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積読人たち

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「積読」と検索したらひっかかってしまった幸運の記事を収集します。きっと、お家が積読であふれている徳の高い方が執筆された記事ばかりでしょう。
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2022年8月の記事一覧

#321 あるもので楽しむ。

 休職中はお金を使いまくったので、そのツケが回ってきています。カメラも買ったので苦しいのなんのって。父にもどうせ返さないなんて言われちまいました。  絶対にコツコツ返します。是が非でもカメラを「買った」と言いたいので。   「買うこと」で得る喜びは一瞬。 買い物はかなり好きで、吟味して吟味してポチるのが快感でもあります。でも、ポチる瞬間が一番気持ちよくて、手元に届いて開封して使い始めてからはどんどん飽きがきてしまい、購入したものを堪能しないうちに欲しいもの探しが始まります

本を読み終えた日の夜

一冊読み終えて、さあ次は何を読もうかと考えるのは楽しいのですが、毎回少し時間がかかります。 私は常に積読本が10冊以上あり、特に読む順番も決めていないので毎度悩んでしまうのです。 今回はけっこうあっさりした小説だったから、少し重そうな内容でもいいかな。でも、この本ちょっとメモとか取りたくなりそう…。(電車の中ではメモが書けない&メモ取りながら読書しているところを見られるのは少し恥ずかしい) 重た目の本は家で読み進め、外では軽めの本を読むというのが理想なのですが、外で読ん

選書のカギは「本棚作り」にあり

私には一つだけ、自慢できることがある。 好き嫌いが、本当にないのだ。 食べ物然り、音楽然り。勧められたら何でもついばみ、それなりに楽しむ。勧めてくれた本人よりも、そのモノやサービスを好きになることもある。 とりわけ本に関しては雑食の極みで、人からレコメンドしてもらった本は一通り買い揃える(そんでもって積読がバベルの塔と化す)。ただそれだけでは種類が偏ると思い、ときおりフラリと実店舗を訪れては、本のジャケ買いをすることもある。 小説、ノンフィクション、ビジネス書、エッセイ、

積読ではなく、読むのが非常に遅いだけだ

最早何冊くらい積読があるか把握していない(20冊以上はあると思う)。端から見れば完全に積読している人間に見えるだろうが、見方を変えれば「沢山の本を同時並行で読んでいるので、積読ではない。読むのが非常に遅いので、積読しているように見えるだけだ」という考え方(言い訳)がきる。2~3年くらいのスパンで見れば、割とどの本も最後まで読み終えているものだ。 そんな言い訳をしつつ、流石に少しは自分の読書スタイルをアップデートした方が良い気がしている。私が読書に目覚めるキッカケとなった本『

未熟な積ん読家

 自分のAmazonの「欲しいものリスト」を見ると、9割9分「本」であった。ざっと数えて100冊はあった。  私には読みたい本がたくさんある。だけど、読みたい本を見つけるスピードと実際に本を読むスピードが見合っていない。だから読みたい本だけどんどん溜まっていく。  実際、欲しいものリストに入っている本以外に、買ったけど読めてない本が同じくらいある。つまり私は積ん読家なのだ。  本を楽しくさくさく読める人に憧れる。ここまでくると私にとって本を読むという行為は、買ってしまっ

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく、川内有緒さん

神楽坂のかもめブックスで見つけた1冊。 職場に目の見えない利用者さんがいて、彼女のことを思い浮かべて手に取った。 *** 目が見えないのに美術館を巡るなんて、白鳥さんは相当な美術マニアなのだと思って読むと、そういう訳でもなく、でもかなり有意義な楽しみ方をしていることが分かってくる。 その意外性と筆者の川内有緒さんが綴る素直な文章に引き込まれ、一気に読了してしまった。 しかも、もう一つ、わたしの気持ちを高まらせたのは、白鳥さんが水戸市に住んでいて水戸芸術館のエピソード

【私的読書生活】週刊読書録vol.33(2022/8/13〜8/19)

お盆です。 恒例です。 まんまとね。 後ろの積読が目に入らないのかな?自分。 いや、でも今回ね、豊作だったんですよ。 ありがたや。 またいつか少しずつ紹介します。 そんな今週の本はこちら。 今週の一冊/どれも読めそうな気がしてくる こういうのね、読むとね、どんな本でも読めるような気がしてくる。 でも、あらすじとか図解とかだけだと、読んだ気になるだけで(まぁ、それでもいいらしいが)、実際にその面白さとか読みどころまで考えられない感じがする。 その点、この本は社会学者

【私的読書生活】「挫折」ではないのです。読み時を待っているだけなのです。

先日、こんな記事を書かせていただいた。 noteのマガジンにも収めていただいたよう。 しかしここで宣言しよう。 今後は「挫折」とは言わない! こちらの本の受け売り。 (先日、“週刊読書録”でも紹介しました) 以下、引用。 これは「第3回 プルースト『失われた時を求めて』」の項で高橋弘美さんが述べている言葉からさらに引用されている。 ということは、上の記事で私が「挫折本」と言っているものも、挫折したわけではない。 ただ今は「読み時」でなかっただけ。 「積読」にし

散髪と徘徊。

昨日は、二カ月ぶりの散髪と処方箋ゲット。その間に本屋さんをぐるぐる。代々木公園にある友だちの「ヘアサロン」で散髪。 ジャズ、ブルース、ロック…いい音のするスピーカーは、オーナーの手作り。 ぼくは、いつも30分で仕上げてもらう。それ以上座っているのはイヤなんだ。 丸の内の地下通路は疎ら。「新丸ビル」の地下入口ではコロナ対応。 「OAZO丸善」へ。 カルロス・ルイス・サフォンの文庫新刊『精霊たちの迷宮』(上・下)を見つける。一旦は手に取るが、デスクの上の積読の山がチラつ

第18回積読読書会レビュー(「その本はきっとロクでもない」)

椎葉村図書館「ぶん文Bun」のクリエイティブ司書・小宮山剛です。 この度は第18回積読読書会を無事にオンライン開催できましたので、ご報告いたします。もうこんなことを1年半も毎月続けているんですね。。。怖い。 📚第18回積読読書会の様子(あやしくないよ)今回は6人のツンドキスト(積読家)で集まり、21時から深夜0時頃まで語らいました。その後、二次会(居残り積み)があったとか、無かったとか・・・。 積読読書会にご参加いただいている皆さまも、ちらほらと椎葉村に来ていただいてい

うつくしが丘の不幸の家/町田そのこ

積読本📚の中から、町田そのこさんの連作小説、 「うつくしが丘の不幸の家」を拝読しました📖´- (2022,8,5 読了) 本書は読書メーターの献本で当選して送られてきたもの。 町田そのこさんの著書はいつか拝読したいと思いつつ、なかなか手にする機会がなかったので本書が初読です。 本屋大賞作家がどんな物語を描くのか興味津々で拝読しました。 「不幸の家」と呼ばれる家に住んだ五家族の物語。 床屋💈を開業させるために中古物件を購入した後、そこが「不幸の家」と呼ばれていることを知らさ

8月、読み始めた3冊の本

読書好きな人たちをTwitterでフォローしているので、いろんな方々の読書スタイルを目にすることが多いです。 一気に本を買う人、積読する人、立派な本棚に色ごとに並べている人などなど。 自分の読書スタイルは、ピンポイントで欲しい本はネット注文。 フラッと書店立ち寄って出会いを求めることもあったり。 電子書籍は紙の本を買うまでは勇気出ないけれど、話題なっているから読んでみようかなという気分でダウンロードしています。 基本的に、紙の本は家で読書するときに。 電子書籍は会社のお昼

【私的読書生活】挫折本の一例とその要因

挫折本とは絶対面白い! すぐに読みたい! そう思って、手に取ったものの、挫折している本ってありませんか? 手に取って、ちらっとでも読んで、その上で面白くないとやめる本は、挫折本とは言わないと思うのです。 単に出会うタイミングではなかっただけ。 すれ違う恋人みたいなもんです。 「ラ・ラ・ランド」かな。 挫折本というのは、最初にも述べた通り、読みたいと思い、実際にある程度読み進め、そしてその面白さは痛いほど感じているのに、読み進められない。 恋に例えるなら、焦がれてやまない

無事ライブ配信できました!!|喜びの祝杯|お盆休み初日からクライマックスだぜ

ライブ配信できましたーーー!!!!! あー楽しかった!! 実は、ギリギリまで機材トラブルに見舞われ、 ぶっつけ本番GO!みたいな感じだったのですが。 配信中は特に音声トラブルも機材トラブルもなく、ネットワークも途切れず。 終了ボタン押した時に 「やったー!!!!!!」 ここまでめげずに配信について色々やってきた自分を褒めたいと思います! 力になってくれた友人たちにも感謝!! 配信をご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございます!! 描いた絵がこちらです〜 ラ