takashi shindo

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■Dearliy Inc. CEO/Founder| ■作家 takashi shindo | 『作品』の公開を中心に発信していきます|illustrations by しまざきジョゼさん

マガジン

  • -will-STORY

  • 物語のテーマ曲

  • はじまりの物語

    「死んだように生きるな 好奇心を忘れるな 決してこの日常に飼い慣らされるな いつか、この平凡な日常が変わる日がきっと来る」

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この世で一番世界をワクワクさせる

このページを見ていただき、有難うございます! Dearliy株式会社の代表取締役/CEO/Founder として活動しつつ、 このnoteを通じて、will という形で物語を創る作家としても活動しています。 私自身が何を考え、どんな人間なのか。 少しだけここに記しておこうと思います。 そして、未来の自分に向けて、 今の想い、メッセージを記しておきたいと考え、ここに記します。 「こっちは火蓋を切ったよ。 楽しんでやりきってる?どこまで到達した?」 1.価値観信念 自らの

    • 挑戦

      出版が決まった絵本『こぐまおのMorning』を、制作段階から完成まで創り上げていく過程を共有し、プロジェクトにご支援いただく方と一緒に、多くの方に愛される物語にしていきたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。 簡単ではありませんが、強い想いを持ってやり切ります! 少しでも共感をいただけましたら、是非、プロジェクトにご支援、ご参加いただけますと幸いです!

      • Release!!

        2022年3月9日。 遂に、Dearliy iOS版をReleaseする日を迎えました。 起業の原点ともいえる、幼い頃からDisneyリゾートで感じてきた沢山の素敵な景色。 自分自身も、素敵な連鎖を創ることを夢見てはじめたこの冒険も、小さな一歩ですが、確かな一歩を踏み出すことができ、とても嬉しく思います! 今の想い、メッセージを記しておきたいと考え、ここに記します。 ※自己紹介↓ Dearliyは、「Dear Life Diary」「大切な人生を記すもの」という言

        • 『ガルと思い出の魔法』#2

          季節の変わり目を感じると、ガル は半年後の季節のことを考えることが習慣になった。 ポップなもの、カラフルなもので溢れるデザインスタジオだが、今の時期は少しばかりピリピリした空気が建物内に溢れている。 新しいコレクション発表前のシーズンだ。 次の春夏は、どんなコレクションで世界をワクワクさせようか。 ジャクー はこれを長い期間、独りで向き合ってきたのだから頭が上がらないと、 ガル はコレクション発表の時期が来るたびに感じていた。 そんなある日、転機は突然訪れた。 ジ

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        • -will-STORY
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          16本

        記事

          『ガルと思い出の魔法』#1

          親子の幸せに形があるとすれば、どんな形をしているのだろう? お日様のような、温かいまんまるの形。 お互いに支え合うような、優しいさんかくの形。 子どもの ガル を、お腹の袋に包み込んで育てている母親の ルーラ の場合は、きっと包み込むような、穏やかなしかくの形。 毛が生えそろってきたばかりの ガル は、ルーラ母さん の袋から出たり入ったり。 外の世界に興味を持っては遊びに出かけ、おなかが減ったり、甘えたくなったら戻ってくる。 甘えん坊の ガル は、くるんと回転するよう

          『ガルと思い出の魔法』#1

          『ライとシーナの雷の約束』#2

          いつも呪文だけが響いていた シーナ の作業場は、ライ が遊びに来るようになってからとても賑やかになっていた。 言葉というのは、本当に不思議な力を持っている。 相手と語り合うことは、こんなに楽しいことなんだ。 ライ は、ボルティナのみんなともしっかり話したいなと感じていた。 そんなある日、サンドラに大きな衝撃が走った。 カラクリにて、天気を操る技術、雲をかき消す装置が発明されたのだ。 砂の国サンドラの王は、早速その技術を採用することに。 もちろん、衝撃が走ったのはサン

          『ライとシーナの雷の約束』#2

          『ライとシーナの雷の約束』#1

          空に浮かぶ大きな大きな入道雲。その中には、大きな町があり、その中心には大きなお城がそびえたっている。 天空の城、ボルティナ城だ。 雷獣の王族、ボルティナ家が治めてきたこのボルティナ国では、 下界の悪さを目の当たりにすると、強い雨風と共に、雷を落として懲らしめていた。 昔、下界のあまりの明るさに怒った一族は、 しばらくの間、悪天候でお日様を隠して懲らしめたこともある。 そんなボルティナ国の、雷獣の王族の ライ は、 幼い頃から王族で唯一雷の力を使えない子どもだった。

          『ライとシーナの雷の約束』#1

          『ピョンキチの好奇心』#2

          朝が来なくなってからどのくらい経っただろうか。 こぐまの心配をした 心優しい くまと話をしていて、すっかり朝が来なくなった日常に慣れていたことに ピョンキチ は気がついた。 次の日、気分転換に外の空気を吸おうと、ピョンキチ は家を出て海辺に向かった。 海辺に着くと、ひっくり返ってジタバタとしているロボットが目に入った。 ピョンキチ「おやおや、見ない顔だな 流されてきたのか? 大丈夫かい?」 ピョンキチ は ロボットが起き上がるのを手助けした。 ロック「ありがとう!

          『ピョンキチの好奇心』#2

          『ピョンキチの好奇心』#1

          波の音が遠くで聞こえる。今宵はとっても静かで時がゆっくりと流れている。 まんまるの星からの明かりがいつもよりも長く島を照らしている。 まんまるの星 ルーナ だ。 朝が来なくなったら、先程のこぐまのように混乱するのが普通だろう。 でも、博識の ピョンキチ には少し嬉しい気持ちがあったのだ。 ピョンキチ は塔にある天体望遠鏡から ルーナ を覗き込み、昔のことを思い出していた。 薄い紫のような神秘的な色の空には、大きな青い惑星がとても大きな存在感でいつもそこにあった。 好奇

          『ピョンキチの好奇心』#1

          『くまおの宝物』#2

          サーフボードの制作には、思ったよりも時間が掛かった。 制作中の日々も、くまお は こぐまおに会いにいき、こぐまおに気づかれないように、ケンケンパなどで遊びながら こぐまお のサイズを測った。 2人は時間を重なる度に、お互いにとって掛け替えのない存在になっていった。 そうして、遂に、サーフボードが完成した。 くまお は次の日の朝一番に、こぐまお に届けに向かった。 こぐまお 「これは サーフボード!?」 こぐまお の想像以上の最高の笑顔を見て、くまお は口元が大きく

          『くまおの宝物』#2

          『くまおの宝物』#1

          いつもとびっきりの笑顔で、不機嫌を知らないお日様の下、毎日、毎日、寄せては返す波の音が心地よく響く南の島、アウバリ島。 みんなの笑顔がとっても良く映えるこの島の南の町に、今日も、明日も、明後日もおやつのパンケーキをとっても楽しみにしている1匹のくまがいた。 くまお 「これからパンケーキ♪ 明日もパンケーキ♪」 毎日おやつのパンケーキを楽しみにしている くまお は、お気に入りの懐中時計をもって、毎日散歩を楽しんでいる。 くまお は パンケーキと同じくらい、困っている誰か

          『くまおの宝物』#1

          『コテツの魂』テーマ曲 『夜明け』

          作詞作曲:takashi shindo コード進行/編集:Masahiko Watanabe ▼楽譜 Aメロ 夜空に 染み込んでいく 色とりどりの気持ちは 明日の世界創り上げてく 言葉じゃ 表せない色 いくつも折り重なり 朝の幕明け 待ち望んだ Bメロ 消えた 音を再び照らそう しまいこんだ声にまた  耳を向けて 夜を裂いて 迎える 鮮やかな光を サビ 朝日が照らしてく しまい込んだ心のキャンバス 色鮮やかな香りで 溢れ出す光の渦 聞こえる 旋律は 再び世界の色 奏で

          『コテツの魂』テーマ曲 『夜明け』

          『ブラツキの友達』テーマ曲 『夢物語』

          作詞作曲:takashi shindo Aメロ 見ようとしていないんだ 誰も 可能性は君を傷つけるのかい? B メロ この日々を夢中にして あり得ないこと 信じること それが当たり前になる 「これから」創るんだ Aメロ 見ようとしていないんだ 僕も 可能性も僕を傷つけるのかい? Bメロ 多くの人 夢中にさせて あり得ないこと 信じること それが当たり前になる 「これから」創るんだ サビ あの日蓋した想い 溢れ出して 踏み出そう 自らの意志で 掴みかけたけど 離してし

          『ブラツキの友達』テーマ曲 『夢物語』

          『はじまりの物語』#16

          潮風の香りと、暖かい日差しに包まれて目が覚めた。 すぐ隣では、ヒロアキが座ったまま眠っている。 ウェジー「ひろ!!!」 ウェジー の声で ヒロアキ も目が覚めたようだ。 ヒロアキ「ひろ 俺のこと分かるか!?」 ひろ は笑顔で頷いた。 どうやら丸2日も寝ていたらしい。 ウェズ が ヒロアキ のDearingから出てきた。 ウェズ「ひろ! 本当に良かった!!」 ひろ「みんな、心配してくれて有難う     巻き込んでごめん!!」 ドル達も ひろ が意識を取り戻した

          『はじまりの物語』#16

          『はじまりの物語』#15

          光を抜けて、気がつくと 歴史の資料でみたような町並みが広がっていた。 よく見ると、あちこちにはアトラクションのような建築物が沢山ある。 あれはジェットコースター? あっちに見えるのは観覧車だろうか? この町では、多くの人が夢中になって日常を楽しんでいるのが伝わってくる。 ひろ は周りを見ながら歩いていると、突然、男性とぶつかった。 ひろ「ごめんなさい!」 男性「こちらこそ 怪我はないですか?」 ひろ「全然大丈夫です!」 と、ひろ は答えたものの、死んだ後も怪我を

          『はじまりの物語』#15

          『はじまりの物語』#14

          海上の上でも、多くの人が忙しなく動き回っていた。 海底地震が発生したのだ。 ウェズは、ひろ達は引き返して来ているのか?? ヒロアキ は気が気ではなかった。 いち早く異変に気が付いた ウェジー は、すぐさま ウェズ に戻るように伝えた。 ウェジー「急いで! すぐに浮上しないと潜水艇が巻き込まれるわ!!     この距離を保たないと、あなたと通信が出来なくなってしまう!」 ウェズ は研究室を出る前に、もう一度部屋全体を見渡した。 ウェズ「僕は確かにここに居たんだ 大切

          『はじまりの物語』#14