自分がどう見られているかにとらわれず、相手が何を想っているかを想像することができる人になりたいな(キラキラ共和国)
小川糸著「キラキラ共和国」を読みました。
先日読んだ「ツバキ文具店」の続編で、鎌倉を舞台にした代書屋さんのお話です。
著者が主人公を通して描く、人を視る目が愛に溢れていて、優しい気持ちで読書ができます。
旦那さんは丁寧で思いやりがあり、娘のQPちゃんは周囲を明るく元気にします。ご近所のバーバラ婦人は何歳になってもイキイキと自分の人生を楽しんでいる姿が素敵です。そして、代書屋へ訪れる誰かに伝えたい想いがある人々で、その想いが感謝や愛情といったポジティブなモノだけでなく、怒