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移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する その2
移動平均線と絶対モメンタムとでPortofolio Visualizerにおいて取引タイミングが異なることは以前の記事で解説しました。
今回はチャートの視点で見ていきたいと思います。
早速ですが下記は $TMF の月足チャートになります。移動平均線はなだらかな下落基調で最終月で薄氷のように跳ねましたがまだまだ移動平均線の下にあります。ゴールデンクロスに代表するような下から上に突き抜けるタイミング
DMSR(デュアルモメンタム・セクターローテーション)のレバレッジ化を検討しながら上場廃止のリスクに備える
1倍のDMSR(デュアルモメンタム・セクターローテーション)DMSR(デュアルモメンタム・セクターローテーション)は「ウォール街のモメンタムウォーカー」で紹介されたデュアルモメンタムです。今回はこのデュアルモメンタムを考察していきます。
まずはおさらい
詳細は上記の本を参照していただくとして、具体的な手法は以下です。
モーニングスターなどで行われているように米国市場のセクターごとにETFが
更なる強気で最小分散ポートフォリオを救おうとした
きっかけ以前の記事
で、債券ショートを組み込んだ最小分散ポートフォリオの改善版を作成しました。しかし、トラックレコードをよくよく見るとキャッシュポジションを指示した場面での大幅な反発を取り逃した場面があります。
長期的には指数を上回る可能性が高いものの、その頃のTLには
「稲妻が輝く瞬間に居合わせないとパフォーマンスは劣後します!」
「タイミング投資は上手くいきません。インデックスをガチホし
元の指数に戻って長期でバックテストを行うことの重要性
レバレッジETFは世界金融危機を厳密な意味では経験していない当たり前と言えば当たり前ですが、 $SPXL をはじめとするレバレッジETFは登場が2008年の11月下旬からなので厳密な意味でのリーマンショックを経験してはいません。
前回の記事
で実は退避アセットを金鉱株ETFの $GDX にする案も考えていました。(過去形)。
それは「コモディティではなく、コモディティ系のセクターETFを保有
移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する
序論「最終的に投資手法は些末な問題にしかすぎず、適切なルックバック期間さえ分かればよい」みたいなポストを見ました。果たしてそうでしょうか?実際に検証してみることはデータエンジニアとして、いえ、投資家として当然です。(まさか「偉い人がそう言っていたから!」と他人の発言を鵜呑みにしてはいませんよね?)
まずは1倍ETFで検証してみるさてここで、ルックバック期間を固定して、移動平均線と絶対モメンタム