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政治(物理)講座ⅴ1259「原爆推進書簡のアインシュタインの過ちと相対論の誤謬」

 既成の概念や定説とされた学説に対して疑いを持って研究を進めた研究者に新しい発見と栄誉をもたらすのである。近年の科学者にはそのような科学者が少ないように感じる。その原因は、権威主義に陥った研究者が多いことに起因する。
表題のアインシュタイン(ユダヤ人)の過ちは、迫害されたユダヤ人の恨みを核兵器で報復しようとした科学者として不純な動機であろう。
日本の領事館員のち外交官(1943年)杉原 千畝がユダヤ人を助けた働きをしたことが知られている。当時、米国において人種差別の黄禍論が蔓延していた。フーバーまでの大統領は全員ソ連を承認しなかったが、ルーズベルトだけが共産 主義 にシンパシーを持って共産党一党独裁国家を承認した。  そ ルーズベルトは東欧からシナ・東南アジアに広がった共産 主義 国家群を作り出した最大の功労者であり、ソ連の工作員だったといわれても仕方のない大統領だったことがわかる。ルーズベルト大統領とトルーマン大統領は日本に対して人種差別意識(’白人至上主義KKK団に属していた)。当時米国において、まだ黒人差別が存在していた、当然黄色人種に対する差別意識も強かった。原子爆弾を白人のドイツに使わずに日本に原子爆弾を落すことは、非戦闘員の女・子供を無差別に殺すことであるという(国際法違反)の意識はなかった。日本人を根絶やしにしようとした人種差別が強い人物であった。「アインシュタインの過ち」とは、戦争犯罪の共犯者に等しいのである。差別・虐殺を受けるナチスドイツから救った日本人の恩に対して仇で返しているのである。
それは、彼が物理学の権威者となったのちの出来事であるが、その後の物理学会の研究者の「相対論」への論文は権威への忖度した論文ばかりであり、傍観者の吾輩から今の理論物理学を俯瞰すると誠におかしい理論構成になっている。そのことは以前のブログで掲載しているので理論物理に関心と時間の余裕のあるからは後述する相対論の参考文献・参考資料のURLからご覧ください。
今回はアインシュタインに関する報道記事を紹介する。

     皇紀2683年8月7日
     さいたま市桜区
     政治(理論物理)研究者 田村 司

原爆投下から78年… アインシュタインが80年以上前に署名した、米政府に原爆の開発を求める書簡の中身とは?

Sinéad Baker によるストーリー •2 時間

1939年頃のアインシュタイン(左)と、1971年10月のフランス領ポリネシアでの核爆発(右)。© MPI/Getty Images/Michel BARET/Gamma-Rapho via Getty Images

※本記事は、2019年8月6日に公開した記事の再掲です。

  • ドイツ出身の物理学者アルバート・アインシュタインは平和主義者として有名だったが、1939年にはアメリカ大統領フランクリン・D・ルーズベルトに宛てた、原子爆弾の開発を求める書簡に署名した。

  • アインシュタインやその他の科学者たちは、ナチス・ドイツが核エネルギーを使って、港全体を破壊できる「新しいタイプの極めて強力な爆弾」を作ることを懸念していると述べた。

  • この書簡が、広島、長崎に投下された原爆の開発「マンハッタン計画」へとつながった。

  • のちにアインシュタインは、アメリカに技術開発を勧める以外に当時は選択肢がないと感じていたと語ったが、ドイツが原爆の開発間近だったことはないと知り、この書簡は「大きな誤り」だったと話した。

第二次世界大戦が勃発する1カ月前の1939年8月2日、ドイツ出身の物理学者アルバート・アインシュタインはアメリカの大統領フランクリン・D・ルーズベルトに宛てた、2ページにわたる書簡に署名した。これがアメリカを核軍拡競争へと引き入れ、歴史を変えることになった。

アインシュタインは当時、ナチスが権力を掌握したドイツを逃れ、すでにアメリカにいた。そして、ドイツの科学者たちが「核分裂」を発見したことを知った。

書簡は、この発見によって「新しいタイプの極めて強力な爆弾」が作られる可能性がある —— そして、爆弾は港とその周辺地域全てを破壊し得る —— と、ルーズベルトに警告した。

のちにアインシュタインが「大きな誤り」と呼ぶことになるこの書簡は、ルーズベルトにアメリカにおけるウラン研究を加速させるよう求めた。

書簡の全文がこちら。

アインシュタインの警告は、アレクサンダー・ザックス(Alexander Sachs)によってルーズベルトに伝えられた。爆弾に関する同様の警告を伝えたのもこの人物だと、当時のニューヨーク・タイムズが報じている

ルーズベルトはこう言った。「アレックス、君が望むのはナチスが我々を吹き飛ばさないことか」

ザックスはひと言、「その通りです」と答えた。

すると、ルーズベルトは側近を呼び、「これは行動を必要とする」と伝えた。

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ユダヤ人のアインシュタインは、ハンガリー生まれの物理学者レオ・シラード(Leo Szilard)の勧めでルーズベルトに書簡を書いた。シラードは、この新たに発見された技術をドイツが武器を作るのに使うだろうと考えていた。

シラードと、ハンガリーの物理学者でともに難民となっていたエドワード・テラー(Edward Teller)とユージン・ウィグナー(Eugene Wigner) は、彼らの深刻な懸念をアインシュタインに伝えた。ルーズベルトに宛てた書簡を書いたのはシラードだが、署名したのはアインシュタインだった。これは最も権威があるのはアインシュタインだと彼らが考えたからだ。

アトミック・ヘリテージ財団のプレジデント、シンシア・ケリー(Cynthia Kelly)は2017年、ナショナルジオグラフィックに対し、アインシュタインの有名な"質量とエネルギーは形の異なる同じもの"という発見がこうした武器開発の土台を作った一方で、「彼は間違いなく、この理論を武器として考えてはいなかった」と語った。

そして、アインシュタインはエネルギーがいかにして利用できるかについて詳細を明らかにしたことはなく、かつて「自分自身を原子エネルギー解放の父とは考えていない。わたしが果たした役割は非常に間接的なものだ」と語っていた

アインシュタインの書簡は、効果があった。ルーズベルトは1939年10月、アインシュタインの書簡を受け取った同じ月にウラン諮問委員会(Advisory Committee on Uranium)を作った。この時点で第二次世界大戦は始まっていたが、アメリカはまだ関与していなかった。

諮問委員会はその後、マンハッタン計画へと姿を変えた。アメリカのこの極秘プロジェクトが原爆を開発し、それが1945年8月、広島と長崎に投下され、数多くの犠牲者を生んだ。

原爆投下の数日後、日本はポツダム宣言を受諾、無条件降伏をし、実質的に第二次世界大戦が終わった。

ナチス・ドイツは核兵器を開発しなかった —— 本格的に開発しようとしたこともなかったようだ

アインシュタインは原爆の開発には携わっていない。ドイツ人で、左派寄りの政治活動家であったことから、アインシュタインは安全上のリスクが高すぎると見なされ、マンハッタン計画への参加を許されなかった。

だが、日本で原爆が投下されたと聞いたとき、アインシュタインは「なんということだ」と言った。

その後、アインシュタインは「ドイツが原爆の開発に成功しないと知っていたら、爆弾のために何かをすることはなかっただろう」と語っている

「我々はこうして前代未聞の大惨事へと徐々に向かっていった」とも、アインシュタインは警告した

2005年に公開された手紙で、アインシュタインは日本人の友人に対し、「わたしは日本に対する原爆の使用を常に非難してきたが、わたしはあの運命の決断を阻止するために何もできなかった」と書いている。
また、1952年には日本の雑誌に「こうした実験が成功すれば、全人類にとって恐ろしい危険となることを十分認識していた」と書いた。「他の解決法が思いつかなかった」と、アインシュタインは書いている。

(敬称略)



参考記事

原爆投下から78年… アインシュタインが80年以上前に署名した、米政府に原爆の開発を求める書簡の中身とは? (msn.com)

杉原千畝 - Wikipedia

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