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雑談⑪「ダブルアプローチ」

タイトルから何か推測できますでしょうか?

・・・

・・・

できなくて当然です。(すみません)
なぜなら、これは私が造った言葉だからです。


環境問題の背面にあるもの

たとえば、動物のゲップが温室効果ガスをたくさん排出するからという理由で畜産業の肩身を狭くする、それどころか廃業にまで追い込む。

ここに私は問題を感じています。

というのは、二酸化炭素とかの話もよくわかりますが、一方で、ではこれまで皆好き放題に食べてきた乳製品だけど、今までそんな警鐘って鳴らしてこなかったわけで。むしろ、牛乳いっぱい飲んで骨を強くしましょう、とか声高らかに言っていたくらいです。

そんな状況で、なぜ動物を飼育している人や、動物の命そのものを急に否定されないといけないのか?
もっと多方面からの検討がされるべきではないのか?
少なくとも、当事者たちとしっかり話し合いはしたのか?

急に、1つの情報が入ったらすぐに振り回される人は要注意です。
行動力は素晴らしいのですが、物事を十分に確認や検討して、正しい方向に進む力に変えてほしいです。


そして、こういった「片方からの意見」は、残念ながら数多く存在します。


SDGsは経済と社会と環境をバランスよく成長させましょう、としています。
つまり、環境面ばかり主張したって、それは通る筋道はないのです。
きちんと、小規模事業を営む人々も経済的に不自由のない生活を送る権利があるのです。


提案

そこで提案したいのは、「代わりとなる産業をみんなで準備する」ことです。

こういう社会にしたら現実的にこういう人が職を失うだろう、という予測や対話をして、該当者が新しい職に就ける選択肢を提示すべきだと思うのです。

該当者(今回の例では生産者)だって、生活するための職を失いたくないという理由があるだろうからです。もちろん、人それぞれに理由はあると思いますので、新しい職の提供以外にも、きちんと意見を聞いて解決に向かうべきでしょう。

定義

ここで、一応言葉の定義を作っておきます。

【用語】ダブルアプローチ
【意味】関係者全員による開かれた対話を経て合意形成をつくること。

あまり派生的につくることは好きではありませんが、この件はかなり重要だと認識しているので、あえて言葉をつくりました。


ちなみに

私は体質の問題でこれまで牛乳を避けてきましたが、今回挙げた事象を知ってから、逆に牛乳を毎日飲むようにしました。乳製品も沢山摂るようにしました。
これは、私ができる精一杯の、ダブルアプローチによる課題解決ができるまでの間の筋通しです。
やたらめったらに環境というワードを利用してやりたい放題する人や組織が増えてきたので、SDGsの立場から、全力で抵抗します。

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