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クロくま
2021年5月22日 15:38
16歳だった。高校に入学したての私に、初めて「彼氏」というものができた。それまでは、「両想い」な関係のまま自然と消滅してしまい、「彼氏」という存在は16歳で初めて手に入れた。今でも鮮明に覚えている。放課後、誰もいない階段の踊り場でキスをした。はじめてのキスは、その日一日私を異常なテンションにさせた。帰り道も、家に帰っても、布団に入っても、キスのことばかり考えていた。今思う
2021年5月21日 15:44
もうずいぶん前だが気になってた人がいた。彼は私の一つ年上で、上司にもお客さんにも、初対面以外の人には平等に口が悪かった。はじめはそんな彼をみて「うわぁ…こんな人いるんだ」という印象を受けた。しかし彼と接していくうちに彼が口をはさむことにはすべて筋が通っていることに気づいた。それから見方が変わっていった。知り合って数年は会っても一言二言交わす程度でちゃんとした会話などしたことがなか