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アンチ・マスターベーションスーツについて
とぅるもちです。
アンチ・マスターベーションスーツの話をします。18禁!
本当はこれの続きとして書こうと思ったけど、想像以上に面白い背景があったので別記事にしました。
以前チラっと登場した、このアンチマスターベーションスーツ。
この写真は女性用スーツ。1930年、Allan P. Risleyという人が作ったらしい。
その名のとおり、オナニーできないないような設計のもと作られています。
なぜこんなものを作ったのか?
説明文には、身体を完全覆った服だよ!的なことしか書いてなくて、何にも背景が載ってなかった。
最初は、中世ヨーロッパのキリスト教における、性的な行動を禁止する風潮の名残だと思っていました(´・ω・`)適当・・・
とりあえず「Allan Risley」「Anti masturbation suit」とかでググってみると、何個か情報が出てきた。
どうも精神薄弱者、孤児を中心とした保護施設で使われてたっぽい。
写真のスーツは右側ですね。左側は男性用(これはEllen E. Perkinsという別の方が作ったもの)。
あと、スーツを作った際の特許出願も見つけた。
製作者2人はミネソタ州にある同じ施設で働いていたんですかね。それぞれが異性用のスーツを作ってるのも気になる。
気になるところは何個かあるんですけど、Ellen E. Perkinsの特許出願に書いてあることがなかなか面白いと思った。
彼女は
・精神異常、知的障害、精神薄弱の一般的な原因の1つは、(特に若者では)自慰行為や自己虐待によるものである
・深刻な心の病が発生するまで、そのような悲惨な慣行(自慰行為?)を続けてきた人たちに、治癒の希望はほとんどない
と書いています。
この時期でもオナニーは害悪だと見なされてたんですかね。それにしてもなんかめちゃくちゃな言いようで笑った。
もうちょっと背景について詳しく知りたいなあと思うかぎり。
以上です。
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