露口
本の感想を書いています
あのさ、人様に向かって胸が小さいとかブスだとかどういうこと?はあ。お前自分が何言ってんのか分かってる?人の外見を馬鹿にするっていうのがどういうことか分かってないだろ。お前はアホだから教えてやるけどさ、昔のヨーロッパでは顎がしゃくれた女が美しいとされてたんだよ。それってなんでか分かる?当時の上流階級のハプスブルク家が近親交配を繰り返して、その特徴を受け継いだ近親者がほとんど顎がしゃくれていたからなんだよ。あとはさ、もっと貧しい時代なんかには太った女の人が美しいとされてたんだよ。
人と親しくなるといつもその人が透明になって、自分との境界線が溶けて混ざってしまう。私の立つ位置が分からないのか、相手を捉えられないのか、分からない。存在することは分かっているのに、私からは決して見えない世界について分からないまま考えている。色のついた水の中に手を入れて、その感触だけで水の中の世界を知ろうとしている。そして私の手もまたその水の色に染まって溶け出し、境界はなくなり世界も分からないまま、体の半分まで溶けたところでそれに気づき、溶けた体を引きずってそこを離れる。体が溶
——なんなんですか?感想じゃないですよ、論理的知見に基づいた意見です。 「いやだからそれが感想だってことですよ。完璧な論理的知見なんてありえないんですから僅かでも誤りの可能性があるなら感想にしかなりえないですよ。」 ——ではそれも感想なのでは? 「だから何?」 ——ってあなたの感想ですよね?ってあなたの感想ですよね? 「それってあなたの感想ですよね?ってあなたの感想ですよね?ってあなたの感想ですよね?」 ——タヒね 「感想はやめてください。」 ——じゃあ具体的
お兄様、コップをそんなところに置いておいたら袖とか引っ掛けたりして落としませんこと?もっと机の内側の安全なとこに置いておく方が安心ですわ。 お兄様、洗ったボウルとザルがピッタリくっついていると全然乾きませんことよ。そういうのはバラバラに重ねて置いておく方がいいですわ。 お兄様、小さい片手鍋は中身が入ってない状態でコンロに置くとバランスを崩してひっくり返りやすいから気をつけて欲しいですわ。 お兄様、畳んだ洗濯物は大きいものから重ねていかないとすぐ崩れますわ。特にエアリズム
りーちゃん@P推し@!!!!! 2022/07/28 15:28 今日は山P主演の「アルジャーノンに花束を」を見たよ♥♥♥Pの顔美しすぎでマジ尊かった♥♥♥内容はちょっと難しかったけど、人権とかそういうことについて考えさせられる内容だったな……φ(..)難しい役なのに完璧な演技にも感動した!!!!!一生推す!!!! でばすて@$$$$$ 2022/07/28 15:40 想念を垂れ流すことと考えることの区別がつかない人っているよな。なんかの感想で「考えさせられた」とかっ
彼氏と今度銀座に行こうとなったときに、「どこ行く?無印のカフェとか行ったことある?」と聞かれた。無印のカフェは2ヶ月前に二人で行ったことあるのにこいつはもう忘れてんのかと怒気を含めて「一緒に行ったことあるじゃん」と言ったら「あれどこだっけ?銀座?」と返事がきた。 私が怒気を表したことにより、おそらく自分が忘れていたという過ちに気づいたと思う。しかし意識的にか無意識的にか、一瞬でそれをなかったことにする返事が来たので驚いた。むしろ感動した。 まるで銀座ではない店舗にでも行っ
すうちゃん:看護師。虫が怖い。 つうちゃん:看護師。太陽が怖い。 すうちゃん:なんか意味わからん壁をすぐ作る人いない?あれすごい腹たつんだけど! つうちゃん:東ドイツ社会主義陣営のこと? すう:ベルリンの壁の話じゃないよ! つう:じゃあ何よ すう:精神的な壁のほうだよ つう:抽象的すぎてわからん すう:だいぶ前に美容院行った時にさ、30代くらいの男の美容師さんが担当してくれたんだけど、話の流れで当時の彼氏に誕生日プレゼントに何をあげたらいいかって相談する感じに
すうちゃん:病院の手術室で働く看護師。漫画と小説とライブと美容が好き。コロナ自粛が辛くてベランダで日を浴びながら読書したりしている。 つうちゃん:病院の救急で働いてる看護師。でかいもふもふの犬が好き。コーヒー牛乳で下痢をする。 すうちゃん:ちょっと聞いてよ〜 つうちゃん:何? すう:知り合いの医者がさあ、コストコ行きたかったらしくて私会員カード持ってるからこないだ連れてってあげたんだよ つう:うんうん すう:でさ、コストコ行くときって肉売り場でアメリカンな大きさの
すうちゃん:病院の手術室で働く看護師。 つうちゃん:病院の救急で働いてる看護師。 つう:最近星の子っていう小説を読んだんだよね すう:へーどんな話? つう:新興宗教の信者の両親を持つ子供の話 すう:めちゃくちゃ面白そう〜 つう:めっちゃ面白かった普通に読んでほしい、ネタバレしたくないから何も教えないけど すう:その新興宗教2世で思い出したんだけどさ〜 つう:うん すう:友達の女の子が彼氏と結婚の話になった時にさ〜、向こうの両親に会いにいったらいわゆるそういう
こんばんは、露口です。 深夜に我孫子武丸氏の「弥勒の掌」を読ませて頂きました。本当は我孫子氏の「殺戮に至る病」を読みたくてBook offに赴いたのですが、出会うことができず、こちらの宗教団体という単語に惹かれて買いました。 序盤〜中盤までの緊張感や、宗教組織との関わりが徐々に拡大していくところは本当にハラハラして面白かったのですが、最後のオチのところが本当にもう残念すぎて死ぬかと思いました。そこが楽しみで仕方なかったのに肩透かしを食らったようでした。年代の想定が古いのも
結局ホラー映画というのは人間側に感情移入するから怖いのであって、幽霊や怪異の気持ちになれば何も怖くないです。逆に応援できるはずです。もともと苦しかったり寂しかったり悲しかったりするのは幽霊の方なんですから。
こんにちは、露口です。 2020年秋に映画が公開される今村夏子氏の著書「星の子」を読みました。 芦田愛菜さんが主演を務めるとのことで今からとても楽しみです。彼女は天才なので。 新興宗教に入信した夫婦の娘、という視点で描写される物語で、読む前は不穏な展開になるのかと思い込んでいました。しかし、娘・ちひろの穏やかな性格と、そう育たざるを得ないとも言える状況のせいでしょうか、善悪のない淡々とした語り口が印象的な作品でした。 ちひろの両親は出生後から病弱であった娘を救うために「
こんばんは、 最近は英語の勉強に行き詰まったり、腹痛があったり、パニック発作が出そうになったりした時にマインドフルネス瞑想をよくやってます。 マインドフルネス瞑想というのは、今生きている現在に集中するための瞑想法で、アップルやグーグルが社員研修に導入したことで有名になりました。 これまではこのマインドフルネスを危機回避という目的で使うことがメインでしたが、本日はリラックスするために海で波の音を聴きながらフルネスしてきました。 普段しているマインドフルネスと異なるのはや
ネット上で話題になっているのを見かけ、前から気になっていました。行きつけの本屋さんの隅っこに陳列されているのを見かけて思わず手に取りました。 自宅に帰ってからお気に入りの栞を用意して読み始めましたが、それは必要なかったようです。2時間半ほどで一気に読んでしまいました。 私の周りにいるたくさんの女性がキム・ジヨンの中に集約されていると感じました。これから私が下に書くことは私自身が日本で育って感じた不当な扱いへの怨念のようなものも混じるでしょう。気が進まない人は読まないでくだ
AIに人間の仕事を取って代わられる等と言われ始めて数年経ちましたが全く導入の気配がありませんね。病院で働く看護師としては早くこまごまとした雑務を全てAIロボットに投げ出したい気持ちしかないのですが、そこまで順風に業務が回るまでのAIロボット導入プロセスは面倒くさいのでやりたくないんですぶっちゃけ。全部業者さんにやってほしい。今回はどんなとこが面倒くさいのかとか、このミス絶対発生するだろっていう思いつくやつを50個書いてみました。どうぞ。 1. AIロボットの充電が出来ていな