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「直感」と「論理」

自分のnoteを見返してみた。

人の目に触れるところにアウトプットする事で思考の整理に一役立っている。本も読むようになった。そして、何より「気づき」が多い。最近は。

直感と感情で生きている。「論理的であることの逆」を地でいっていた。

気合いと根性に任せて、スクリーンショットのように年表や記号を覚え込む事でセンター試験を乗り切り。そのあとも、ほぼ丸暗記で留年せず、国家試験、専門医試験などにパスする事ができた。人前に出ることは殆ど無かったのでなにも困らなかった。

就職後は診察して、検査値を見て、ガイドラインを見て、先輩に相談して、それらを統合した後は、直感的に決定してきた。手技もそう、上手い人に金魚のフンのように貼りつきチャンスがあれば飛びつきひたすら数をこなす。

そこに論理が無い訳ではないが。言葉でうまく人に伝えられない。

臨床医として。ひたすら診療に従事するだけなら不自由ないが。それ以外にやりたいことを見つけたいという思いが出た今となってはこれではいけない。人に認めてもらったり、協力してもらうためには論拠をしっかりと述べられないといけない。利害が一致しない時、相手に対して感情的になっても解決しない。

この歳でこんな事に今更気づくというのは遅すぎるし、ある意味これで10年以上医者をやってこれたのも凄いことかもしれないが。



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