読書メモ1013:自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法

タイトル:自分ひとりで回避型愛着障害をなおす方法

著者:ひだまり    

読み終えた日付:2023/10/13

感想:

愛着障害で悩んできた経験のあるひだまりさんによる著書。


日本の家庭の80%は機能不全家庭だといわれており、愛着障害を抱えたアダルトチルドレンを生みやすい環境がある。

愛着(アタッチメント)とは、イギリスの精神科医ボウルヴィが提唱した概念で、「特定の人に対する情緒的な絆」のことで、幼少期にこれが形成されないと愛着障害となる。

自分が回避型愛着障害と認識できた場合は、とにかく自分と向き合う、ずっとやりたかったことをやる、そして一番おすすめされているのは「モーニングノート」を毎朝書くこと。これは頭に浮かんできたことを片っ端からすべて吐き出すように書き出すことを指す。なぜ、これが効果的なのか。それは、本来自分がどうしたいのか、どうしたらいいのかという答えを持っていて、自分と向き合うことでそれが見つかるからだと解釈した。

人生がうまくいかないと感じるときは「運」の流れに乗れていないときであり、流れに乗れば無理せずありのままでいられて力を発揮できるそうだ。

恋愛やパートナーシップは「好きなもの」「趣味」「居心地のいい居場所」「ハマれるもの」など追及したうえで自然な縁を見つけるのがおすすめらしい。


ここ数年~10年くらいを振り返ってみると、自分の好きな活動へ熱心に取り組んでいるときに人生が好転したように感じたり、興味深い魅力的な人たちに出会えたことが多かった。逆に嫌々仕事をしている場面では人間関係も安定せず、波に乗れていない感じがすることが多い。

つまり、いま目指している方向は自分にとって正しい道なのだと認識できた。自分の人生に正面から向き合い、課題に取り組むことが今後も必要だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?