[その他]東京近郊初心者山登り

東京近郊の初心者向けの山登りコースをご紹介します。
東京近郊には山登りにとても良い場所が沢山あります。
是非山登りをして、大自然を沢山感じてください。

初めて山登りをする方
1.高尾山  6号路~山頂~1号路
2.大菩薩嶺 上日川峠~大菩薩峠~山頂~上日川峠

初心者の方(少し慣れてきたきた方)
1.高尾山 陣馬山~高尾山 縦走コース
2.棒ノ折山 わらさびの湯~山頂~わらさびの湯

[初めにする事]
まず初めに、山登りをする際には、スマホにアプリを入れましょう。
「YAMAP」もしくは「ヤマレコ」というアプリを入れると便利です。
事前に登山ルートの確認と、ルートを作成できますし、登山中に自分の場所をGPSで確認もできます。また、ルート全体の距離や高低差、自分のかかったタイムなども分かります。記録としても残りますので、これらのアプリは入れた方が良いです。

[事前準備]
最初はそんなに装備にお金をかける必要は無いと思います。
但し、次のものは準備をして持って行った方がいいです。
・歩きやすい靴
・雨具
・水(もしくはお茶) 少し多めに
・簡単な食事(カロリーメイトやゼリーなど)
・クマよけ鈴(音がなればどんな鈴でもよいです)
・ヘッドランプ(光ればOK、スマホ以外で準備が必要です)
・スマホ
・タオル
水と食事は、万が一遭難した時の事を想定して、持参します。
水は多めに持っていく事をお勧めします。

[事前準備2]
高尾山以外の山の場合は、必要に応じて登山計画書を提出してください。
「YAMAP」もしくは「ヤマレコ」で、簡単に計画書を作成して、提出できる機能があります。
また、周りの誰かに登山に行くことを伝えてください。家族でもいいですし、会社の同僚でもよいです。とりあえず誰かに登山に行くという事を共有してください。


さてお勧めの山の紹介です。

[初めて山登りをする方]
初めて登山をするという方や、これから登山を始めてみようと思っている方、運動不足だなと思っている方は、以下の山をお勧めします。

1.高尾山  6号路~山頂~1号路
誰もが知る高尾山です。高尾山には色々な登山ルートがありますので、どのルートにされるか迷うかと思います。
私のおすすめは、6号路からの登山です。6号路が一番お勧めです。
自然の中を歩いて、途中に距離は短いですが、簡単な沢登っぽい所があります。登山をした気分になれて、自然を沢山感じる事が出来ます。
帰りは、1号路をお勧めします。1号路はコンクリートの道路です。観光地向けの道路です。途中に高尾山薬王院など、見所があります。
リフトやケーブルカーもありますので、もし動けなかったりしたら、リフトやケーブルカーで下山をする事をお勧めします。
ただ、観光シーズンなどはリフトやケーブルカーは行列です。歩いて降りた方が早く下る事が出来ます。大体45分~1時間程度でふもとまで下る事が出来ます。
1号路はお茶屋さんが多く、観光で歩いている人が多いので、安心です。
ケーブルカーの駅のそばには天狗焼が売っています。この天狗焼はかなりおいしいので、お勧めします。

2.大菩薩嶺 上日川峠~大菩薩峠~山頂~上日川峠
大菩薩嶺は百名山です。ですが、上日川峠からの登山は、高尾山とあまり難易度は変わらないです。
JRの中央線で、甲斐大和駅まで行きます。甲斐大和駅からバスが出ています。平日は3便、土日祝日は5便運航されています。事前に時刻表を確認して電車に乗りましょう。バスが混雑する事がありますので、できれば、1本早く到着する電車で向かうと良いです。
登りは、大菩薩峠経由のルートで山頂を目指します。このルートは何と言っても歩きやすいです。また、大菩薩峠と大菩薩峠~山頂までは、とても景色が良く、登山に来たという感じを味わう事が出来ます。とっても簡単に登ったのに絶景を見る事が出来ます。
帰りは、登ってきたルートをそのまま帰るのでもよいですし、雷岩から下山をするルートでもよいと思います。
道間違いだけは気を付けてください。

[初心者の方(少し慣れてきたきた方)]
一度は登山をしたことがあるという方や、体が動くよという方は以下の山をお勧めします。

1.高尾山 陣馬山~高尾山 縦走コース
陣馬山から高尾山まで縦走するコースです。ここの縦走は道がとても整備されており、歩きやすいです。ハイキング感覚で縦走できます。
登りは高尾駅からバスが出ており、陣馬高原下行きで終点で降りてください。多分ですが、バス停では行列が出来ていると思いますので、すぐにどこのバス停かが分かると思います。
大体20Kmほどの距離があって、6時間ほど歩く事になります。
人もそれなりに歩いていますので、安心できます。
土日祝日なら、各山頂のお茶屋さんがやっていると思いますが、水は多めに持っていく事をお勧めします。
もし、とても疲れたら、途中で離脱するルートもあります。ですが、高尾山まで行ってリフトやケーブルカーで降りるという手もあります。
初心者にはとても良いコースだと思います。
このコースを何度も登って練習すれば体力が付きます。

2.棒ノ折山 わらさびの湯~山頂~わらさびの湯
この山は簡単に言うと、高尾山の6号路を難しくしたコースです。沢登が楽しい山です。
池袋から西武線に乗って飯能まで行きます。飯能からバスで、わらさびの湯まで移動します。わらさびの湯から登山をします。
沢登を楽しんでください。山頂まで登ったら、下りは、同じルートを下る事もできますが、岩茸石の裏側に登山ルートがあってそこから下ると沢ではなく林道を下る事が出来ます。そしてわらさびの湯まで戻ってくることができます。バスの時間を確認して、わらさびの湯で温泉につかってバスまで待つのも良いと思います。
ここは、帰りに間違って岩茸石山方面に行かない様に気をつけください。
岩茸石山ルートは、奥多摩の高水三山に抜ける道ですが、距離がそれなりにありますので、十分な水を準備していないとひどい目にあいます。また、道間違いもおこしやすいです(実際に私は道間違いを起こしてGPSで間違いに気づいて正規ルートに戻りました)。あまり登山者がいませんので注意が必要です。
高水三山まででると人は沢山います。

[その他]
奥多摩には、奥多摩三山と呼ばれる山があります。
1.大岳山
2.御前山
3.三頭山
登るルートにもよりますが、簡単なルートで登った場合は、以下の順番で簡単に登れます。
三頭山 ≦ 大岳山 < 御前山

三頭山は、武蔵五日市駅から都民の森までバスが出ています。バスを使えば、かなり簡単な登山になります。
大岳山は、御岳駅からバスでケーブルカー滝本駅へ行って、ケーブルカーに乗って、御岳山から登山すると簡単な登山になります。

また、この三山は縦走する事が出来ます。
三頭山~御前山~大岳山 の順で回ります。

山登りに慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。

紅葉がきれいな季節になってきましたので、登山をしてリフレッシュをしてみてはいかがでしょうか?

いいなと思ったら応援しよう!