ジユウイシ

今を生きることを決意した医師の記録。30代男性。 病院を辞めてブラブラしています。 成…

ジユウイシ

今を生きることを決意した医師の記録。30代男性。 病院を辞めてブラブラしています。 成長過程と葛藤、キャリアと人生。 読んでくださった方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最近の記事

「直感」と「論理」

自分のnoteを見返してみた。 人の目に触れるところにアウトプットする事で思考の整理に一役立っている。本も読むようになった。そして、何より「気づき」が多い。最近は。 直感と感情で生きている。「論理的であることの逆」を地でいっていた。 気合いと根性に任せて、スクリーンショットのように年表や記号を覚え込む事でセンター試験を乗り切り。そのあとも、ほぼ丸暗記で留年せず、国家試験、専門医試験などにパスする事ができた。人前に出ることは殆ど無かったのでなにも困らなかった。 就職後は

    • バイト先での雑談 しなやかな人生

      病院を抜け出し3ヶ月。 何もしない訳にもいかないので。イベント救護、検診、内視鏡、美容、外来、産業医など様々な現場を経験している。数年前より条件は厳しいが、医師免許は本当にありがたい。 ストレスは殆ど無いが、物足りなさも感じつつあり(少しだけ、笑) 同室した内科の先生と雑談する機会があった。学生時代、医局時代、この地に定着した理由、今の施設に常勤となった流れ、同期の現在(教授になった人、著名になりテレビに出ている人、病院を大きくした人、町医者を細々やっている人)などを話

      • 役立たない解釈をしない

        前職場に在職している元同僚から今起っていることが知らされる。 それが在職中の自身の記憶を呼び起こし、恐れ、怒り、罪悪感などのマイナスの感情を呼び起こす。 体験したのは人格否定、違法行為、枚挙に遑がない。 前職場における組織構造、経営陣の人格などは現在、自分が求めている人生において一切役立つことのない解釈である。 自分のエネルギーと時間を蝕んでいく。 同時に得るものもあった。培われた社会的感覚、欲望と恐怖に容易に流されてしまう自分の特性が身を以て理解できたこと。共に辛

        • 言い返せない

          治療方針を決めるとき。病院の都合、スタッフの要望、患者の要望、主治医の判断、全てが同じ方向を向いていないケースが往々にある。 主治医が病状に応じた判断を下すためには患者とその家族への説明と同意、経験、技術、知識、医療資源の把握、バランス感覚が必要でガイドラインや他の医師の意見、患者・家族の要望を取り入れたうえで、自身の倫理観に基づき患者の利益を第一に考えた総合的な判断を下す。 しかし、病院の都合の肥大、スタッフとのパワーバランスなどの外的要因により判断を歪められることがあ

        「直感」と「論理」

          チェックリストと優先順位

          伝える力、言語能力の向上という目標ができたので小さな気づきも含めて空き時間にアウトプット。 本日は遠方の仕事であった。前日に何の準備もしておらず、身支度がスムーズにいかずギリギリの出勤に。起床時たら何の目的もなくテレビをつけ、キンドルに本をダウンロードすることから始まる。ゆっくり朝食を食べていたら時間ギリギリになる。目についた服、靴(雨に弱い)を身につけ、靴傘を忘れ、イヤホンを忘れ、キンドルも忘れ、外にでたら大雨。ずぶ濡れで電車に飛び乗り2時間半の長旅へ。 出発前の準備が

          チェックリストと優先順位

          主体性を持てるか

          友人から仕事の誘いを貰った。ありがたいこと。 でも一つ大きな落とし穴がある。目先の欲に支配されてしまっては同じことの繰り返しになりかねないのではないか。必要とされること、確実に入る給与、所属による安心感と孤独の解消などである。 週に1回という条件で調整することに。 欲求を満たし安堵感を得るためにこの話を受けてしまったら? 先方の都合と要求が徐々に拡大し此方がそれにアジャストするようになる。それがエスカレートすると自分の軸とする価値観を曲げねばならないことになりかねない

          主体性を持てるか

          補うべき能力

          起業して数年で軌道に乗せいわゆる社会的に成功している方々とお話しする機会があった。彼らにあって自分に足りない要素を振り返ってみた。    言語化能力と所謂統合力この2点が非常に弱い。  言語能力 会話をしていて自分の考えを事を伝えたいと思っても相手の表現や言葉に圧倒されうまく伝えられない。自分の理念に一貫性がないこともあろう。だが実績と行動に裏打ちされた言葉の力は非常に強力である。    価値観を洗い出しても、キーワードだけが一人歩きして、その根拠をしっかりプレゼンで

          補うべき能力

          「お金以外の報酬」

          人生を自由に使いたい。そのためにどう自分と向き合えばよいか。内省の手段としてnoteを書き始めた。 どうして仕事をするのだろう?  お金以外の報酬について考えてみた。        エーリッヒ・フロム 「自由からの逃走」によると。 人間は自由の代償として耐えがたい無力感や孤独感に襲われることになる。その重荷から逃避するために依存と従属を求め、結果的に自由を手にすることはなく、安定をもたらしてくれる権威に従属してしまうことになる。人間の独自性と個性にもとづいた積極的な自由を

          「お金以外の報酬」

          仕事の目的

          年末頃から数年ぶりに単発の仕事を始めた。医師が増えたせいか、コロナの影響か、数年前と比べて仕事が取りにくい・・・条件の良い仕事は内々に決まっていたり、表に出た求人は一瞬で埋まる。こういった厳しい状況の中ありがたいして勝ち取った案件を大切に日々お仕事をさせて頂いている。 日雇い労働感が出たところで「仕事」の目的を考えてみよう。 今の仕事の目的は何だろう? ①生活を維持するため・・・お金を稼ぐ 家賃や車、社会保険料に保険など、先日は住民税の一括請求がきた。生活コストは上げ

          仕事の目的

          やりたいことは見つかるのか?

          価値観を見つける事ができた。「誇り」「自由」「快感」「好奇心」「シンプル」ライフステージによって変化する事を前提として。 価値を提供しようとした経験から目的へ価値観に妥協せず、悔いのない人生をおくりたい。そういった「好奇心」や「快感」に基づいた自分の行動がいろんな制約にがんじがらめになっている人々に「自由」「快感」を感じさせ「気を楽にする」という価値を提供できるのかもしれない。と記載した。                   見直すと、医師として働いていた時には価値提供を仕

          やりたいことは見つかるのか?

          価値を提供しようとした経験

          まとまりがなく稚拙な文章であるなとしみじみ思った。         成長と変化の奇跡として、そしてもし読んでくれる人がいたら、自分と向き合い変化していく感覚を共有してもらい、少しでも役立てたら嬉しい。 価値観を見直した。そこから仕事の目的を決めるという段階に移行するのはいささか突飛に感じてしまう。そこで価値を提供しようとした経験を振り返ってみようというワークに取り組んでみよう。 価値を提供しようとした事がそもそもあったのか? はい、自分の両親は比較的若くして結婚し一族で一

          価値を提供しようとした経験

          価値観の再形成

          1、価値観キーワードのリストアップ 2、価値観マインドマップでの思考の整理 3、他人軸な価値観を自分軸に転換する これらを行った、3に関しては劣等感を優越感で補おうとしていた心性が伺われる。アドラー心理学的にいうと劣等コンプレックスであろうか。ライフタスクから逃げ、自由を求めて自由から離れる行動をしていた。この次元からの脱却が最初の処置になると考えられる。 4、価値観ランキングを作る 自由 シンプル 好奇心 快感 誇り この5つで仮定するとこれは非常に簡単なようで難

          価値観の再形成

          価値観について

          読書内容を実際に自分に落とし込んでみる。 1、価値観キーワードのリストアップ 2、価値観マインドマップでの思考の整理 →自由 シンプル 好奇心 快感 誇り この5つにカテゴライズされるのではないだろうか。 「自由」誰からも支配されない、好きな時間に起きて寝る、好きな時に好きな場所に行く。自身の判断で薬を処方するといった自由。 「シンプル」自分は物に囲まれるのが苦手である、頭の中も雑然とさせたくない、判断を重ねるのが苦痛で、打算もしんどい、シンプルですっきりとしたもの

          価値観について

          「やりたいこと」の見つけ方

          八木仁平さんの本。刺さったので記録しておく。 軸がなく、やりたい事がぼやけてしまっていた。特にこの5年間は組織に従属しそれと引き換えに専門医の受験資格と給与を貰うだけになっていた。徐々に裁量が制限されモチベーションは消え失せこなすだけの日々。さらにハードワークが課され退職に繋がった。 「これからどうするか」と思い、中田敦彦さんのyoutubeで紹介されていた本書を手に取ってみた。全体の流れとしては。 ①価値観を見つける                          

          「やりたいこと」の見つけ方

          2021年

          海外に在住の友人と2時間ほど通話。 やりたいことの探し方という本を読み出してこれからの自分の軸を作るための参考になればと思い近況を聞きながら質問をぶつけてみた。 彼はフリーランスで翻訳やIT関連のエンジニアとしてWEB制作をしている。今年の方向性などを伺う。ものづくり奨励金、仕事の発注元の整理、別の国への転居などを考えていると。 フリーで仕事をするようになって5年が過ぎ仕事をある程度選べるようになったとの事。精神的にも肉体的にも安定していると話す彼に現在の軸について伺っ

          反応しない練習③

          更新が遅れ年も明けてしまった。                   退職の手続きや収入の確保へ奔走したりgotoを利用して大好きな飛行機に乗りまくっていた。これに関しては後にまとめようと思う。 心の状態を理解し、自由を手にする術を知ってもどうしても反応せざるを得ない状況がある。 事実、今の職場を辞めることを決意した理由とも言えよう。 納得できかきかねる上長からの指示、同僚の言動や関係性、経営陣からの圧力、病院理念が自分に合わなくなった。                な

          反応しない練習③