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毒親エピソード

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わたしと家族の、過去の話。
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怒られているこどもが、涙が出ることについて言い訳してみた。

交感神経と、副交感神経が人間の身体に備わっている。
というか生物に備わっている。環境に応じて生き残るために、身体のいろんな器官を動かすのだ。

涙は、この2つの神経反射の結果で流れる。感情が揺れることで神経が刺激され、涙腺に伝わり、涙が生成され流れる仕組み。だから、これをコントロールすることはほぼ不可能である。

不可能なのだ。怒りは交感神経を、悲しみは副交感神経を働かせるのだから、自然と涙は流れ

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母は、最後まで私を子供扱いしていた。

彼女の中で私は子供、というより、いつまでも幼子でした。

閲覧ありがとうございます。

私の毒親に関するエピソードの多くは小さい頃に受けたものなのですが、大きくなるにつれて暴力が少なくなっただけで、結局家出して絶縁する直前まで、毒は有り続けました。

今回は、私が大学三年生の春から夏にかけて起きていたことについて。
その時期、母は子宮に問題が見つかり、入院し手術する必要があると病院で診断されていま

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捨て置いてきた感情はどこかに消えた

閲覧ありがとうございます!
毒親から受けたエピソード3つ目です。

私が6歳、7歳の時、母から受ける罰のパターンが二種類ありました。

なにか叱られることをしてしまう
(掃除が不十分、帰るのが遅い、ゲームばかりしている、口答えする等)

1~2時間正座させられるor1時間ほど玄関先に立たされる

説教

説教ついでに数回ぶたれる、蹴られる

母の気が済むまで続く

こんな感じで私はよく怒ら

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涙で見えない楽譜にしがみついていた

涙で見えない楽譜にしがみついていた

閲覧ありがとうございます。
私が母から受けていたことを残してみよう第二弾です。

苦痛でしかなかったエレクトーンの練習2歳、3歳の頃から、私はエレクトーンを習っていました。

エレクトーンとは
二段の鍵盤と、足鍵盤が特徴的なキーボード。両手、両足を使うだけでなく、いろいろな楽器の音色を出すことが出来る。パーカッション(ドラムとか)も設定できる。1台オーケストラ。分解できるため、引っ越し族やアパート

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幼い私は無言で耐えることしか知らなかった。

幼い私は無言で耐えることしか知らなかった。

痛い思いが1番早く終わるには、これしかなかった。
閲覧ありがとうございます!
毒親育ち、を銘打ってnoteを始めたものの、エピソードを書き起こして無かったな、と思いマガジンを作ってみました。
今回は初めての記事になりますね!
私、私の家族についてはマガジンの概要をご覧下さい。

では早速。以下、文体が変わります。

初めてのおてつだい保育園の年長さんになってから、母に家中の掃除について教えてもらう

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