名称未設定-3

アンチ・マスターベーションスーツについて

とぅるもちです。

アンチ・マスターベーションスーツの話をします。18禁!

本当はこれの続きとして書こうと思ったけど、想像以上に面白い背景があったので別記事にしました。

以前チラっと登場した、このアンチマスターベーションスーツ
この写真は女性用スーツ。1930年、Allan P. Risleyという人が作ったらしい。

その名のとおり、オナニーできないないような設計のもと作られています。

なぜこんなものを作ったのか?

説明文には、身体を完全覆った服だよ!的なことしか書いてなくて、何にも背景が載ってなかった。
最初は、中世ヨーロッパのキリスト教における、性的な行動を禁止する風潮の名残だと思っていました(´・ω・`)適当・・・

とりあえず「Allan Risley」「Anti masturbation suit」とかでググってみると、何個か情報が出てきた。

どうも精神薄弱者、孤児を中心とした保護施設で使われてたっぽい。
写真のスーツは右側ですね。左側は男性用(これはEllen E. Perkinsという別の方が作ったもの)。

あと、スーツを作った際の特許出願も見つけた。


製作者2人はミネソタ州にある同じ施設で働いていたんですかね。それぞれが異性用のスーツを作ってるのも気になる。

気になるところは何個かあるんですけど、Ellen E. Perkinsの特許出願に書いてあることがなかなか面白いと思った。

彼女は

・精神異常、知的障害、精神薄弱の一般的な原因の1つは、(特に若者では)自慰行為や自己虐待によるものである
・深刻な心の病が発生するまで、そのような悲惨な慣行(自慰行為?)を続けてきた人たちに、治癒の希望はほとんどない

と書いています。

この時期でもオナニーは害悪だと見なされてたんですかね。それにしてもなんかめちゃくちゃな言いようで笑った。

もうちょっと背景について詳しく知りたいなあと思うかぎり。


以上です。



この記事が参加している募集

#とは

57,808件

#熟成下書き

10,580件

サポートされたお金はすべて、セクシャルウェルネス支援のための会社運営に使われます!