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ポコ♪の猿でもわかる「孫子の兵法」③

得るものより、失うものをイメージする

■ネガティブ・インパクト(失う恐怖)のみが人を動かす

孫武は、呉王に招かれたとき、「試しに練兵を見せてくれ」と請われ、宮中の美女180人を集めて練兵をすることになりました。

呉王は孫武の軍師としての実力を試したかったのでしょう。

孫武は隊を二つに分け、王のお気に入りの姫を二人、隊長にします。

合図について説明し、太鼓を実際に鳴らしました。

「右」(右を向けの意味)

女たちはゲラゲラ笑い出します。

孫武は説明を何度も繰り返し、再び太鼓を鳴らしますが、美女たちはゲラゲラ笑うばかり。

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885字
戦争という極限状態では、敗北はあらゆる悲劇を意味します。敗北はすべてを奪われ、勝者がすべてを手に入れます。『孫子』はおもに将軍職を対象に書かれており、その立場は現代ビジネスならマネージャー職にあたります。リーダーである人物が、会社や組織、チームの中でどのような活躍をすべきか?日本、海外問わず経営者や管理職に『孫子』の愛読者が多いのは、単なる兵法ではなく、そこに人間という存在への鋭い洞察が含まれているからでしょう。是非『孫子』を人生に活かし勝利を手にしてください。

世界最高峰の兵法書『孫子の兵法』、様々な先生方が様々な形で解説本を出されています。三国志の英雄「曹操」や毛沢東、ビル・ゲイツまでが熱中した…

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