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こころことばあつめ

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#詩

いまを感じる

手のひらに感じる、ねこのはな息       やわらかくあったかい            ただ、いま を感じられるひとつの方法    いのちのぬくもり              顔をうずめるきみのとりこ

スイートリトルライズ

スイートリトルライズ

江國さんのせかいがすき

きょうは一日朝から夕方まで彼女のせかいに生きた

映画、灰色にちかい水色の空

どうしてこんなに切ないをやめられないの

光サス

光サス

ひとつひとつ、灰色の雲をはらい
真っ新な空と出会う

わたしたちが乗り越えるのを識っていたかのような光と

ツナワタリ、のわたしたちの世界

立ち止まり一度諦めてしまうこともひとつの方法

いつの日にか、木漏れ日のふる安全なばしょになるのだろうか

私だけを見て

私だけを見て

もっと私を見て

もっと、もっと

私だけを見て

自分の内にある、狂気的な気持ち

許してあげられてなかった

小さいころからうまくいかなかった
ひとつのかけら



怖くて言えなかった
浮かび上がってもきていなかった

ごめんね、ごめんね

聞いてあげられなくてごめんね

正論で上書きしてしまってごめんね



間違いなのかもしれない
また同じことの繰り返しなのかもしれない

でも

でも

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埋められないところ

埋められないところ

おいしいねってごはん食べたい

あんなに煙たいときだってあるのにな
ちょっとは一人になりたいときだってあるのにな

話したい、話したい

 話したい

海のちかくに住む友だち
いたわ

でも
でも

でも
埋まらないところもあるんだよ
知ってるよ

あのひとにしか埋められない

知ってる

もしかして、ここからが切ないの本番ですか?

味気ない

味気ない

帰り道に読んでいた本
(クリスマスの少し前にお父さんが突然亡くなった家族のお話。これから奇跡が起きるというお話だったけれど)

それに引っ張られているのか

わからないけれど
とても、とても、味気ない

さみしいともちがって、味気ないがぴったりのことば

おうちに着いて、なーんの音もしなくて
ねこたちだってお出かけ中

たくさんの人やものに囲まれたところから戻ったもんやから
余計にかな

これまで

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わたしのたからもの、嫉妬

わたしのたからもの、嫉妬

 \ 嫉妬してる /
 ↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓↓

▶︎やめよう、嫉妬してる自分が嫌だ、直したい

苦しい、嫉妬は消えずにトゲトゲ存在アピール

▶︎"嫉妬してるな" 気づく

▷そこにジャッジがない
 見つめられる、心が元気なときは、
(((何に嫉妬してるんかな?)))
静かにみる

▷余裕がないときは、
思いっきり嫉妬を感じる

・・・

嫉妬するのっていやなかん

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星に訊く

星に訊く

みんなのこと、すきになれないわたしでいいかしら?

きらいなひとがいるわたしでいいかしら?

このままのわたしでいいかしら?

やりたいこと、やっぱりやりたい

きょうの星に訊いていたら          流れ星がすぅーっと流れました

たぶん、いいよってことですね

ほら、いま 願ってって

電線があるけれど

電線があるけれど

オレンジに染まる夕方

どんどん濃くなって

カラスも遠くの方でないてる

いいとかわるいとか

もうただ美しいそれだけ

一切れのみかん

分けてくれる優しい子はだれ?



わたしが子どもだったら。

わたしが子どもだったら。



比較とジャッジ               わたしの視点が浮き彫りになる。

そのままでいいよって、もっと自分を抱きしめてあげてよ

そう伝えてくれている気がした。

夜空のように美しいのだけれど

夜空のように美しいのだけれど

助けて                   教えて

を何度も重ねた、そんな叫び声

-・-・-・-

これは、

わたしはどうしたらいいの?         なにが正解なの?              どう考えたら正しいの?           わたしはなにをすべきなの?

そんな疑問の混沌を、こころの闇で覆った絵です

闇で隠す前のほうが狂気的だった

こころの妖精へ

こころの妖精へ

ありがとう、ありがとう

わたしを大事にしてくれてありがとう     わたしを認めてくれてありがとう       わたしを愛してくれてありがとう       わたしを許してくれてありがとう

ありがとう、こころの妖精

ありがとう

灰色の砂

私は記憶の海へ行った

真っ暗で、深い灰色の砂浜

キオクに助けを求める

彼はわたしの名前を何度も何度も呼ぶ     その声はあの頃となにも変わらなかった    優しく見守るように

わたしは救われる              逃げ道だった

よるの小倉トーストとたまごサンド

よるの小倉トーストとたまごサンド

今朝 母からのメッセージでふと思い出した。

厚切りすぎるトーストに驚いたこと

たまごのマヨネーズの辛子が効いてたこと

若い店員さんの接客が丁寧だったこと

ふたつたまごサンドを残したこと

これから先、またふとしたときに思い出すだろう。                    ほんの少しの時間。母と子の時間。

あったかい、たいせつな時間。