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イヤイヤ期にうける理不尽さは、ただ幸せになりたい子どものサイン【育児哲学#8】

・2~3歳ぐらいの子どもは精神的に未成熟
・理不尽な行動もすべては子どもが幸せになりたいから
・怒りをおさえ、子どもにもわかりやすいように落ち着いて注意しましょう




すべての人は、
幸福になることをさがし求めている。
それには例外がない。



◆フランスの哲学者
パスカル『パンセ』引用


なぜそんな行動をとったのか。なぜそんなことを言うのか。他人の言動に関して「理解できない」と思う場面は、人づき合いをする中で多々ある。しかし、相手がどんな言動をとろうとも、その動機はひとつ。つまり、いかなる言動も「その人が、その人にとっての幸せに向かった結果」なのである。どれだけ理不尽と感じても、その人なりに「より幸福な選択肢」を選んでいるにすぎない。


理不尽はこどもの専売特許。


ウチの息子(3歳)は体調がよくないときや眠たいとき、そしてなにかしら不機嫌のときによく理不尽が発生します。

「これ食べたい!」とこどもに注文されたものを用意したら、「いらない」と一蹴されてしまう…
「お腹が空いた」というこどもに野菜を炒めると「うるさい!」と言われる…
ご飯をあげようとして口元にスプーンを持っていったら、こどもに手で弾かれて服や顔にベッチャリついてしまう…


「なぜ、そんなことをするの?」とこどもに聞いても泣いたり逆ギレされたりしてるばかり。たぶん、本人もわからないでそうした理不尽な行動をしてしまうのでしょう。精神的に未成熟なのです。

2~3歳あたりにおこる「イヤイヤ期」

僕も理不尽なことをこどもにされたら怒ってしまいがちですが、いまはそこをぐっとこらえて考えます。

「この子は自分の幸せのためにそんなことをしたんだ」

この幸せを望まない親はいません。どんな理不尽なことをされても、

「子どもの幸せのためなんだ」と考えつつ、

自分を落ち着かせてから、ゆっくり子どもにわかりやすく注意しましょう。


それでもイラつきが止まらないあなたに、怒りをおさえる方法を3つご紹介します

1.おこりそうなタイミングで6秒かぞえる
人間の怒りのピークは、ことが起きてから約6秒間だと言われています。6秒かぞえて怒りのピークをやり過ごしましょう。
2.目線を上げる
怒ってしまいそうになった瞬間に、「目線」を上げてみましょう。人間は怒りという感情に支配されている時、「下を向く」習性があります。「目線を上げる」だけで脳の処理をいったんクリアにしましょう。
3.顔や体を動かす
怒りや悲しみといった感情は、「歯を食いしばる→怒る」「眉間にシワが寄る→怒る」「泣く→悲しい」というように、感情の前に必ず身体の一部が反応します。子供を怒る時にその場で怒るのではなく、数メートルでも場所を移動させ、その数秒の間に顔や体を動かすという方法を行えば、心を落ち着かせて叱ることができるのです。


心を落ち着かせ、子どもと話す時に他に意識がむいてしまって、話を聞かなかったりするときもあるでしょう。根気よく落ち着いてお話をしてあげてください。

怒られたくもない、泣きたくもない。
ただ、子どもはみんな幸せになりたいだけなのですから。



そして、たまりにたまったストレスを解消する手段を他でみつけましょう。これは人それぞれの方法があるかと思います。

子どもにあたらない、他の方法でなんとか発散してください。
何かしら哲学で緩和できることが見つかったら、共有したいと思います。


哲学はこちらの書籍を参考にしています。

パパもママも、子育てでいちばん大変なのはストレスだと思います。

少しでも心のありように哲学で助けることができればと。

みんな、今日もがんばりましょう!

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