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海外進出するべき3つの理由

その1 受け入れ態勢

どうして最初から海外展開を考えているのかを説明します。

一つ目の理由は、スーパースペシャルティコーヒーの品質そのものを受け入れる土壌として海外の方が整っていると考えているからです。

スペシャルティコーヒーという概念が生まれたアメリカ。
サードウェーブコーヒーという潮流を生んだノルウェーを含む北欧諸国。
もともとコーヒー文化が定着しているヨーロッパ諸国。

海外にはすでに美味しいコーヒーを求める市場がある。
どう考えても海外で展開する方がやりやすいと思いました。

その2 スタバラテの値段

二つ目の理由は、スタバラテは海外の方が高いからです。
つまり、コーヒーそれ自体の価値の違いです。

スーパースペシャルティコーヒーをビジネスの商材として考えた時に一番最初に思ったのは販売する価格でした。

今の日本国内のスペシャルティコーヒーの小売価格を調べてみると店頭販売では1杯あたり700円から800円ぐらいでした。スペシャルティコーヒーで1杯の値段がそれくらいだとしたら、スーパースペシャルティコーヒーはいくらで売れるんだろうかと。

そこで世界展開しているスターバックスの国別の販売価格をググってみたわけです。すると日本よりも海外の方が圧倒的に販売されている値段が高いことを知りました。

これはググって出てきた2019年のデータですが、日本で409円で売られているスタバラテは値段が最も高いデンマークでは6.05ドルで売られている。2019年の為替換算でも654円です。日本の約1.6倍の値段です。

ちなみにそのデータによると世界76都市の中で日本は36番目でした。(※5)

さらに述べますと、このスタバラテの価格比較データの上位10か国に北欧3か国がすべてランクインです。フィンランドは2位で、ノルウェーは6位でした。ほかにも同様のデータはググればたくさん出てきますのでご興味あればググってみてください。(ってそんなマニアックなことしないよねw)

※5 出典元:Exploring4EVER様(【スターバックス指数】スタバラテの値段で見る世界の物価!日本は何位?より)出典元サイトへのリンク

その3 不毛な戦い

三つ目の理由は、日本人同士で戦いたくないという事です。
ビジネスとしてみれば日本国内もスペシャルティコーヒーが定着しつつあるし、消費者の認知度も年々上がってきているスペシャルティコーヒー業界は魅力的な市場です。

海外よりも国内の方が出店するのも、店舗管理するのも楽だし、宣伝などマーケティングも楽そうです。それはよく分かってます。

でもきっとスーパースペシャルティコーヒーを日本国内で売っていこうとしたら叩かれると思うんですよね(笑)

スペシャルティコーヒーがスーパースペシャルティコーヒーに駆逐されていくのを先人たちが大人しく黙っているわけないと思います。絶対にアンチ勢と戦うことになると直感がささやいます(笑)

だって日本ってそういう感じでしょw、よく知らないけどw

日本国内でスーパースペシャルティコーヒーを展開していくとなると既存勢力との間で、絶対に軋轢が生まれるはずなんです。別にスペシャルティコーヒーをディスる気持ちは1ミリも無いんですけど、スーパースペシャルティコーヒーと比較する対象はどうしてもスペシャルティコーヒーになってしまうから。

スペシャルティコーヒーは品質が良いコーヒーです。文句なしに美味しいコーヒーだと私も思っています。それは嘘偽りのない正直な気持ちです。

でもスーパースペシャルティコーヒーの品質やその美味しさについて、ただただ事実を説明しているだけなのに、なぜかスペシャルティコーヒーをディスってるように聞こえてしまう。スペシャルティコーヒーの方が品質が劣っているように聞こえてしまうんです。本当に不思議です。

きっとスペシャルティコーヒーの品質や美味しさについて説明しているだけなのに、これまでのスタンダードなコーヒーの品質が劣っていて、美味しくないコーヒーかのようにディスって聞こえるのと同じ原理だと思います。
本当に不思議です。

だから日本人同士で戦わないですむ方法を考えました。
その方法はこうです。

できるだけ早く秘密道具「超選別マシーン」を量産できる体制を整えて、日本国内のスペシャルティコーヒー専門店に提供して日本中をスーパースペシャルティコーヒーにしてしまえばいい、と考えたわけです。

そうなったら日本国内のコーヒー事業者の皆さんはスーパースペシャルティコーヒーの潜在的な生産パートナーになるわけです。
自社1社だけで海外向けに超選別したスーパースペシャルティコーヒーの生産体制をゼロから作るよりもスピードが早いし、国内のコーヒー事業者の皆さんが生産パートナーになってくれると輸出量が一気に確保できるので、海外展開していくための供給体制も整うわけです。

さらに言えば、国内のコーヒー事業者の皆さんと繋がることで情報発信でもバズらせやすくなると思うし、改善や改良のスピードも上がるし、ノウハウが蓄積するスピードも上がると思います。

一石二鳥どころか、一石で世界制覇も夢じゃなくなるって気がしませんか?そう思うのは私だけでしょうか(笑)


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