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とにかくひたすら映画について語る vol.2

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どうやらマガジンにはnote100記事しか保存できないらしいので、vol.2を作成しました。
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2017年5月の記事一覧

【cinema】おとなの事情

【cinema】おとなの事情

2017年30本目。

新婚カップルや娘の反抗期に悩む夫婦、倦怠期を迎えた2人など、食事会に集まった7人の大人たちが、「メールが届いたら全員の目の前で開くこと」「かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すこと」というルールを設定し、「信頼度確認ゲーム」を開始する。ゲームが進むにつれ、夫婦間のもめ事や家庭の問題、仕事や性格についての悩みなど、7人の本当の姿が次々と露呈していく。(映画.com

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【cinema】未来よ こんにちは

【cinema】未来よ こんにちは

2017年29本目。

パリの高校で哲学を教えているナタリーは、教師の夫と暮らし、2人の子ども独立して充実した人生を送っていた。ところがある年のバカンスシーズンを目前に、夫からは離婚を切り出され、年老いた母も他界。思いがけない出来事が次々と起こり、気が付けばおひとり様になっていたが……。(映画.comより転記)

ってあるけど、そこまで深刻なお話ではない、かな。イザベル・ユペールって、決して超

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【cinema】わたしは、ダニエル・ブレイク

【cinema】わたしは、ダニエル・ブレイク

2017年28本目。

イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。シングルマザーのケイティと2人の子どもの家族を助けたことから、ケイティの家族と絆を深めていくダニエル。しかし、そんなダニエルとケイティたちは、厳しい現実によって追い詰め

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【cinema】サラエヴォの銃声

【cinema】サラエヴォの銃声

2017年27本目。

第1次世界大戦勃発のきっかけとなったサラエボ事件から100年が経った2014年6月28日。記念式典が行われる「ホテル・ヨーロッパ」には、戦争についてインタビューするジャーナリストや式典での演説の練習をするVIP、賃金未払いをめぐってストライキを企てる従業員ら、それぞれ事情を抱える様々な立場の人たちがいた。やがてホテル内に鳴り響いた1発の銃声をきっかけに、彼らの運命は大き

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【cinema】汚れたミルク あるセールスマンの告発

【cinema】汚れたミルク あるセールスマンの告発

2017年26本目。

あるグローバル企業がパキスタンで粉ミルクを強引に販売したため、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児の死亡率が増加してしまう。自分の販売した粉ミルクが子どもたちの命を脅かしていることを知ったセールスマンのアヤンは、企業を訴えようとするが……。(映画.comより転記)

私の感覚がおかしいことを先に断りを入れておきます。これは紛れもなく、世界的超大企業告発の話です。皆

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【cinema】家族の肖像

【cinema】家族の肖像

2017年25本目。

ローマの豪邸にひとり静かに暮らす老教授。その邸宅には、18世紀イギリスで流行した「家族の肖像」という家族の団らんを描いた絵画が飾られている。そこへブルモンティ夫人とその愛人、夫人の娘らが転がり込んでくる。当初は平穏な生活を阻害されたと感じた老教授だったが、次第に彼らに興味を抱き始める…(映画.comより転記)

私の見方がおかしいのか、甘いのか、古いのか映画の主題から外

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【cinema】パリ、恋人たちの影

【cinema】パリ、恋人たちの影

2017年24本目。

フランス映画はズルい。男と女のこんな愛のやりとりが、サラリと、オシャレに描けるのは、フランスだからだ。私が勝手にオシャレと感じているだけかもしれない。本当はもっと泥臭いのかもしれない。それでも、この街にいる恋人たちは、どこか浮世離れしていて、自分と同じ世界に住んでいるとは到底思えないのです…。

ドキュメンタリー作家ピエールと、低予算のドキュメンタリー映画を制作するピエール

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