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移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する その2

移動平均線と絶対モメンタムとでPortofolio Visualizerにおいて取引タイミングが異なることは以前の記事で解説しました。

今回はチャートの視点で見ていきたいと思います。
早速ですが下記は $TMF の月足チャートになります。移動平均線はなだらかな下落基調で最終月で薄氷のように跳ねましたがまだまだ移動平均線の下にあります。ゴールデンクロスに代表するような下から上に突き抜けるタイミングで買う取引手法を採用しているのであればまだ積極的に買っていける場面ではないようです。

$TMF の月足チャート

しかし、絶対モメンタムとなると8か月前の始値が当月の終値を超えていれば「買い」のサインが点灯することになります。例えば今日を6月末日とすると、6月の終値が11月の始値を超えていて、かつ5月の終値が10月の始値を下回っていれば(グラフ上は分かりにくいが1%程度下回っている)、7月は絶対モメンタムが上抜けたことになり、「買い」になる訳です。

で、これ、チャートをよく見るとテクニカル分析でよくある三角保合いからの上へのブレイクアウトみたいなやつですね。

取り留めもなく終わる。

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