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更なる強気で最小分散ポートフォリオを救おうとした

割引あり

きっかけ

以前の記事

で、債券ショートを組み込んだ最小分散ポートフォリオの改善版を作成しました。しかし、トラックレコードをよくよく見るとキャッシュポジションを指示した場面での大幅な反発を取り逃した場面があります。

指数の大幅な反発を取り逃した

長期的には指数を上回る可能性が高いものの、その頃のTLには
「稲妻が輝く瞬間に居合わせないとパフォーマンスは劣後します!」
「タイミング投資は上手くいきません。インデックスをガチホしか勝たん」
みたいな声に動揺してしまい、
「このシステムはクソ!」
とルールを破って慌ててポジションを取ってしまいます。

それこそ、FOMO - the Fear Of Missing Out(取り残される恐怖)、またの名を「ジャンピング高値掴み」と言います。
そうなるともう規律ある投資とは言えず、単なるお猿さんのダーツ投げです。

しかし、 $TMF $TMV という実質キャッシュポジションの状況では色々やりたくなるものまた人の心理です。
ポジポジ病、休むも相場という声も聞こえないことはないですが、少なくとも改善点があるかどうかだけでも探るのは無駄ではありません。

$TMV $TMF の両面持ちはどういう状況下で起こるか

$TMV $TMF の両面持ちはどういう状況下で起こるかと言うと以下の2点を満たしている時です。

  • 債券に対してロングを取ろうが、ショートを取ろうが中期モメンタムでは、(レバレッジによる減価を除けば)、0に収束している。

  • 株式のモメンタムがレバレッジによる減価を超えて更に下回っている

この状況で株式を持つように戦略を変えるのはなかなか勇気のいることですが、大底蹴り、ボリンジャーバンドの逆張りの反発を狙うのであればそう悪くはないような気もします。

この先は有料にしましたが、正直、結果にはあまり納得いっていないので、有料にするまでもないと思っています。ですが、元の記事が有料なのでリポストするだけで読めるようにしておきました。portfolio vizualizerのリンクもつけました。興味のある人だけどうぞよろしくお願いします。

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