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withコロナ時代。新しい応援のスタイルとは?

(写真も自分で撮影しています!)
暑い、熱い、暑い、熱い。真夏のような日。
スタジアムに撒かれた水しぶきが、芝生に息吹を吹き込んでいく。
ようやく、ようやく、サッカーの応援ができる日常が戻ってきた!

プロ野球に続き、先週末からJリーグの試合でも観客を入れての観戦が始まった。
先日までの無観客試合とは、その喜びだったり、熱の入れ方もやっぱり違う。

①観客5000人の制限

とはいえ制限はある。
Jリーグの新型コロナウイルス対応ガイドラインによると、7月10日よりスタジアムの収容人数の50%以内、あるいは5000人までの制限付きで観客を入れられることになっている。

浦和レッズの本拠地埼玉スタジアムでは、6万人を超える収容人数に対して、観客5000人までということなので、かなり密な状況は抑えられるはずだ。

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そのため浦和レッズは、ダイヤモンド会員(シーズンチケット25年以上継続)を中心にチケットを限定販売。
(この方たちは、ほんとうにすごい!今まで購入した金額を合わせると車、いや家族とかの分も入れると高級外車とか買えちゃうくらい払っている人もいるかと)

また、限定販売で余った座席について、プラチナ会員(シーズンチケット15年以上継続)を対象に、試合の前日に急遽販売することをしていた。

自分もプラチナ会員なので、直前で運よくチケットを手に入れることができた!

②普段と違うスタジアム

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密を避けて自転車で埼玉スタジアムに向かう。
炎天下の中、汗だくに。
試合が見られるなら、これくらいのことどうってことない。はあはあ。

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スタジアムの周りにいる人は、かなりまばらだ。
売店もやってなく、かなり寂しい。

普段だったら、大行列ができているゲートにも人がほとんどおらず、サポーターよりも係りの方たちの姿がよく見える。


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入場する際には、検温、手の消毒が徹底されている。

いつもは入念に行われている、荷物チェックはなし。
チケットのもぎりは係りの方の確認後、自分で行う方式だ。

このあたりは、どうやればいいのかまだ模索中と言った感じ。今後変わってくるかもしれない。

③帰ってきたスタジアムに涙ぐむ

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スタジアムに入ると、とにかく壮観な眺めに驚く。

スタジアム中のひとつひとつの席に色つきのビニールシートをかぶせて​、赤白黒の浦和レッズカラーに染め上げている。

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座席は、前後左右2席ずつ空いている。
これだと、1人あたり9席の面積があることになる。
想像以上に人との距離はあるかなあ。

午後7時。選手たちが入場してくる。
指定席のサポーターも立ち上がって、スタンディングオベーションで、向かい入れる。

こみ上げるものがあって、ちょっと涙ぐんでしまいそうになる。

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入場者数は、3000人ちょっと。
普段の10分の1以下。
これは寂しい。
行きたい人は多かったのに…せめて5000人近くいって欲しかったなあ。
チケットの販売の仕方は工夫が必要かもしれない。

試合は、1-0で、見事に浦和レッズの勝利!


④禁止事項を守れなかったサポーター

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ここからは、今回の応援、これからの応援について考えたいと思う。

今回、応援に対してリーグ側からいくつかの禁止事項があげられていた。

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これらのいくつかに対して、守れなかったサポーター(全体の中の一部)が埼玉スタジアムにいたことは、事実だ。

せっかく、
みんなが我慢して待ち望んできた今日という日に…
これだけのスタジアムの雰囲気を作ってくれたのに…
本当に残念だ。


いっぽうで、このルールの中だとサポーターができることは、非常に限られてしまう事実もある。
せいぜい拍手をしてタオルマフラーを掲げるくらいだろう。

これだとスタジアムに熱気は生まれないし、選手たちを鼓舞することもできない。
魅力的なスタジアムとはかけ離れてしまうことになり、ここまで培ってきたサポーターの熱量やその歴史を壊してしまう可能性がある。


⑤コロナ時代の応援とはどうするべきか。

そこで、すべてを禁止するのではなく、コロナウイルスの感染から観客を守りながら、どうしたら応援を盛り上げられるかを、もう一度考えてもいいと思う。

例えば、手拍子の解禁。一部の打楽器の解禁だ。
この2つは他の人との距離が保たれているのであれば、かなり安全に運用できると思われる。

声は出せないにしても、スタジアム全体に一体感が生まれてくるし、選手をより後押しができる。

もちろんルールをゆるくするだけでなく、厳しく守ってもらうことも大切だ。
コロナウイルスの特徴も対策もこれまでの経験からある程度見えてくるようになってきている。屋外とは言え人との距離やマスクの着用は絶対的に必要。
また、呼気や唾液の飛沫を飛ばすような行為(立って応援はいいけれどコールやジャンプなどはダメ)は、周りに不安を感じる人は多いと思う。

またせっかく間隔を開けている座席の移動を制限したり、座席と観戦者個人の紐付け(万が一の時に、後追いができるように)も大切なことになる。

そのためには、試合前の告知をしたり、スタジアムのオーロラビジョンや出入り口などに案内を出し禁止事項を周知することが必要になってくる。また、もし守らなかった時の罰則(個人だったり、クラブが受ける可能性)を一人一人にちゃんと理解してもらうことが大切になってくる。

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⑥焦らずに、周りを信じて応援していこう

サッカーには味方もいるし敵もいる。
その敵に勝つことこそ、最大の目標としてきた。

だけど、今、それ以上に大きい敵がいる。
その大きい敵に勝つためには、ファン、サポーター、選手、スタッフを含め、あるいは他のクラブとも協力し、まさに総力戦で戦っていく必要がある。

もしかしたら長期戦なるかもしれない。
それでも焦らずに、周りを信じて応援していこう。

必ず、あの熱狂のスタジアムは帰ってくるから。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!