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セブンスターオーケストラ演奏会レポート

先日7月7日(日)に文京シビック大ホールにて、セブンスターオーケストラの演奏会が開催されました。

このオーケストラとは昨年、金管分奏指導のご依頼を受けたのがきっかけで、今年も金管分奏と、管分奏を担当させていただきました。

こうしたオーケストラのメンバーさんは他のオーケストラにエキストラで参加したりされたりとネットワークが広く、僕が個人レッスンしている生徒さん数名ともいろいろな繋がりがあるのを後で知るなど、なかなか興味深いです。

昨年の金管分奏がきっかけで、トランペットセクションの方みなさんが僕の個人レッスンである「ツキイチレッスン」に定期的に参加してくださるなど嬉しいご縁をいただいております。

今回のプログラムは、グリンカ作曲「ルスランとリュドミラ」序曲、ラフマニノフ作曲「交響的舞曲」、ムソルグスキー(ラヴェル編)組曲「展覧会の絵」という意欲的ロシアンプログラムでした。

展覧会の絵はもちろんですが、分奏時とても大変だったのがラフマニノフ。譜読みに苦戦しました。こんな難曲にチャレンジするだけでもすごいのに、本番は驚くほど完成度が高く、後半になるにつれての冷静に興奮してくるアクセルのかけ方は素晴らしいの一言でした。打楽器も含めてオケのバランスが非常に良く、トランペットの皆さんも素晴らしいサウンドでした。

展覧会の絵も、言わずもがなトランペットが重要すぎるポストですので、レッスンでたくさん見させていただきましたが、その成果が十分に発揮できていたと思います。

決めるべきところを決める、この期待を裏切らない演奏って結構大変なのですが、集中力を持続したレベルの高い演奏でした。

終演後、楽屋にお邪魔しまして、指揮の河上隆介先生(東京音大の指揮科講師でもあります)にもご挨拶でき、トランペットセクションの皆さんにもお会いできました。やり切った感の充実した笑顔が素敵でした。やっぱり演奏会って良いですね。

来年の開催も決定していて、今度はサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」、デュカスの「魔法使いの弟子」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」とフランスプログラムだそうです。今から楽しみです!またお手伝いさせてください。

お疲れ様でした!

荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。