初めて、CADオペレーターの職に辿り着いた。 とは言え、そこまで難しいレベルではなく、2Dだったものですから、ハイ。 でもある種のクリエイティブ系、まぁなかなかに興味深かった。 これを使い熟せるようになれたら、幅が広がるなぁ。 昔から「ものづくり」に興味はあったけれど、「理系じゃないし、芸術系でもないし」と諦めていた私には、「こういう働き方もあるんだな」と思える業務経験であった。 但し、それはソレ、これはコレ。 「製造の現場で働くという事」がどういう事なのか、たった2

      • 黒い職場見学 (C社 その1)

        C社でCADオペレーターをしていた過去がある。 きっかけは、新たな派遣会社に登録へ行き、受けたテストの内容が良かったから。 「これだけExcelが出来るなら、是非お勧めしたいんです〜」 …ExcelとCADがどう繋がっているのか理解出来なかったけれど、条件もそこまで悪く無かったのでチャレンジする事になったのだ。 これまで、通学や出勤に際して、下り電車に乗る事は無かった。 朝の下り電車は「学生列車」とも言うほど、私学の中高生で溢れ返っている。 そして彼らのマナーの悪い事ったら

        • 黒い職場見学 (B社 その4)

          B社2年目のその場所のお局様は、結構強烈だった。 多分これはネタになる…と、思う。 私は麺類をすするのが苦手。 周囲に人がいないなら…いや、でもやりたくないな、一人でも冷たい麺でもすすらない。 すすらないとなると、熱い物なら数本を箸にとり、もぐもぐと食べていく。 人によっては、「もそもそ食べてて気持ち悪い」と思われるだろう。 フーフーはしますよ、でもそのあとズルズルってのが、私は苦手なのですよ、あの音が…。 昼食会で私はよく、出勤前に買ったコンビニパンやカップ麺を持ち込ん

        黒い職場見学 (C社 その3)

          黒い職場見学 (B社 その3)

          B社での2年目は、場所を移動した。 物理的な移動で、若干通勤時間が短くなった。 当時は勿論派遣に交通費なんて出ない時代だったので、なるべく乗り換えをせず、歩いて節約。 好きな街だったので、そこは苦にならなかった。 B社でも、各部署に一人ずつ派遣社員が在籍していて、何故か「お昼は一緒に食べましょ〜」な文化が続いていた。 まぁ、派遣ならではの愚痴もあるよね…でも実は私団体行動嫌いなんだけどなぁ。 毎日、各部署の休憩スペースを持ち回りのように巡って…結局女はヒートアップして大声に

          黒い職場見学 (B社 その3)

          黒い職場見学 (B社 その2)

          B社では、勿論正社員がメインだが、派遣社員も一定の割合で働いている。 一定の割合と言うか…まぁ規模は大きく無かったので、1部署に1人、といった所。 そこでどんな業務に当たるかは、部署次第…殆どは一般的な雑用や庶務、そこに部署独自の業務(スキルや能力は問わないレベル)が入る感じ。 特に教えて育てるような事が無かったのは、「だって派遣さんだからね〜(覚える必要無いでしょ〜)」と皆が理解していたから。 新卒正社員は他にちゃんと居るので。 …新卒派遣で働くには、荷が軽くて都合が良かっ

          黒い職場見学 (B社 その2)

          黒い職場見学 (B社 その1)

          B社で働いたのは、大学を出て直ぐだった。 …「A社とB社の時間的落差が激しい」と言われそうだけれど、まぁ書けるネタを思い出した順なので。 B社は、いわゆる通信業だった。 就職氷河期世代ど真ん中の私は。 もれなく「新卒正社員」として就職出来なかった私は。 氷河期ならではの「新卒派遣」に走るしか無かったのだ。 派遣会社は、B社の子会社…グループ企業とか何とかと言われるアレである。 新卒派遣…要するに学生上がりの何も出来ない若者に仕事を紹介してくれるのだけれど、当時は本当に有り難

          黒い職場見学 (B社 その1)

          黒い職場見学 (A社 その4)

          強烈なA社で、初めてのテレオペ体験。 あぁ、やっぱり無理なものは無理なんだ、と改めて痛感した。 経験になったかもしれない、でも、同時に確信も持てた。 「無理だ」と思った直感は信じるべき、という事を。 研修中、あまりの段取りの悪さにイラついていた所に、本来出勤日では無いはずの責任者がやって来た。 「お菓子買って来たからね〜疲れるでしょ〜じゃんじゃん食べてね〜」 …は? 正直、何を言っているのか意味がわからなかった。 ド田舎でモラルもヘッタクレも無いとは言え、コロナ禍の超三密状

          黒い職場見学 (A社 その4)

          黒い職場見学 (A社 その3)

          「そんな人いるの!?」と声を上げたくなる人間に、時々出会う。 勿論自分も、他の人からそう言われているだろう。 ムカついたり気味が悪かったり…まぁ捉え方でしょうけれど、十人十色に多種多様、最近は「ダイバーシティ」なんて、差別や排除よりもなるべく容認や許容するような社会へ変わって行っていますね。 勿論、当人の「あ、受け入れてもらえるように自分も努力をしないとな〜」ってな歩み寄り的な気持ちや行動も、少しはあるべきじゃないかな〜と私は思いますが。 「エレガ」に遭遇した。 …この言い

          黒い職場見学 (A社 その3)

          黒い職場見学 (A社 その2)

          A社でのテレオペ業務の過酷さは、ものの一週間で確実に私を精神的に追い込んだ。 地域差があるとは言え雀の涙ほどの給金と、謂れの無い深く突き刺さる暴言との算数は…小学5年生位になれば利益より損失の方が大きい事だってわかるだろう。 派遣元の営業担当によると、実は研修の段階で数名消えていたそうだ。 更に研修をすっぽかしてやって来て、その場でクビになった輩もいた。 そして、私のように悩んだりせず、更新の意思は無いとはっきり伝えてきた人間も複数名いたのだそうだ。 ははは…どんだけブラッ

          黒い職場見学 (A社 その2)

          黒い職場見学 (A社 その1)

          とある日の昼に、とある派遣会社から電話が掛かって来た。 「近くて通勤便利ですし、今コロナのご時世ですから案件自体も取り合いになってますし、期間限定で皆さん繋ぎのつもりで応募される方多いですから~」 そう言われて、A社のテレフォンオペレーター案件に勧誘された。 正直、絶対無理だと思っていた職種である。 そもそもテレオペはNG職種として登録していたはずなのに…そこまでして人を集めねばならんのか? たとえ内容がセールスではなくても、どういう物かはわかる…アレか、と苦い思い出し

          黒い職場見学 (A社 その1)

          黒い職場見学 (序文)

          noteを放ったらかしにしていたのは、理由がある。 最初はテキトーなブログのつもりで書いて来たけれど、どうも「ごくフツーの一般人の投稿」はそぐわないなぁと感じていたからだ。 気軽に個人的な思いや出来事を書いていたけれど、やはりnoteは「クリエイティブな方々がクリエイティブな話を書くところ」が正解なのでしょうな。 …しゃあねぇ、書くか、ネタを…。 「ごくフツーの一般人」だけれど、そこそこ生きて来て、それなりの社会人経験がある私の、とっておき(??)の昔話をしよう。

          黒い職場見学 (序文)

          ウチの子らしい1日ズレ

          昨日、2020年7月8日、ウチの子「かれん」がお空にいきました。 ↑あ、これ、本当はタテ向きに撮ったんですけどね。 5歳とちょっとの時、急性腎不全になりましてね。 先代の猫「ハル」の時は、ペットを飼う事が初めてで、杜撰過ぎて不幸な目に遭わせてしまった。 だから、今度の猫は、相当気を付けて…避妊もワクチンもフードも全部全部、気を付けていたのに。 でも、5歳のかれんは、強かった。 人間も頑張った…強制給餌で流動食あげたり医者から輸液を買って自分達で針を刺したり、治療費も相当で

          ウチの子らしい1日ズレ

          近況

          暫く間があいたのですが。 えーと、どうしよう、何をどう説明すれば良いのだろう…。 GW以降の流れを、ザザッと、後半長々と。w 会社から電話で「敷地内にあるインドネシア人用の寮があるので、そこへ来ないか」と言われる。 「家族に反対されたので転居はできない」と答える、 「連絡するまで休業で」と言われる。 …今思えばガッツリ遊べば良かった、この期間、天気も良かったしな。 でも実際は、通院以外では殆ど家から出なかった。 5/26の昼に、会社から電話で「明日から出社で」と言われ

          地獄だ…

          会社から電話があって。 話中は何とも思っていなかったけれど、一呼吸置いたら、血の気が引いた。 相変わらず公共交通機関を使わない手段を考えているそうで。 借り上げアパートを考えているらしい。 冷静に考えると。 ありえない…無理。 転居は、自分で納得して進めるものなら、何とも思わない。 でも、会社が勝手にって、えええ? 1ヶ月程度なら、「長めの出張」として考えれば、…なんとか。 でも、家を出させられる?いきなり?は? そもそも転居なんて考えずにギリギリ通える条件で就職活動し

          地獄だ…

          解禁日

          20時ルール、という物をやっておりまして。 何を食べても良いけれど、食事は20時迄に食べ終える、朝は4時から食べて良い、月に一度だけ20時を越えても良い解禁日を設ける…という物。 イヤコレ、自分で作ったルールなので何の根拠もありません。 でのもうかれこれ…6年かな?続いております。 まぁ最初はダイエットの為。 …やり始めは確かに痩せた、でも慣れたら痩せなくなった。 でも、何となく習慣化してしまった。 元々外食しないし大して友達もいないし。 食に執着しないタイプ…こう言うと「