コーヒー研究家★の研究ノート

【手間をかけるほど、コーヒーは美味くなる】独自の哲学で自家焙煎コーヒーを研究してます。…

コーヒー研究家★の研究ノート

【手間をかけるほど、コーヒーは美味くなる】独自の哲学で自家焙煎コーヒーを研究してます。コーヒーのことメインにつぶやいてます。ハンドドリップ派でネル派です。焙煎は少量焙煎。好みの焙煎度は豆の声を聴きつつ2ハゼ。サードウェーブ的コーヒーの酸味よりもコーヒーらしいコクを好みます。

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    全記事を読みやすく順番にまとめました。 【手間をかけるほど、美味くなる】 このシンプルな理論を証明するために研究と開発、実践と検証に6年間もの時間を費やしました。 そしてとうとう人類の味覚を喜ばせることができる世界初の独自技術である超選別法を完成させました。 この超選別法はスペシャルティクラスのコーヒー生豆の品質をレベルアップさせます。 スペシャルティコーヒーを超越したスーパースペシャルティコーヒーへと引き上げます。 スーパースペシャルティコーヒーを商品化して世界へ進出するために今回のプロジェクトを立ち上げました。 皆様ご理解とご支援をどうぞよろしくお願いします。

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クラウドファンディングやるよ!

夢の秘密道具をつくりたい クラウドファンディングのプロジェクトで実現したいことがあります。 それは私が6年の歳月をかけて完成させた世界初の独自技術である超選別法の機械化へ向けた試作機の開発費用を調達することです。 つまり夢の秘密道具「超選別マシーン初号機」をつくりたいんです。 何なの?超選別法って? 超選別法のややこしい技術の話は一旦棚の上にあげときます。 説明しだすと時間がいくらあっても足りないので。 超選別法を簡単に説明するとこうです。 「ただでさえ美味しいってこ

    • スペシャルティコーヒーのはじまり

      スペシャルティコーヒーの語源 スペシャルティコーヒーの語源は1978年に遡ります。 その年にフランスで開催されたコーヒー国際会議でアメリカのKnutsen Coffeeを営んでいたErna Knutsen(エルナ・クヌッテン)女史が提唱したことで国際的に認知されました(※1)。 余談ですがErna Knutsen(エルナ・クヌッテン)女史はコーヒー国際会議の4年前(1974年)にすでにTea & Coffee Trade Journalに掲載された寄稿文の中でスペシャルテ

      • すべてはゼロからはじまる

        今は当たり前に存在していて誰でも知っている物、誰でも知っている概念であっても、最初は生み出されるところからはじまります。 すべてゼロからはじまるのです。 スペシャルティコーヒーという概念もそうでしたし、サードウェーブコーヒーという潮流も同じです。何もないところからはじまって、少しづつ認知されるようになって、今では世界的にもスペシャルティコーヒーは概念として理解されるようになりました。 ゼロからはじまろうとしている何かを、生み出すための後押しをするチカラであるクラウドファン

        • プロジェクトを分割してみる

          「十分な数量のリターンを用意することが難しい」 まさかこんな落とし穴があるとは思ってもみませんでした。 プロジェクトを始める前に気づけたのを不幸中の幸いと思うしかないですよね。危うく支援者してくださる人をがっかりさせてしまうところでした。 超選別が100%人力の手作業であるかぎり、 どんなに頑張っても1時間で150グラムから180グラムしか超選別できない。それは変えられない事実だから仕方ないです。 「じゃあどうすればいいのか?」 答えは簡単です。 プロジェクトを複数回

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          30本

        記事

          冷静に、現実的に考えてみた

          ほんの少し前までは日和ったチキン野郎だった私はクラウドファンディングの可能性を理解したことで生まれ変わりしました。妄想と言えど、世界進出まで暴走できたのですから、大袈裟じゃなく本気で生まれ変わったような感覚でした。 夢の秘密道具「超選別マシーン初号機」が作れることやスーパースペシャルティコーヒーを商品化できることが、まだまだわずかな可能性にしか過ぎないことを理解した上でも、一度諦めたことに、まだチャンスがあることを本当に嬉しく思っています。 妄想をほどほどにして、するべき

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          夢はJAPAN SUPER SPECIALTY COFFEE AS NUMBER ONE!

          私の夢は世界展開です(笑) これはもうかなりの大風呂敷です。 スペシャルティコーヒー発祥の地であるアメリカ。 サードウェーブコーヒー発祥の地と言われているノルウェー含む北欧諸国。 様々な特色のコーヒー文化を持つヨーロッパ諸国。 コーヒー文化が広がりつつあるアジア諸国。 最終的な目標は日本国内が一丸となってスーパースペシャルティコーヒーを世界へ輸出して、日本のスーパースペシャルティコーヒーを発信し続けて「JAPAN SUPER SPECIALTY COFFEE AS NUM

          夢はJAPAN SUPER SPECIALTY COFFEE AS NUMBER ONE!

          海外進出するべき3つの理由

          その1 受け入れ態勢 どうして最初から海外展開を考えているのかを説明します。 一つ目の理由は、スーパースペシャルティコーヒーの品質そのものを受け入れる土壌として海外の方が整っていると考えているからです。 スペシャルティコーヒーという概念が生まれたアメリカ。 サードウェーブコーヒーという潮流を生んだノルウェーを含む北欧諸国。 もともとコーヒー文化が定着しているヨーロッパ諸国。 海外にはすでに美味しいコーヒーを求める市場がある。 どう考えても海外で展開する方がやりやすいと

          海外進出するべき3つの理由

          やるなら海外で勝負したい

          妄想が膨らんでいく中で日本国内でスーパースペシャルティコーヒを広めていくのは既存のコーヒー専門店やロースターの方々にお任せした方が良いという考えが大きくなっていきました。 理由はシンプルです。 すでに日本国内でスペシャルティコーヒーを提供していて、店舗もあって、実績もあって、それぞれ顧客をお持ちで、信頼関係もあるからです。 そんなところに割って入って行くのは簡単なことではないと分かっています。 まあ大きな理由は、私自身がスーパースペシャルティコーヒーを海外で展開していき

          やるなら海外で勝負したい

          クラファンだったら絶対いける!

          「アイデアはいいけどお金がない=クラウドファンディング」 今の世の中には素晴らしい仕組みがあって本当に良かったと、心の底から思いました。クラファンなら、ポンッ!と出資してくれそうなお金持ちをさがさなくてもいいんです。 私が超選別法を完成させたストーリーや、スーパースペシャルティコーヒーを商品化したいという想いに共感してくれる人から少しずつ出資して貰えばいいわけです。 本当に素晴らしい仕組みです! まさにクラファンの支援者=神ですね。 クラウドファンディングについてはざっ

          クラファンだったら絶対いける!

          諦めきれず悶々とする日々

          夢の秘密道具「超選別マシーン初号機」を完成させるため少なくとも1000万円+消費税の資金が必要です。 1000万円というまあまあ高い壁を前にして怖気づいた私は 「自家焙煎珈琲というちょっと大人感がある趣味人として生きていこう」 という日和った決断をしました。 そんなチキン野郎の私でしたが、正直言うとスーパースペシャルティコーヒーを商品化したいという想いが胸の奥にはずっと消えずにありました。 「もっと多くの人にスーパースペシャルティコーヒーを飲んでもらいたいし、評価も聞い

          諦めきれず悶々とする日々

          開発資金とチキン

          超選別法の機械化へ向けた試作機は協力企業と一緒に共同開発ですすめていくので試作機の開発費用は不要だという話になりました。しかし、試作機の開発が成功したらようやく秘密道具「超選別マシーン初号機」が完成品として納品されるわけです。 まだ開発に着手していませんが、完成品した場合の製品価格は概算で1000万円程度との事です。スーパースペシャルティコーヒーを商品化するために絶対に必要不可欠な夢の秘密道具「超選別マシーン初号機」の完成品は少なくとも1000万円+消費税が必要だという事で

          「品質=プライド」てこと

          欠点豆ゼロは不可能 スペシャルティクラスの品質のコーヒー生豆でも100%欠点豆の混入が無いわけではありません。生産農家でも厳重にチェックしているでしょうし、中間業者でも品質チェックをしていると思います。それでも欠点豆の混入をゼロにするのは不可能なのです。 だからこそ多くのスペシャルティコーヒー専門店ではコーヒー生豆をチェックして、欠点豆を取り除くためのハンドピックという手間のかかる作業をやっているのです。 そして多くのお店では焙煎後のコーヒー豆を再度チェックして、焼きム

          「品質=プライド」てこと

          コーヒーが苦くてマズい理由

          コーヒーが苦くてマズくなる最大の要因は焙煎ミスです。コーヒー生豆に最適な温度まで熱が入らなければ焼きムラになります。浅煎りというレベルの焙煎度もありますが、最適な温度まで熱が入らないと酸味が強く残ってしまいます。フルーティーというよりも嫌な酸味という印象になります。 反対に最適な温度以上に熱が入ってしまうと焼き過ぎになります。深煎りというレベルの焙煎度もありますが、最適な温度を超えると苦みやエグ味になります。一部の深煎りコーヒー大好き人間を除いて、多くの人はこの苦味とエグ味

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          超選別したコーヒー生豆は焙煎が簡単

          大量のコーヒー生豆を一回の焙煎工程で焼こうとすることは、ただ焼くだけの焙煎工程をいたずらに難しくしていると私は考えています。もちろん商売ですから生産効率を向上させて、多くのお客様に美味しいコーヒーを提供するための努力は必要だと思いますし理解できます。でも効率を重視しすぎて美味しさを犠牲にしてしまっては元も子ありませんよね。 毎日自家焙煎したコーヒーを飲んでいるので分かることなのですが、コーヒー生豆は少量で焙煎する方が、焼き上がりのコーヒーは絶対に美味しいです。理由はとても簡

          超選別したコーヒー生豆は焙煎が簡単

          超選別法が焙煎に与える影響

          超選別法を行うことでコーヒー生豆の横幅と縦幅が均一化されるということは、コーヒー生豆の表面積と体積が均一化されるという意味です。自分で言うのも何なのですが、ここまで均一化されたコーヒー生豆を私は見たことがありません。世界中を探しても私が超選別したコーヒー生豆以上に均一化されたコーヒー生豆は無いと断言できます。 自家焙煎珈琲をつくる人なら絶対にこの均一化されたコーヒー生豆を焙煎してみたいと心の底から思うはずです。だって仕入れたコーヒー生豆が粒揃いだったら焙煎士は喜びますからね

          超選別法が焙煎に与える影響

          超選別シート爆誕

          超選別スクリーンにかけてコーヒー生豆を横幅0.2ミリ刻みで超選別します。次は縦幅でコーヒー生豆を超選別します。この縦幅で超選別する工程でも、超選別法の基準に対応した専用の超選別シートが必要でした。なのでこれも手作りしました。とは言っても、超選別シートは基準どおりのマス目を印刷するだけで良かったので、すぐに完成しました。 超選別シートはコーヒー生豆を縦幅で選別するためのものです。超選別スクリーンで横幅0.2ミリ刻みで均一にしたコーヒー生豆をシートの上に適量広げて、一粒一粒を目