TOYO JAPAN

「食にとって正しいプロセスを追求し、お客様に食の感動を創造する。」 お客様に料理を提供…

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「食にとって正しいプロセスを追求し、お客様に食の感動を創造する。」 お客様に料理を提供する「レストラン事業」、シェフが直接お伺いをして提供する「ケータリング事業」、お客様に料理をお届けする「デリバリー事業」などを行っております。 https://toyojapan.biz/

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  • シリーズ「Nouvelle Artisan 新しい職人」

    Restaurant TOYOで働くシェフ、パティシエなどの職人たちのインタビューです。

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トヨイスムとはお客様に寄り添い続けること|中山豊光

「自分の料理を食べてもらいたい」 という思いはない2022年8月、Restaurant TOYOの本店オーナーシェフ、中山豊光が帰国し、11日(木)から14日(日)まで、日比谷のRestaurant TOYO Tokyoのカウンターに立った。2021年4月以来のことだ。 パリ6区、ピカソやシャガールなどの芸術家たちが集ったことでも知られるモンパルナスにほど近い地にRestaurant TOYOはある。オープンは2009年、1971年生まれの中山が38歳になる年だ。 カウン

    • 「山瀬牧場」の肉、ついに販売開始!

      2023年11月29日(良い肉の日) 私達の願いでもありました「山瀬牧場」の肉をはじめて皆様にお届け致します。 肉師®山瀬健策の実家である牧場にて愛情いっぱいに育てられた牛が競りにかけられ「牛肉」へと変わっていきました。 まずは美味しく食べつつ、命の尊さ、生産者の日々の努力などにも想いをめぐらせていただければ幸いです。 ■今回の商品ラインナップ【①ていねいに調理されたローストビーフ】250g 5,000円 (税込) 熊本県菊池 「山瀬牧場」の和牛を目黒の「焼肉きゅうこ

      • 「ケータリング」という選択肢。アフターコロナの新しいライフスタイルの味方に。

        新型コロナウイルスの影響により、飲食業界は大きな変革を迎えました。アフターコロナの時代にも影響は残り、ワークライフバランスやコミュニケーションスタイルの変化に伴い人々の食事のスタイルも変化しています。こうした状況の中で、ケータリングサービスは新しい需要を引き寄せています。 ■飲み会ニーズの変化とケータリングの重要性近年、ワークライフバランスが重視されるようになり、労働時間外の活動に時間を充てることが重要視されています。仕事以外の趣味やプライベートな時間を大切にするため、コロ

        • 「やまこ」放牧開始!黒毛和牛を“せり、育て、いただく”。見届ける畜産×食育プロジェクト「KYUKON WAGYU プロジェクト」で遊牧場を設置。

          はじめに2022年9月、仔牛の生育から流通に至るまで、20ヶ月にわたる一連のプロセスを消費者と共有することで、次世代の畜産流通と収益モデルの実現を目指した「見届ける畜産 × 食育プロジェクト」“KYUKON WAGYU“を立ち上げました。2023年2月9日には競りが行われ、仔牛を迎えました。 〈競りの様子↓〉 https://www.youtube.com/watch?v=d925Wi0Efgc コミュニティ内で命名をして、「やまこ」と名付けられ、順調に肥育されています

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          30,000の記憶から選ばれたフードフレンドリーなワインがあなたのワイン体験を飛躍させる|「leap」リードセレクター成澤亨太

          現役のレストランソムリエがセレクトしたオンラインワインショップ「leap」が、跳ぶ、躍動する、飛躍するといった意味をブランド名にするのは、日常の食卓におけるワインの楽しみ方を進めたい、「Wine makes a leap.(ワインは飛躍する。)」をブランドメッセージに置いているからだ。 leapが描くワインのある日常を、リードセレクターの成澤亨太が語った。 20年間で積み重ねてきた3万本のワインの記憶「現役のレストランソムリエが選ぶからこそ、本当においしいワインだけをお勧

          30,000の記憶から選ばれたフードフレンドリーなワインがあなたのワイン体験を飛躍させる|「leap」リードセレクター成澤亨太

          畜産農家の挑戦!Web3を活用したKYUKON WAGYUプロジェクト。コミュニティの本格稼働及びDAOの運営、そしてNFT発行に至るまで。

          はじめに2022年9月、仔牛の生育から流通に至るまで、20ヶ月にわたる一連のプロセスを消費者と共有することで、次世代の畜産流通と収益モデルの実現を目指した「見届ける畜産 × 食育プロジェクト」“KYUKON WAGYU“を立ち上げました。 2023年2月9日には競りが行われ、仔牛を迎えました。コミュニティ内で命名をして、「やまこ」と名付けられ、順調に肥育されています。 KYUKON WAGYU プロジェクト 概要はこちら▼ KYUKON WAGYU プロジェクト PR

          畜産農家の挑戦!Web3を活用したKYUKON WAGYUプロジェクト。コミュニティの本格稼働及びDAOの運営、そしてNFT発行に至るまで。

          焼肉きゅうこんが肉おせちを作ってみました。

          「焼肉きゅうこん 洋二段重」 23,760 円(税込み価格)  熊本県菊池市の和牛「和王」の牛もも肉のグリルや、牛ヒレステーキ、菊池市のブランド豚「走る豚」のローストポークなど、肉の産地にもこだわった焼肉店ならではの職人の手作り肉おせちを販売いたします。 内容量  :1セット(3〜4人前) 価格   :23,760円(税込・送料込) 受注期間 :~2023年12月20日 限定10セット 発送日  :2023年12月30日発送、31日のお届け予定 賞味期限 :2024年1月1

          焼肉きゅうこんが肉おせちを作ってみました。

          レストランオーナーの僕がKYUKON WAGYUプロジェクトを取組んでいる理由

          Restaurant TOYO Tokyoを運営しております、TOYO JAPAN株式会社代表の阿部でございます。初めてnoteに投稿します。 牛を“せり、育て、いただく”といったプロジェクトを、熊本県菊池市の山瀬牧場の肉師山瀬さんと行っております。 22年11月29日に、第一回のファンディングを行い、300万円を達成し、300名以上のコミュニティメンバーが集まりました。 そしてこの度、第2回のファンディングを行っております。 第2回ファンデング概要 ・ファンディング

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          普段のTOYOを脱ぎ捨てた蟹尽くしの夜

          Restaurant TOYO Tokyonoシェフ、丸山和孝がスーシェフ時代から不定期で開催してきた、地方の食材とその日本酒を味わう企画「Sake Discovery」シリーズの第3弾が11月19日(土)に開催されました。前回から3年ぶり、たいへんお待たせいたしました。 「Sake Discovery 3rd」と題し、今回取り上げた地方は京丹後市。西は兵庫県豊岡市と北は日本海、東は若狭湾に面する伊根町や天橋立がある宮津市などに接する京都府の北端の市です。 今回は、京丹後

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          フランスにいても感じる地方の強さ、故郷の大切さ

          故郷を離れてパリと東京 20年後にラーメン屋で出会う「きゅうこん」の開店おめでとうございます。「九州の魂」を略して、きゅうこんってすごくいいですよね。菊池渓谷をイメージしたという、焼肉店らしからぬ落ち着いたお店の空間もまたいいです。 ありがとうございます。TOYO JAPANのメンバーと一緒にいい店ができたと思います。 僕らの故郷の菊池市や熊本、九州の牛を中心にしているということだけど、日本のほかの産地と比べてどこが違うの? 熊本の黒毛和牛は、A3だけど味がしっかりあるよ

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          料理人と経営、2つの視点で目指したい新しいシェフ像|丸山和孝

          日本人初のパリ二つ星シェフの 生き方に憧れてフランスへ2022年2月、Restaurant TOYO Tokyoの2代目シェフに就任した丸山和孝は、現在30歳。11月に31歳の誕生日を迎える。 2018年3月にオープンしたRestaurant TOYO Tokyoにとって丸山は、統括支配人の成澤亨太とともにオープニングを知るだけでなく、パリのRestaurant TOYOでシェフの中山豊光氏とともに働いた経験がある現時点で唯一のスタッフでもある。 「TOYO-ISM」(ト

          料理人と経営、2つの視点で目指したい新しいシェフ像|丸山和孝

          ソムリエの価値と可能性を高めたい|成澤亨太

          フランス料理のチーム感に受けた強烈なインパクト「銀座のフランス料理店『ロオジエ』で衝撃を受けて、『これはフレンチにいくしかない』とすぐに思ったんです」 成澤亨太が30代前半だった頃のロオジエは、2007年11月に日本初上陸したフランスのレストランガイド『ミシュラン・ガイド』日本版で三つ星を獲得し続けるフレンチの名店だった(もちろん現在も)。銀座のイタリアンレストランでソムリエをしていた成澤は、じつはフランス料理を食べる機会は少なく、グランメゾンのサービスを体験するのもこの時

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          10年前、パティシエールに未来なんてなかった|塩崎桂子

          4年振りの現場、元同僚の夫に誘われてTOYOへTOYOの前シェフ、大森雄哉氏から塩崎に「塩さん、手伝ってくれませんか?」と連絡が来たのは2018年のことだった。 この年の3月に日比谷ミッドタウンにオープンしたTOYOは、6月にフランス大使館でのケータリングの依頼を受けた。オープン当時は、パティシエが不在だったこともあり、大森氏がケータリングでのデザートの制作を塩崎に依頼したのだ。 「ダイナースクラブ レストランウィーク2018のプレス発表会だっただけでなく、大森さんがフラ

          10年前、パティシエールに未来なんてなかった|塩崎桂子

          職人であり続けるために、新しい職人になる|大澤康二

          フランス語で「職人」を意味する「artisan」と、芸術家を意味する「artiste」とよばれる存在は、1793年と1806年の法律で身分が定義されて以来、近代フランスでは分けて考えられるようになった。しかし、中世で両者は「arts(技術)」をもつ技術者として同様に扱われており、近代の階級社会が崩れた現代では、職人のなかにも芸術性が存在することが主張されるようになった。 本来「技術者」を意味するArtisanの姿は、時代に合わせて変っていくとしたら、現代はどんな姿なのか。R

          職人であり続けるために、新しい職人になる|大澤康二