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【TSUNAGU Fashion Laboratory】ファッション業界全体をひとつに…

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【TSUNAGU Fashion Laboratory】ファッション業界全体をひとつにつなぐ個人の集合体。心の変容から起こる社会変革を探究・実践するラボを準備中です💠

マガジン

  • TSUNAGU FASHION LABORATORY

    2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」のワークショップをレポートしていきます📝

  • 未来につなぐ「ものづくり」

    日本のものづくりには、日本の風土・精神に根付く「サステナビリティ」のヒントがたくさん詰まっています。このマガジンでは、全国各地のものづくり文化や、職人さん・デザイナーさんたちを取材した記事をご紹介しています✨

最近の記事

命が願う世界を生きる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#最終回

2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行ってきました。 これまでTSUNAGUでは、リジェネラティブデザインプログラムとして、心のあり方・意識を捉え直す「ヒューマンテクノロジー」と、新たな社会変革を考える「クリエイティブイノベーション」の2つの軸でワークショップを展開してきました。 「ヒューマンテクノロジー」の最終回

    • ファッションからリジェネラティブビジネスをデザインする。「リジェネラティブファッションデザイン」小森優美講座レポート

      昨年「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに「TSUNAGU FASHION LABORATORY」が半年間開催されました。今回は、TSUNAGU代表でラボを主宰する小森優美(以下「小森さん」)が講師を務めた講座をレポート!これまでファストファッションブランドで働いていた経験から草木染めランジェリーブランドの立ち上げ、そして小森さん自身が目指すリジェネラティブな世界観についてお話を伺いました。 小森優美 草木染めランジェリーブランド"Liv:ra(リ

      • 暮らしとつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#5

        2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 今回は、ナビゲーターのヒューマンテクノロジー研究家・後藤志果さんが実施する第5回目のワークショップをレポートしました!これまで、会社員やスピリチュアルカウンセラーを経験し、現在は平和活動家として高知県で循環型の暮らしを実践する後藤さん。その背景には、既存の仕組みから

        • リジェネラティブビジネスデザインを実践者から学ぶ。循環型おむつ「DYCLE」

          2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 近年国内外で環境問題が注目される中で、その問題解決のアプローチの一つとして「リジェネレーション(regeneration)」という概念があります。特に農業分野において「リジェネラティブ農業(環境再生型農業)」と言われることが多く、土壌を修復・改善しながら自然環境の回

        命が願う世界を生きる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#最終回

        • ファッションからリジェネラティブビジネスをデザインする。「リジェネラティブファッションデザイン」小森優美講座レポート

        • 暮らしとつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#5

        • リジェネラティブビジネスデザインを実践者から学ぶ。循環型おむつ「DYCLE」

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        • TSUNAGU FASHION LABORATORY
          15本
        • 未来につなぐ「ものづくり」
          6本

        記事

          意識と思考とつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#4

          2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 今回は、ナビゲーターのヒューマンテクノロジー研究家・後藤志果さんが実施する第4回目のワークショップをレポートしました! 地球と私たちの暮らしの関係 ワークショップ冒頭では、これまでを振り返り、それぞれワークショップを通してどのような変化が自分の中で起こっているかを

          意識と思考とつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#4

          いのちを受け継ぐものづくり。レザーバックブランド「KHOHi」

          昨今サステナビリティやエシカルといった価値観により、素材に対する意識が変化しているように筆者自身感じています。リサイクル素材やオーガニック素材だけでなく、近年環境に配慮した方法で製造される「エコレザー」や、キノコの菌やリンゴから作られた代替レザーなど、様々な取り組みが見られます。 そうした今だからこそ、あらためて素材、中でも「レザー」という動物の命とものづくりのつながりを考えてみたいと思います。今回は、北海道で害獣駆除されたエゾシカの革を使って製作されている、レザーバッグブ

          いのちを受け継ぐものづくり。レザーバックブランド「KHOHi」

          新しい時代の共同体と創造的なつながり「クリエイティブコモンズ」とは? 廣水乃生さんワークショップレポート

          2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 今回は、現サステナビリティ・コンサルタント、元パタゴニア日本支社の外部戦略である廣水氏より新しい時代の共同体として注目されているコモンズをテーマにコミュニティの在り方を学びました。 強いリーダーシップで固まる組織ではなく、それぞれが意思を持ち、それぞれを尊重する上

          新しい時代の共同体と創造的なつながり「クリエイティブコモンズ」とは? 廣水乃生さんワークショップレポート

          痛みの奥にある愛とつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#3

          2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 今回は、ナビゲーターのヒューマンテクノロジー研究家・後藤志果さんが実施する第3回目のワークショップをレポートしました! 痛みに触れることへの恐れと向き合う今回のテーマは「痛みの奥にある愛とつながる」。この言葉は、TSUNAGUのワークショップ講師である後藤志果さん

          痛みの奥にある愛とつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#3

          奄美大島の伝統を繋ぐ。染織家・デザイナー 橋本真智子さん

          先日、世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。奄美大島には、泥染めや大島紬など伝統文化が今も継承されています。今回は、奄美大島で泥染めや大島紬、琉球藍染めを用いて自身で染色し、着物や洋服を製作する「Lapin Noir」の染色家・デザイナーの橋本真智子さんを取材しました。 奄美大島の土地が生み出す、豊かな技術奄美大島で育まれてきた絹織物・大島紬。泥染めと平織の技術で織り上げられた大島紬は、長い歴史を持つ日本の伝統工芸です。 こちらの着物は、橋本さんが大島紬を藍と泥染め

          奄美大島の伝統を繋ぐ。染織家・デザイナー 橋本真智子さん

          自分自身・人と人・自然・社会とつながり直す。中野民夫さんワークショップレポート

          ⾃分⾃⾝、⼈と⼈、⾃然、社会ーーー。ファシリテーターでありワークショップ企画プロデューサーの中野民夫さんのもと、あらゆる関係性の中で起こり続ける分断をひとつずつ繋げていき、関係性を再⽣していくためのワークショップを開催しました。今回は、そのワークショップの様子をお届けします! 中野 民夫さん 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、ワークショップ・ファシリテーター。学生時代はアジアや中南米への旅人。博報堂に就職し営業職から苦労する。休職・留学したカリフォルニアで組織開発を

          自分自身・人と人・自然・社会とつながり直す。中野民夫さんワークショップレポート

          人間と生物の関係性を再考する。「WILD SILK MUSEUM」インタビュー

          近年様々な場面でサステナビリティやエシカルといった言葉を目にするようになりました。TSUNAGUでも、徳島県の藍染めとコラボレーションしたり、草木染めのワークショップを行ったりなど、日本の伝統技術に注目した「エシカルファッション」の形を模索してきました。 地域の伝統に注目していくと、自ずとその土地の風土や文化の形に気がつくことも。その中でも筆者の関心があるのが、絹や綿、麻といった天然素材です。こうした素材は、着用する私たちの身体に優しい機能性の側面だけでなく、長い時間をかけ

          人間と生物の関係性を再考する。「WILD SILK MUSEUM」インタビュー

          「ソーシャルイノベーション概念」レポート〜TSUNAGU FASHION LABORATORY #1〜

          今回は、6月に開催された「TSUNAGU FASHION LABORATORY」の講座「ソーシャルイノベーション概念」についてレポートしました。近年注目されている、社会課題解決に向けたソーシャルイノベーション。個人の哲学がどのようにイノベーションと繋がっているのかを紐解きます。 講師の長野県立大学教授の大室先生 自己の認識からの逸脱普段、成功体験といった「経験」をベースに行動している私たち。さらに、過去・現在・未来という「時間」や「概念」、そして「思考」などは、無意識に私

          「ソーシャルイノベーション概念」レポート〜TSUNAGU FASHION LABORATORY #1〜

          心とからだとつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#2

          2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 今回は、毎月前半に行われる「ヒューマンテクノロジー」の第2回目のワークショップをレポート!7月のテーマは「心とからだとつながる」。まず初めに、ナビゲーターの後藤志果さんから「ガンジーの氷山」を用いて個人の心の在り方と社会変革の関係性を紐解いていきました。 意識と社

          心とからだとつながる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート#2

          命が願う世界を生きる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート〜#1 命の願いとつながる〜

          2021年6月からスタートした「TSUNAGU FASHION LABORATORY」。「個人の心の在り方からファッションの世界を再生する」をテーマに、毎月多彩なナビゲーターによるワークショップを行っています。 今回は、毎月前半に行われる「ヒューマンテクノロジー」の初回のワークショップをレポート!このワークショップでは、「命が願う世界を生きる」をテーマに、6か月間かけて心の内側を探求していきます。 6月のテーマは「命の願いとつながる」。まず初めに、ナビゲーターの後藤志果さ

          命が願う世界を生きる。「ヒューマンテクノロジー」ワークショップレポート〜#1 命の願いとつながる〜

          自己の内面から探求する「ソーシャルイノベーション」

          近年様々な場面で注目されている「ソーシャルビジネス」。社会課題解決に向けて、従来の視点を変えてビジネスモデルを構築する動きが高まっています。 その一方で、それぞれの社会課題には複雑化した背景があり、どこから取り組んでいけば良いか分からなくなることもあるのではないでしょうか。 サステナビリティやエシカルの分野でも、労働・自然環境へ配慮しながらいかに経営していくか、今も模索が続いている状況だと思います。分かりやすい正解が存在せず、紐解く鍵もなかなか明確ではない状況ゆえ、「ソー

          自己の内面から探求する「ソーシャルイノベーション」

          持続可能な社会への変容の鍵〜自己の意識とエシカルなビジネスのあり方とは〜

          先日、Youtubeチャンネル「SX BATONS」にて、TSUNAGU代表の小森優美が『次世代経営の在り方』をテーマに登壇させていただきました! SX=「sustainability transformation(持続可能社会の変容)」をキーワードにした『SX BATONS』は、より良い未来を創るために様々な領域で活躍されているゲストとの対談記録を発信しているチャンネルです📺 京都の草木染め技術を使用した、日本のものづくりを大切にする草木染めランジェリーブランド「Liv

          持続可能な社会への変容の鍵〜自己の意識とエシカルなビジネスのあり方とは〜