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“キング”コングになるために。『ゴジラxコング 新たなる帝国』
生まれてこの方特撮ファンをやらせてもらっているが、間違いなく今、「ゴジラ」というIPがもっとも元気である。
国産最新作『-1.0』がアカデミー視覚効果賞を受賞し今なおロングラン公開が続き、TVでは『ちびゴジラの逆襲』の新しいシーズンが放送中である。数年前とは比較にならないほど、ゴジラの名を目にする機会が増えた。新作が長い間途絶えたことのある歴史を踏まえれば、考えられないほどに恵まれている。
かくも愚かしき人という生き物。『オッペンハイマー』
『オッペンハイマー』を観た。観てしまった、という気持ちで頭がいっぱいになってしまっている。日本での公開が遅れた理由も、本編を観た今ならわかるというか、配給事情について無責任な心情を抱いてしまったことに反省するばかりである。
『オッペンハイマー』、センシティブな題材ゆえにこの言葉を当てはめるのが正しいかは今なお悩ましいけれど、一個人の身勝手な感想としては非常に面白かった。伝記モノかつ三時間の長
新機軸と原点回帰のハイブリッド『ウルトラマンブレーザー』と、『大怪獣首都激突』が放つミニチュア特撮の輝き
ウルトラマンブレーザー。初報の段階からこれまでの作品とは異なる雰囲気と風格をまとって我々の前に姿を現した巨人は、長きに渡るシリーズの中でもかなりの挑戦作であったことに、異論はないはずだ。
劇場作品の出自ながら度々作品を跨いで登場し、後輩ヒーローのまとめ役を努めたゼロ。新たなTVシリーズの嚆矢として始まった『ギンガ』からバトンを繋ぎ、10年の大台を突破したニュージェネシリーズ。その歴史の中で、
シャニマスのアニメ第3章を観たぜ。
メリークリスマス。そしてハッピーニューイヤー。伝書鳩Pだ。
昨年から続くシャニマスのアニメの劇場公開、ついに最終章を見届けた。全12話のTVシリーズの先行上映、劇場の大音響で観ることの醍醐味を感じさせてくれるライブシーンだとか、発表当初感じていた3DCGアニメになることへの拒否感が薄れていく感覚ともお別れで、今となっては4月に決まった地上波放送を待ちわびるばかりである。
ここでは、第3章