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ずっと真夜中でいいのに。、渾身の1stフルアルバムを聴いた

昨年6月、YouTubeに突如にして現れた未知の才能。

ずっと真夜中でいいのに。(以下、ずとまよ)は、この1年以上、音楽シーンにおける台風の目であり続けてきた。

鮮やかにクリティカルヒットを連発していくような至極のバンドアンサンブル。スイートスポットだけを射抜いていく豪快で痛快なリズム。共感と違和感の間を目まぐるしくすり抜けてゆくパズルのようなメッセージ。

そうした一つ一つのピースが極限まで洗練され統合されることで、ゆっくりと、しかし確かに現出するポップ・ミュージックの未来。

”秒針を噛む”、”脳裏上のクラッカー”、”ヒューマノイド”、”眩しいDNAだけ”。

輝かしい光を纏いながら令和元年の音楽シーンを制圧しつつある楽曲たちが、今、1stアルバム『潜潜話』として一つの結実を見せる。



これほどまでに至高のポップ・ソングを次々と届けてくれているバンドであるにもかかわらず、ずとまよのことを、僕たちはまだ何も知らない。

その素顔は、これから回数を重ねていくであろうライブの場で徐々に明かされていくのだろう。

その未知の過程に、僕はとてもワクワクしている。

新時代の音楽シーンの未来を、彼女たちに全力でベットしたい。








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