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【回想】オンラインスナック「偏愛」でおむすびを語ってきた話


【今日のむすび022】#1049日目


モノローグ

今日のおむすびリポートは、だし醤油を使った鮭おむすびにしようと思う。
だしの旨みが詰まった、魚屋さんの大きなおむすびのことを書きたいけれど、記事にするにはもうひとつエッセンスが欲しいところ。
時事ニュースだったりやだし醤油について調べてみるけれど、あまりパッとしない。
うーん困ったな。

こういう時に自分が活用しているのが、自分の過去の記事を検索してみること。同じ具材やテーマ、同じ時期などを調べてみると、以外と面白いことがみつかるもの。

早速、ググってみる。
検索ワードは「ハスつか だし醤油」でいいだろう。

いちばん、上に現れてきたのはこれ。。


スナック?偏愛?

予想外の記事が出て来たぞ。笑

日付は2020年の6月。今から約2年前。

この時は世の中的にも外出が難しい状態で、おむすびリポートもお取り寄せなどを活用しながらなんとかやりくりをしていた時期。この頃に自分自身がなにを考え、周りとどのようなコミュニケーションをとろうとしてきたのだろう。
ちょっと気になる。

ということで、今回はこの記事をもう一度読み直してみたいと思う。ぜひ、みなさんもスナック偏愛のディープな世界にお付き合いください。


(ここからは、2020年6月に書いた内容になります↓)



オンラインスナック「偏愛」でおむすび語ってきた


そもそも人は、周りに共感を求めて発言や行動をしてしまうもの。
でもそれって、窮屈なことなのかもしれない。
本当は人の目を気にせずに、自分の好きなことを思いっきり話ししてみたい…

そんな誰しもが持つ願望。それを叶えてくれるというオンラインスナックができたとのことで、そのプレオープンに行ってみた。

その名も「スナック偏愛」

この謎めいた案内文に、なぜか惹かれてしまう…
いったい、なにがおこなわれるのだろう…


怖いもの見たさに、チラッと覗いてみた。
画面の向こうに、ちょっとガッチリしたママがたたずんでいる。髭の剃り跡が少し気になる…


そおっーと、ノートPCの蓋を閉じる。
なんだか、胸騒ぎが止まらない。
心を落ち着けるために、深呼吸をしてみる。
「すうーはあー」

まだ、落ち着かない。
冷蔵庫に行ってビールを持ってくる。
とっておきの僕ビール君ビール。
なんだか、スナック偏愛に合いそうな名前だ。


ビールのチカラを借りて、もう一度入店してみることに。

「いらっしゃい」
満面の笑みでママが待ち構えていた。
もう逃げられやしない…



このプレオープン日に集まったのは、男女合わせて15名ほど。

お店のシステムは、順番が回ってきたらひたすら偏愛を語るだけ。
聞き手はママ(かずママ)ひとりが担当。

それ以外の時間は、他の人の偏愛をひたすら聞くことに。

この他の人の偏愛を聞くということが、案外面白い。
大好きすぎて、ハマりまくっていることを人が語る姿って、迫力あるし、なんだか素敵に思える。
そもそも偏愛話って、まったく共感ポイントがない。それなのに、その熱量に圧倒されて、なぜだか自分もそれを知りたくなってしまう。

その中に、秋田県の古いテレビコマーシャルをひたすら語っている女性がいた。
「金萬のコマーシャルが、すごく良くてはまってます…」

金萬!?
なにそれ?


こっそり裏で検索してみる。
金萬は、秋田の和菓子屋さんのようだ。
YouTubeに動画などにもそのCMは残っているみたい。
この場で話を聞かなかったら、この先出会うことがなかったかもしれない。


このように、話だけでなく検索などを使って、話の理解を深めていけるところはオンラインスナックのよさかもしれない。


とうとう、自分の番が回ってきた。
いったい、何を話そうか。

自分だけが語れること。やっぱりおむすびかなあ。
しかもディープな内容となると…あれか!


自分が話したのは、丸亀製麺で自分で作るだしおむすび茶漬けの美味しさについて!

もちろん、誰も話についてきてくれない。

ママだけが、相槌を打ってくれるだけだ。

でも…

か・い・か・ん・・


これって、ちょっと快感かもしれない。

周りの人たちの目を気にしたり、共感を作るように気を回さなくてもいい。

もしかしてこのシチュエーションは、コミュニケーション力が常に必要とされる時代に生まれたひとつのエアポケット的なカタチなのかもしれない。。。



長くなるので、今回はこのあたりで。

実際のレポートでは、この後に、お取り寄せのだし醤油焼きおむすびのリポートなどが続いている。

ご興味あれば、ぜひ本編も。


エビローグ


自分の好きなことやはまっていることを人に伝えるのって勇気はいるけれど、実はかなり楽しい。
そして、それを真剣に語っている人を見ているのも楽しいもの。

それって、なにかに似ているなあ。

あっ!もしかして!

今、自分が書いている「noteという世界」と似ているかも。

noteって、その人の好きなことや気になっていることを文章や写真、イラストなどを通じて周りに伝えられる世界。
そこでは、大きな制約もないし自由に表現ができる。
クリエイターのみなさんも思い思いのことを書き綴っている。

そして、最後にひとつ。
可能ならば、このスナック偏愛みたいなことを、リアルかオンラインでまたやってみたいな。

その時はなにを話そうかな。
ウヒヒヒヒ。



今日もむすびよし!

(予定していたおむすびリポートは、長くなってしまったので明日にしますね)


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