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夜更けに10分で遺言。

死なないよ!(←思わせぶりが全くできないタイプの女)

8月から開催されるあいちトリエンナーレの展示に向け、市井の人の遺言を執筆のプロセスごと記録している #10分遺言 という企画。

※公式サイトより※
あなたは人生の最後に誰かに言葉を遺すとしたら何を書くでしょうか。わたしたちは、執筆のプロセスを記録し、再生するTypeTraceを使って、たくさんのひとびとから「ラストワーズ」―最後の言葉―を集めています。
制限時間は10分。あなたが、大切な人に向けて「最後に」 紡ぐであろう言葉をぜひ、教えてください。


公式サイトから遺言を書くと、タイピングプロセスの動画を残してもらえて、もしかしたら展示の可能性も…!?ということなので、わたしも書いてみました。
(乗れるものには、なんにでも乗っかる精神)

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※読み込みに結構時間かかります…。

妻(31歳・女性)より夫へのラストワーズ: https://typetrace.jp/share?cid=v8tccNxfTFFCUrA4Bwgs&share=1 #10分遺言 #あいちトリエンナーレ2019


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10分も動画見るのだるい!という方のために、完成品もご用意しました(料理番組形式)。

わたしが人生の最後に伝えたいのは、こんな言葉みたいです。

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夫へ

わたしはあと10分後に死ぬみたいで、最後に伝えたいことを残すために、これを書いてるよ。

まず最初に伝えたいのは、わたしはあなたと一緒に居られて、本当によかったということ。
あなたはよく、「苦労をかけてごめん。俺以外の人と結婚したら、もっと幸せになってたよね。」と言うけれど(そして、わたしが死んだらその気持ちは加速するんだろうけれど)、あなたと出会って一緒に過ごしたことが、わたしの人生で一番の宝物です。
それだけで、生きていてよかったと思えるくらいに。

だから、自分を責めないで。
後悔の念に襲われたり、周囲からなにか言われても、「わたしは、あなたと居られて幸せだった」この言葉だけを信じていてください。

きっとあなたのことだから、後を追いたいような気持にもなると思う。
でも、それは明日でも出来ることだから。とりあえず、今日は生きてみてほしい。

一緒に行きたいと話していたいろんな場所に、行ってみてね。
ふさぎこみそうになったら、とりあえず外の空気を吸ってみて。

あなたはあなたのままで、素敵な人だってこと。わたしがいなくなっても忘れないで。

じゃあ、またね。悲しい思いをさせて、ごめん。
本当に、本当に、幸せでした。
愛してます。猫のことをよろしくね。

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号泣しながら書いた。笑
短時間で書くと、文章の癖が如実にでますね…。

もし、10分後にこの世を去るとしたら。
みなさんは、誰に、なにを伝えたいですか?


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