月と子宮
月に一度の「月のもの」がやってくる時は、まだ手放せない色んな周波数がどんどん浮かび上がっくる。たくさん浄化をする期間。漢方をはじめてPMDDはなくなったけど、PMSはまだ元気、たまにね。「PMSってなに?」ってイギリスでおめでたい男性達に聞かれたときは「Prehistoric Monster Syndrome (先史時代のモンスター症候群)だよ。」ってそっけなく答えて、よく戸惑わせてたな。男性社会に産み落とされた女性が背負ってる苦しさの薫陶を、彼らにわざわざ与える気にもならなかった。
抑えてた感情が溢れそうになる。
昔の記憶がフラッシュバックする。
おっぱいは1.5カップも大きくなるのに、
心の穴から愛がこぼれてむねは空っぽになる。
誰か地球を止めてくれ、
私は静謐の中でただただ呼吸をしてたいの。
PMS is a comedy when it's over but atm it's a tragedy.
くるくる回るせっかちな地球から逃げるように車に乗って、世界遺産の森までドライブ。( 3歳のとき。あの冷たい家で鬱の母と2人きりの映像。) 雨足が強くなってきたからワイパーをはやく。 ( どれだけ頑張っても全然笑わない母。「わたしがいい子じゃないからだ。」) 行きつけのカフェに行ってあの店員とお喋りする気にはなれないから、道の駅まで行っちゃおう。 ( あのとき台所でself-harmしてたのは夢だったの?結局真相はわからないまま彼女は天国。) 匂い立つ森の香りを肺いっぱいに深呼吸する。Breathe in and breathe out. はあ。美しい川のせせらぎ。鳥の声。雨の音。
そういえば、「私を産んで幸せだった?」って、子どもの頃からずっと聞きたかったことをステージ4の母に聞いたら、「とても幸せだったよ。」って答えてくれたんだった。それをきっかけに、今度は光の記憶が優しくフラッシュバックし始める。なんだ、だいじょぶじゃん。帰り道は母のでっかい愛に包まれて、涙が静かに頬を伝う。'Tears are love. It's ok to cry.' ってオランダのレイキの先生も言ってたな。いつの間にかむねのあたりはとてもぽかぽか。
もうあの手に抱きしめられることはないけれど、母と散歩したあの美しい自然が今も私を優しく受け入れてくれる。PMS、ずっと嫌だったけど、母の愛を全身で感じられるなら悪くないかもしれないな。無意識のうちになかったことにしてた孤独感も悲しみも、ぜんぶ私が受け止めるね。もうだいじょぶ。ひとりぼっちじゃない。
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