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本を読んで人生を変える! 読書家 | 英語話者 | ITエンジニア | 旅人 | ギタリスト | 転職6回 | 海外20カ国渡航 | 海外滞在歴2.5年 | HSS型HSP | 愛着障害

最近の記事

読書メモ1203:たいていのことは20時間で習得できる

タイトル:たいていのことは20時間で習得できる 著者:ジョシュ・カウフマン、土方奈美(訳) 読み終えた日付:2023/12/3 感想: アメリカの作家、ジョシュ・カウフマン氏による新しいスキルを超速で身につける方法。 新しい語学、楽器の演奏、ビジネス立ち上げ、プログラミングなど、たった20時間で新しいスキルを習得できると思うだろうか。マルコム・グラッドウェル氏が著書「天才!成功する人々の法則」で提唱している1万時間の法則を思い浮かべる人もいるだろう。 私も短時間で新しいスキル

    • 読書メモ1125:超予測力

      タイトル:超予測力 不確実な時代の先を読む10か条 著者:フィリップ・E・テトロック&ダン・ガードナー、土方奈美(訳) 読み終えた日付:2023/11/25 感想: ペンシルベニア大学経営学・心理学教授のフィリップ氏とカナダのジャーナリスト、 ダン氏による読むだけで予測する思考、スキルについて言及した著書。 不確実な未来を正確に予測することは確固たる 統計データが存在しないものには不可能に近いと思える。 正確に将来を見通す力があったら、想定外の事象を避けて理想の人生を歩める

      • 読書メモ1124:最強知名度のつくり方

        タイトル:最強知名度のつくり方 著者:西村誠司 読み終えた日付:2023/11/24 感想: にしたんクリニックで有名なエクスコムグローバル社の社長による知名度の大切さを伝える著書。 目立ちたがり屋でもなければ、人に知られる有益性に考えることは少ないように思う。 ただ、西村社長は商品・サービスを消費者に売るためには 「知名度」が品質や機能の高さよりなによりも大事だと主張。いくら高品質な商品を製造していても 人に知られなければ買われることはない。 言われてみれば、その通りである

        • 読書メモ1118:THINK AGAIN

          タイトル:THINK AGAIN 著者:アダム・グラント、楠木健(訳) 読み終えた日付:2023/11/18 感想: 組織心理学者のアダム・グラント氏による「考え直すこと」の重要性を説いた著書。 この本を読む前は自分の信念は正しいと思い込み、人の意見に対して真剣に耳を傾けることは 少なかったように思う。仮に自分の考えが間違っていても即座に受け入れるのは難しい。 ただ、「自分の意見が間違っているかもしれないという疑念を表現すれば、 自信と謙虚さをバランスよく示し、相手の好奇心を

        読書メモ1203:たいていのことは20時間で習得できる

          読書メモ1110:世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

          タイトル:世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療 著者:津川友介、勝俣範之、大須賀覚 読み終えた日付:2023/11/10 感想: (がん告知は受けておりませんのでご安心ください) 医療データ分析専門家3名による、がんについて正しく知ることができ、間違ったがん情報にだまされないようにすむ著書。 保険が適用される治療法こそが最善の治療法であると指南。なぜなら、厳しい臨床試験を経て、効果が徹底的に調べぬかれた1万個に1個程度の薬だけが標準治療として認

          読書メモ1110:世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療

          読書メモ1106:「繊細さん」の4つの才能

          タイトル:「繊細さん」の4つの才能 著者:コートニー・マルケサーニ  和田美樹(訳) 読み終えた日付:2023/11/6 感想: 理学修士、ヨガインストラクター、総合医療栄養協会の認定ヘルスコーチ、HSP研究者のコートニー氏による繊細さを強みに変えるヒントとセルフケアについての著書。 HSPはSPS(感覚処理感受性)が強く、情報の処理と解釈を普通の人よりも深く行っている。 繊細さ、敏感さがネガティブな文脈でとらえられることが多いが実際は4つの才能を備えているとい

          読書メモ1106:「繊細さん」の4つの才能

          読書メモ1026:回復力

          タイトル:回復力 著者:畑村洋太郎 読み終えた日付:2023/10/26 感想: 失敗学の専門家、畑村氏による失敗との向き合い方を指南した著書。 ここで失敗とは「人の行動や選択の結果、その人や周囲の人の意図しない、そして望まない結果になること」と定義している。 日本社会では失敗を認める土壌が整っておらず、個人単位では寛容であっても社会では失敗者に対して糾弾する様子が 時折見られて、窮屈な社会だなと良く思う。チャレンジした結果失敗することをなぜ批難するのか私には理

          読書メモ1026:回復力

          読書メモ1023:「幸せをお金で買う」5つの授業

          タイトル:「幸せをお金で買う」5つの授業 著者:エリザベス・ダン、マイケル・ノートン 古川奈々子(訳) 読み終えた日付:2023/10/23 感想: ブリティッシュコロンビア大学心理学准教授による幸せを得る具体的なお金の使い方5つを紹介した著書。 著書の中では物質的な幸せよりも精神的な幸せに焦点を当てている。たとえ大金持ちでも幸せではない人はたくさん存在する。お金が人生のすべてだと思っている人もいるし、お金が一番ではないという人もいる。 著者はお金を「使う」ことによって、

          読書メモ1023:「幸せをお金で買う」5つの授業

          読書メモ1018:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

          タイトル:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 著者:森岡毅 読み終えた日付:2023/10/18 感想: 窮地のUSJをV字回復させたマーケッター森岡さんによるマーケティングを理知的に語った著書。 日本企業でマーケティングに力を入れている企業は少ない。それはマーケティングの根本を理解していないからだと思う。 マーケッターは消費者理解の専門家であり、どの市場で戦うかを戦略的に思考して、売り上げを最大限に伸ばす仕組みづくりをすることが重要。自分が何を食べたいかは関係なく、消

          読書メモ1018:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

          読書メモ1013:自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法

          タイトル:自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法 著者:ひだまり 読み終えた日付:2023/10/13 感想: 愛着障害で悩んできた経験のあるひだまりさんによる著書。 日本の家庭の80%は機能不全家庭だといわれており、愛着障害を抱えたアダルトチルドレンを生みやすい環境がある。 愛着(アタッチメント)とは、イギリスの精神科医ボウルヴィが提唱した概念で、「特定の人に対する情緒的な絆」のことで、幼少期にこれが形成されないと愛着障害となる。 自分が回避型愛着障害

          読書メモ1013:自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法

          読書メモ1012:トランジション

          タイトル:トランジション 著者:ウィリアム・ブリッジズ 倉光修、小林哲郎(訳) 読み終えた日付:2023/10/12 感想: 人間性心理学会の会長やコンサルタント会社経営の経歴がある著者によるトランジションの話。 就職、結婚、転職、離婚、引っ越し、留学、親との死別など人生には重要な局面がある。 ただ、ここでいうトランザクションとは「自己変容」を伴う心境の変化であり、外部ではなく内部の変化を指しているようだ。 外部要因によって変わらざるを得ない状況に追い込まれることはある。 た

          読書メモ1012:トランジション

          読書メモ1005:JUST KEEP BUYING - 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

          タイトル:JUST KEEP BUYING - 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 著者:ニック・マジューリ 児島修(訳) 読み終えた日付:2023/10/5 感想: スタンフォード大学卒のデータサイエンティストによる富の構築を科学的に説いた著書。タイトルから勝手にお金が増えていく魔法のような方法を想像するかもしれないが答えはシンプル。 お金の増やし方は各々の資産に応じてアプローチが異なる。定期的な収入はあるが、資産がまだ十分でない場合は「貯金」から始めるべき

          読書メモ1005:JUST KEEP BUYING - 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

          読書メモ1003:脳を司る「脳」

          タイトル:脳を司る「脳」 著者:毛内拡 読み終えた日付:2023/10/3 感想: お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教授に毛内さんによる脳の正体を解説した書。 日常生活で脳を健康に保つためには、ノルアドレナリンが放出されるように促し、アストロサイトを活性化せることで記憶力や学習効率の向上に効果があるそうである。 ノルアドレナリンの放出が増加するのは、新しい環境に身を置いたり、良い刺激を受けることが良いらしい。新しい人に出会う、新しい趣味を始める、実際に人に会わなくても

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          読書メモ0928:サードドアー精神的資産のふやし方

          タイトル:サードドアー精神的資産のふやし方 著者:アレックス・バナヤン 太田黒泰之(訳) 読み終えた日付:2023/9/28 感想: 2012年『フォーブズ』誌が選ぶ世界で活躍する「30歳未満の30人」に選出されたことがあるアメリカの作家、アレックス・バナヤン氏による成功への道筋についてドラマティックにまとめられた名著。 「人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つの入り口が用意されている」という意味深な件から物語が始まる。 大学生の主人公は

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          読書メモ0922:過敏で傷つきやすい人たち

          【読書メモ0922】 タイトル:過敏で傷つきやすい人たち 著者:岡田尊司 読み終えた日付:2023/9/22 感想: 医学博士、精神科医、作家の岡田博士による人がもつ過敏さを学術的に解説してさらに対処法を指南した著書。 筆者は過敏な傾向を「神経学的過敏性」「心理社会的過敏性」「病理的過敏性」の3つに分けている。何に過敏性を示すか知ることは非常に重要だと思う。脳の気質でHSPは生まれつき不安や恐怖を感じやすいらしいが、その過敏な状態を抑えるには「認知行動療法」や「セロトニンの働

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          読書メモ0919:物語思考

          タイトル:物語思考 著者:けんすう(古川健介) 読み終えた日付:2023/09/19 感想: 起業家でエンジェル投資家のけんすうさんによるキャリア設計術。自分を物語の主人公にしたためて動かすことで理想の実現を目指すという発想が新鮮であった。 人は誰でも希望をもち理想を実現したいと願っている。それは過去からの延長線上で未来を決めてしまうのが普通だと思う。今までにこういうことをやってきたから、未来はこうなるのではないかと。著者はまず将来の理想像(キャラ)を詳細に設定して

          読書メモ0919:物語思考