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「頑張って治す」を辞めてみた話

うつなのに、頑張って治そうとしていました。

行きたくないけど散歩に行くとか
読みたくないけど本を読むとか
話したく無いけど話すとか

何か、生産性のある事をしていないといけない、休みを有効活用しないといけない、と感じていたみたいで。

気づけば、最初は好きでやっていたことも、使命感があると億劫になってしまっていました。

なので、一度全部辞めてみました。

ここ2、3日、とにかく、やりたい事が無い時は、寝ていました。ひたすら寝ていました。

何も考えたく無い、脳を休ませたい時間だったのかもしれません。

今も何も考えずに、綴っているので、文章になっているのか分かりません。

-------❁ ❁ ❁-------

プリンが食べたい。
トロトロのプリン。
3個パックのゼリー状のやつじゃなくて、トロトロの。

でも、外には出たくない。

外に出たくないという気持ちに、プリンが勝ったら出かけよう。

一度、自分の欲求のまま生活しよう。

そう思って3日目。
プリンを買いに行きました。

プリンを買っただけでこの達成感。

外に出ただけでこの爽快感。

外出って改めて大事だなと思いました。

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ある程度の運動、日光を浴びることは、精神疾患を治すためにはとっても大切。

どこを検索しても絶対に出てきます。

でも、私は元々極度の面倒くさがりなこともあり、

散歩のためだけに、寝癖を直すのもめんどくさいし、着替えるのもめんどくさい。

それにプラスされた、うつ特有の無気力。

外出までの過程が、ただただ面倒くさい。

でも、外に出なくちゃ。
頑張ってうつを治さなくちゃ。

そう思っていたら、

「あれ?こんなに頑張って外に出ているのに、気力が戻ってこないぞ??うつから抜け出せないぞ???」


治すための行動が、ストレスそのものになってしまっては、本末転倒ということを学びました。

知らぬ間に、うつに真っ向勝負で、挑んでしまっていた。
危ない危ない。

「頑張って治す」を1度辞めて、「プリンを食べたい」くらいの、軽い気持ちで、うつをかわすことが私には向いている気がします。

散歩だって、今日はいいやと思ったら、行かなくても良い。

読書だって、元々好きじゃないんだから、無理にすることは無い。

何かやりたいと思えた時が奇跡。

やりたい事をやりたい時に。

やりたくない事も出来た時には、プリンくらいの甘いご褒美を。

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