龍舞(414371)

モメンタム投機家、データサイエンス数学ストラテジスト 上級、 Professional…

龍舞(414371)

モメンタム投機家、データサイエンス数学ストラテジスト 上級、 Professional Scrum Master / Product Owner、元プロのダーツ選手(クロス・アイ・ドミナンス)、阪神タイガース

最近の記事

移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する その2

移動平均線と絶対モメンタムとでPortofolio Visualizerにおいて取引タイミングが異なることは以前の記事で解説しました。 今回はチャートの視点で見ていきたいと思います。 早速ですが下記は $TMF の月足チャートになります。移動平均線はなだらかな下落基調で最終月で薄氷のように跳ねましたがまだまだ移動平均線の下にあります。ゴールデンクロスに代表するような下から上に突き抜けるタイミングで買う取引手法を採用しているのであればまだ積極的に買っていける場面ではないようで

    • DMSR(デュアルモメンタム・セクターローテーション)のレバレッジ化を検討しながら上場廃止のリスクに備える

      1倍のDMSR(デュアルモメンタム・セクターローテーション)DMSR(デュアルモメンタム・セクターローテーション)は「ウォール街のモメンタムウォーカー」で紹介されたデュアルモメンタムです。今回はこのデュアルモメンタムを考察していきます。 まずはおさらい 詳細は上記の本を参照していただくとして、具体的な手法は以下です。 モーニングスターなどで行われているように米国市場のセクターごとにETFがあるので、その相対モメンタムを求める。ちなみに現在は11セクターあります。 相

      • 更なる強気で最小分散ポートフォリオを救おうとした

        きっかけ以前の記事 で、債券ショートを組み込んだ最小分散ポートフォリオの改善版を作成しました。しかし、トラックレコードをよくよく見るとキャッシュポジションを指示した場面での大幅な反発を取り逃した場面があります。 長期的には指数を上回る可能性が高いものの、その頃のTLには 「稲妻が輝く瞬間に居合わせないとパフォーマンスは劣後します!」 「タイミング投資は上手くいきません。インデックスをガチホしか勝たん」 みたいな声に動揺してしまい、 「このシステムはクソ!」 とルールを破

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        • 元の指数に戻って長期でバックテストを行うことの重要性

          レバレッジETFは世界金融危機を厳密な意味では経験していない当たり前と言えば当たり前ですが、 $SPXL をはじめとするレバレッジETFは登場が2008年の11月下旬からなので厳密な意味でのリーマンショックを経験してはいません。 前回の記事 で実は退避アセットを金鉱株ETFの $GDX にする案も考えていました。(過去形)。 それは「コモディティではなく、コモディティ系のセクターETFを保有する方が株式100%の投資原理には背きにくいのでは?」と考えたからです。 なので

        移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する その2

          移動平均線だけで最小分散ポートフォリオに勝ちたい(portfoliovisualizerのリンク付き)

          はじめに以前の記事 で私は最小分散ポートフォリオの改善を試みました。このモデルの弱点は毎月のリバランスが発生するところです。リバランスを行うという事は余計な手修了が発生するという事、また複数アセットクラスのリバランスを行うことによりスリップが発生しやすく、想定通りのパフォーマンスが出ないこともあるでしょう。 また、私は「株式市場が下落した際の資金の退避先は債券であるのか?」「金利に左右される債券は退避アセットとして相応しいのか?」と疑問を投げかけました。 今回はこれに

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          移動平均線だけで最小分散ポートフォリオに勝ちたい(portfoliovisualizerのリンク付き)

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          移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する

          序論「最終的に投資手法は些末な問題にしかすぎず、適切なルックバック期間さえ分かればよい」みたいなポストを見ました。果たしてそうでしょうか?実際に検証してみることはデータエンジニアとして、いえ、投資家として当然です。(まさか「偉い人がそう言っていたから!」と他人の発言を鵜呑みにしてはいませんよね?) まずは1倍ETFで検証してみるさてここで、ルックバック期間を固定して、移動平均線と絶対モメンタムという対象のシグナルが上の場合はフルベット、そうではない場合はマーケットから資金

          移動平均線と絶対モメンタムの違いを直感的に理解する

          最小分散ポートフォリオを救いたい(portfoliovisualizerリンク付)

          はじめにかの偉大なる投資家であるウォーレン・バフェット氏は「市場のタイミングを計ることは愚か者のすることである」と述べています。タイミングを見計らって投資を行うことは、不可能ではないにしても困難であることは認めます。そして、そのことより、一部のインデックス原理主義者の投資家たちはタイミング投資による戦略を検討すること自体を忌避します。 しかし、私はプロの投資家ではなく、人間の本質が変わらない限り、市場のトレンドやモメンタムに再帰性があるとして、単純かつ効果的な方法があるに違

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          最小分散ポートフォリオを救いたい(portfoliovisualizerリンク付)

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