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お酒を飲む夜はどうにも感傷的になって仕方ない。
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僕の傷は僕にしか理解できないし、あなたの傷が分かるなんて嘘の同情はしない。
また今日から執筆を再開しよう、物語を紡ごう。
日付を超えられない体になってしまった...
言葉でしか、とりわけ文筆でしか僕は心の葛藤や想像を表現できないから。書き続けるしかないんだと、一つの欲を満たす様に。
君はきっと、過去を振りかえらないだろう。
僕はだから、未来から来たフリをするんだ。
君はきっと笑顔でいうんだ、初めましてと。
僕はその言葉に、また傷ついて逃げるんだ。
君にとって僕は、有象無象の一人間だから。
僕は再び、違う世界線で君に逢いに行こう。
大人になるということはきっと何かを失っていて、でもそれは紛れもなくあの時の君が追いかけ続けていた大事な大事な何かで、忘れちゃいけない君だったんだよ。
あの日追いかけていた何かは、今や僕の心の中にすらいなくなっていた。
ああ、待ってよ、もうちょっとだけ。
掴みかかるとすぐに霧散してしまう何かはまたひょっこりと姿を現し、僕がもがいてる様を楽しんでいた。
追いかけては消え、消えたと思ったら現れ、鬼が変わらない鬼ごっこに辟易した僕はいつかの群青色をした冬空の下、何かに初めて背を向けた。
何かは僕を追いかけるでもなく、振り返るとただずっと視界の奥に佇ん
ちゃんとね、苦しむよ
最近ね、別れたんだ。
辛くてね、2日も仕事休んだんだ。
連絡先もね、考えうる全てを変えたんだ。
気持ちもね、置き去ることにしたんだ。
2人もね、 失うことは辛かったんだ。
でもね、それしか選択肢が視えなかったんだ。
僕はね、自分勝手だと思うんだ。
なにもね、成長してなかったんだ。
ただね、後悔はしてないんだ。
きっとね、もう関わることはないんだ。
それでもね、不幸を望んでるわ
4日目・どうでもいい
得たものは私にとってどうでもいいものだった。
捨てるのに躊躇いはないけれど、害なく無価値なそのものは、別にどうでもいいものだった。
そのものは偶々拾った。お酒に酔わされ酷い歩き方をしていた夜更けにたまたま見つけた。ただ、なんとなく持ち帰ったものが、処分の煩雑さで今でもわたしの部屋にある。
「俺、家事めちゃくちゃ得意だから。料理も洗濯も掃除もなんだって任せてよ。あゆみのこと、絶対楽に